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もう、どうにも止まらない。寸暇を惜しむように朝から散々うだうだと戯れ。予定押してチェックアウト。

そのため、念願のホワイトハウスを一瞥し、予定してくれたNHLの試合に遅れそうになり焦る。

WashingtonSquareの向かいにあるTAPASで急ぎランチ。サングリアを飲む。ちょっといい気分。


しかし、彼に急かされ。手を引いてバックオフに間に合うよう、ダッシュ開始。ほぼスタジアム1周。

フルマラソンに向けトレーニング中の彼は、走るのが早い!

それでも、手を引かれ。その手をは、しっかり私の手を握り。びゅんびゅん、走っては大笑いした。


ホワイトハウス、ランチの後は、NHLゲーム観戦。NY対DC。一番前の席。選手の背中で何も見えず。

ソフトクリームを舐めあったり、ふざけあい、キスをし、大はしゃぎして試合観戦。

甘い時間は瞬時に終わる。

夕方、彼に見送られアムトラックに。一路NYへ戻った。

いつまでも、ゲートで私を見送る彼の姿が嬉しかった。

NYでは、スーパーボール観戦パーティ。仲間が集まっている。
カードはブルズ対コルツ。
ゲームはすでに始まり、おそらくは最も楽しいシーンは見逃したが、友人宅に合流。
今日は、鍋パーティ。

みんな、なんとなくマニングスの応援。
結果、大半の予想どおり、コルツがゲームを決めた。
シャビーなゲームに、途中から落胆の声。

犬と遊び買い出しへ。プリンスを見逃す。

後は、football談義と名目の飲みが深夜まで続いた。

辛ラーメンとハーゲンダッツを食べ閉会。

私は、そのままソーホーに滞在。
翌日はインタビュー。なのに、なんだか飲みすぎ。

それは、気になる人のせいなのかもしれないと思いつつ。浅い眠りに落ちた。


目覚めるとF10度。極寒の朝が待っていた。大寒波の朝。

現実は寒く厳しいものである。

DAY7:DC2日目

前夜ほぼ寝ていないことに加え、ここ数日の深酒。

頭がぼんやりして、ちっとも目が覚めない。

私は部屋に戻り、そのままベッドに倒れこんだ模様。

コートだけは友人がクロゼットに掛けてくれていたが

タイツも何もかも身に着けたまま、意識が覚める。


隣室で寝ていたはずの友人が、隣りにいる。


お酒の残った頭を抱え、身をずらすと、彼も目を覚ます。

「お水・・・・のみたい」かろうじて声を絞り出すと、ベッドにボトルを持ってきてくれる。


携帯をどこに置いたっけ。と思い立ち隣室に入ると、どうも彼はここで寝ていた形跡が在るのだが

なぜだか隣りにいる。頭が働かない。お水を飲み、また眠る。その繰り返しを3セットほど行う。


目覚める度、彼が起きていることが不思議でならない。もしや、私の鼾のせいではと不安で訊くと。

「キミがあんまり可愛いから、昨日は気になって眠れませんでしたよ」

「いつ、キスしようかと思って。ずっと悩んでたから寝不足ですよ」と、反応に困る目覚めの一言。



ベッドから抜け出せず、うだうだ、だらだら。寝たままで話す。

「今日の予定が、終わらないよ」と促され、気合で起き立つ。熱いシャワーを浴び、30分ジャクージに。

漸く目が覚め部屋に戻ると、今度は友人が寝ていた。おーい、おきてよ。声を掛けると、眠たさかちょっかいを出す。

身支度をする私に、「あなた、可愛いね。今日の服も、また素敵ですね」。そんな軽口を叩く。


結局、10時過ぎ、フレンチダイナーのブランチでスタート。


その後、世界各国のFreaMarketを見てぷらぷらと歩く。NYより暖かいので、散歩も苦ではない。

追って、彼の緻密なscheduleによるアーリントンセメタリーやHolocaustMuseum、かなり文化的な観光。


彼は何かを知っているわけではないが、命について考えるツアーとなった。

突如、彼がまじまじと私を見る。


「あなたさあ、すごく可愛いね」

びっくりした。

寒い街、彼のコートのポケットの中で手を繋いで歩く。腕を組みたいと言われ、照れる。

元々は、私が大学時代にお付きあいした彼の仲間。
なんとなく気になっていた人ではあったが、お互い相手がいたし、彼は卒業後すぐ福岡へ。
私も彼と別れ、皆とも疎遠に。そのうちに彼は渡米してしまったから、会うこともなかった。

気付くと、彼は私を見ている。恥ずかしくなり、目を反らす。不意をつかれ、抱きすくめられた。


「今日も、可愛いね」
「あなたね、目がきれい。目が好きだな」


そう言ってまっすぐ見つめられた。

どうしよう。

いや、これはいわゆる、大人の"カジュアル"な付き合いなのか。
それとも、気持ちを確かめ進めるべきなのか。

いずれにせよ、私は明日にはNYへ戻り、次に会えるのは、いつか分からない。
もはや、すっかり恋人のような雰囲気と関係になってしまった喜びを隠し切れず、不安は沸々と。


