(ショパンのエチュードop.10-4 ワンポイントレッスン動画) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

またまた引き続きショパンのエチュードのワンポイントレッスン動画の記事をリブログさせていただいた。

今回は、エチュードop.10-4 嬰ハ短調。

今回の練習アイテムは、“錘でブランコ”。

これを使って指の関節に意識を集中する訓練をすると、緊張感のある演奏ができるのだそう。

 

 

ちなみに、スタインウェイのピアノで弾くと、「1小節目の3拍目4拍目にかけて狂おしく胸が締め付けられるような音色に変わ」るとのこと。

聴いている分には、テンポが速すぎて判別が難しいが(笑)、でも何となく分かる気がする。

ぶわっと盛り上がっていく感じ(語彙力…)。

 

 

また、今回の動画では「左手切り替えでちょっと悔しいところがあ」ったとのこと。

どこのことなのか私にはよく分からなかったが、皆様はお分かりになるだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

【おまけ:私の好きなop.10-4の演奏】

 

●マウリツィオ・ポリーニ

まずは何と言ってもこれである。

万全のテクニックに、この曲にふさわしい力強さ。

広くお勧めできる演奏。

 

 

●小林愛実

ポリーニほどのパワーはないものの、テクニック的に遜色ない。

それに、この曲らしいデモーニッシュな雰囲気がよく出ており、明快でアポロン的なポリーニの演奏とはまた別の良さがある。

 

 

その他、あっさりサクサクとしたクシシュトフ・ヤブウォンスキ盤(Apple Music)もなかなか良い(特に中間部の左手の急速な繰り返し音型がノンレガートで弾かれ小気味よい)が、YouTubeでは見当たらなかった。

 

 

なお、これまでのエチュードについてはこちら。

 

op.10-1

op.10-2

op.10-3

 

 


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