(ショパンのエチュードop.10-9 ワンポイントレッスン動画) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

またまた引き続きショパンのエチュードのワンポイントレッスン動画の記事をリブログさせていただいた。

今回は、エチュードop.10-9 ヘ短調。

今回の練習アイテムは、“横外1錘”。

錘を使って左手の親指を開きながらも手首を脱力する練習をすることで、左手の動きが柔軟になり、右手のソプラノ(高声部)に色を添える左手親指のテノール(内声部)をうまく出してデュエットのような演奏ができるようになるのだそう。

模範演奏では、確かに一見伴奏音型の一部でしかない左手の親指が、実はしっかりと歌になっているのが分かる。

 

 

 

 

 

 

 

【おまけ:私の好きなop.10-9の演奏】

 

●リ・スーチェン

https://leedspiano2018.medici.tv/replay/second-round-with-siqian-li/ ※32:20~

 

上のレッスン動画で言及された、右手の情熱的な歌とそれに連れ添う左手の控えめな歌との二重唱、という構図がバランス良く表現される。

 

 

なお、これまでのエチュードについてはこちら。

 

op.10-1

op.10-2

op.10-3 「別れの曲」

op.10-4

op.10-5 「黒鍵」

op.10-6

op.10-7

op.10-8

 

 


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