偶然、お互いに次に行ってみたい国は、同じギリシャとモロッコだった。

夏休み、一緒にギリシャにいけたら楽しいね。などと、ちょっと楽しい計画を立てながら。

今日は節分。折りしも節目の日。鬼を探し豆を捲かねばならぬのか。


いったい、どうなるのかな。

DAY6-7:via Washington DC


今週末は、DCにて友人と再会。彼は、これまた大学時代の彼の仲間。

当時は仲間で集まっては、夜を徹しボーリングやカラオケをしたもので。

その、10人ほどのグループで共に眩しき大学時代を過ごした面子。

社会人になり、彼が福岡に転勤となってからも、メールのやり取りをしていた時期もあったが。

8年も前からアメリカに居を移しているとは知らなかった。10年ぶりに会うので、ちょっと緊張。


前日までのやり取り。おそらく妹分は22歳で年齢が止まっているのだろう。よほど心配なご様子。

地図や帰りのAmtrakの手配まで。私が「仕事、大丈夫?」と気がかりになるほどケア&準備を頂く。


ルートは散々迷った挙句。飛行機にすると、Handlingの化粧品が面倒で、電車かバスということに。

家主の「ChinaBusなら数ブロック先から乗れるよ!」という勧めで、バスに決めた。


前夜、というより朝まで飲んでいて、バスの出発2時間前に帰宅。

酔った頭で、慌ててシャワーを浴び着替え、身の回りの衣類を小さいバッグにパッキング。

学生時代の合宿生活、社会人での出張生活って、こんなところで役に立つんだなと苦笑。

さらには、すっぴんであるためですが。私、パッキングと出かける準備早いです。笑。


階下のベーグル店で、いつものフレッシュオレンジとセサミベーグルを買い求め、

9:30.慌ててタクシーを拾い、9ブロック上る。バスの旅なんて初めてである。緊張気味。


5時間後には、DC(本当は私のミスでヴァージニア)に着くはず。

やれやれ一眠り、と思った矢先。昨夜飲んでいた友人からの電話でうつつの世界に。

ちゃんとバスに乗れたかどうか、気がかりで電話をくれた模様。NYに戻ったらまた飲もうと

早々に切り、再び睡眠をと企むも。以降、バス内で映画上映開始。結局眠れない。あーあ。


13時半。VirginiaのDowntown着。右も左も分からないが、とりあえず下車。


ホテルまで1人で行くとばかり思っていたが。友人に電話すると、仕事を切り上げ、迎えに来てくていれた。

何と至れり尽せりなことか。感激しつつ、既に1ブロック先にいることが判明。


スタバの前、車の中にいる友人を発見。ちょっと痩せたなあと思った。2007_0203_032.jpg

10年ぶりの再会。かなり緊張する。

しかし、5分話すとお互い昔のまま。何となく安堵。


途中、Vetonamieで軽くランチを取り、まずはチェックイン。

彼の家は、DCから2時間ほど車で離れたところらしく。

「往復すると時間がもったいないのと、せっかくなのに飲めない」

ということで、若干躊躇したが、一緒に泊まる予定である。

あの頃は、よく海や山、誰かの別邸、あるいは転勤先で。

皆で所狭しと雑魚寝したねと懐かしく話して、照れと不安を掻き消す。

滞在先はHotelMonaco

壁がドーナツプラント。モダンでsweet。ご機嫌な私。

そんなわけで、2BedRoomになるsuiteを取ってくれていた。ゴージャスで愕く。
フロントで手にしたブローシャーを見たら、おそらく$1,000.-/nite 以上するのではないかと気になるも。

「わざわざ来てくれるんだから、いいんですよ」と言って頂き、そんな職業病を追いやり素直に喜ぶ。


彼はここに来て8年。毎年母校の小学生たちの学習ツアーガイドをしているのだとか。

すっかり詳しくなった街、板についたガイドで案内してもらう。


1日目。分刻みでscheduleが組まれていた。まずは宇宙科学博物館。宇宙大好きな私。おおはしゃぎ。
ここを小学生より楽しんでる人は初めてだと、笑われる。いいではないか。

その後、ひとたびホテルに帰還。

ロビーバーとお部屋でワインを飲み。ディナーへ。

全て手配して頂いているようで、時間までBarで時間を潰すも。

疲れているのか全然ご飯を頂けず、小鳥ちゃんと笑われた。
そして、案の定。寝不足がたたり、寝てしまう。ごめんなさい。

どうやら、ディナーの席について1時間もしないうちに

私は突如、「社長、姫は寝るでございます」と言い捨て、

スタスタと席を後にし部屋に戻ったたそうである。

恥ずかしすぎますよ、わたくし。


明日は節分。厄が終わるお祝いをしてもらった。
昨年は、本当に大きな一年だった。

厄年と言って片付けるには、程遠く。

この先、どんな日々が続くのかな。

DAY6:友人と過ごす一日


あっと言うまに日々は過ぎ。

本日は朝から、知人と待ち合わせ。コーネルでドクター取得猛勉強の彼。

5月までに4つの論文を仕上げるとのこと。殺人的忙しさのなか、お時間作っていただいた。
ありがとう。

実はこの方。私も、昔から面識はあるもののB男の幼馴染。

コンタクトすべきか、否か。かなり間際まで迷ったのだが。

前回帰国時に、命について語った禅僧でもある彼に、何となくこのタイミングで会いたかった。

ブルックリンブリッジを歩き、south port pierの彼お気に入りのcafeでお茶。

Bやその他友人のupdateを他愛もなく話す。


そして、話は命のことに及ぶ。

「だいじょうぶ。きっといつか、Positiveに振り返ることができる日が来るよ」

「それにしても、あなたも随分酷い男と付き合ったもんだね。」

そう。相手のことは何も知らず。彼はあたたかくそう言った。

何となく心が痛んだが、たぶんずっとその相手を知ることはないとも知っていた。


ほんの3時間ほどでしたが、あったかい時間。あったかい気持ちを頂いた。


彼と別れ、思い立ってイーストビレッジへ。可愛いショップが立ち並ぶ。
MARC JACOBSやRUEHL925でお土産を仕込む。可愛いよ。みなちゃま、楽しみにね。


で。

夜はまた別の知人とディナー。

これは、大学時代にお付き合いしていた彼の友人。彼らの部活は、合宿所だったため

おそらく1-2回、合宿所で顔を合わせた程度の面識だが。彼の仲介で、10年ぶりの再会。

これまた、多忙な人。プライベートバンカーである。出張から戻った足で来てくれた。


10年前に会ったきり。解るか不安になりつつも。


79&Ams。アッパーウェストのフレンチNice-Matin で直接待ち合わせ。

ドアサイドに立つ日本人らしき男性を発見。向こうもこちらを見ている。

お互い、恐る恐る近寄り、相手の確認。気分はBlindeDate。笑

かなりお店は混んでいて。どうやら人気店の模様。

分かりやすくequityや投資の説明を頂きつつ、ご機嫌なご飯。

お薦めでフレンチステーキをオーダーするも、ボリュウムに負け気味。


かなり話の面白い方で、すっかり盛り上がる。


ワイン1本とともにディナー終了。「もう一軒どう?」とお誘いを頂き、近くのBarへ。

赤いラウンドソファがちょっとエロティックな雰囲気。たぶんColumbusと81&2にある、Calle Ocho

best new york city restaurants

何を飲もうかなあと思案していると、「ここはMojitoが有名なんだ」と教えてくださる。

というわけで。実は、ラムは体質に合わない模様。

飲むと酔っ払ってしまう惧れ大なので躊躇するも。まぁ、せっかくだし。

1杯だけなら。ということで、予めお断りを入れモヒートを飲み始める。

結局、2杯飲んでしまう。1杯目と味の違いを感じるということは、そこまで酔っていない。



calle ocho3で。いつしか話題はF1。

最高のシートが一枚余っているから、と誘って頂き。

話しを進めてていたらですよ。

あれ
あれれれれ

インディアナで泊まる元バンカーの学生って。

こまけん兄さんじゃないですか!

いっつあすもーるわーるど


今すぐ3人で話したい!と彼のアパートへ。
2人して電話番号を探すも見付からず、電話攻撃は諦め。

兄さんのblogを見て、彼女噺で盛り上がるが。

彼の写真集を見ているうちに、すっかり眠ってしまったわたくしでした。。。

あーびっくりした~

兄さん電話ください。

私は今からDCへ参ります。


上流1%の~rumiさんにお勧め頂きました(ありがとうございます!)
共立美術館の絵本展を観て、その後MoMAへ。

1fにできたmodernでひとりランチ。ごーじゃすう!

私はarchtectureのコーナーを楽しみにして行ったのですが。
思ったより、よかったのが

mattise

一切の遠近法を無視した空間の描き方に見入ってしまいました。

学芸員をつかまえて解説してもらい、大満足。

明日はupperの外れにあるミュージアムか、イサムノグチに行きたいな。


夜は今日はちょっとお休み。2軒先のChineseでtogoのヌードルとビールで済ます。

夜、友人からWestHollywoodで飲んでるから来て!と電話をもらうも。


寒くてやや疲れが出ているので、パスして早め就寝。



Day 4;

久々に、細い18KGの丸線を買おうと、のダイヤモンドストリート(47stと5th-6th)に行ってみた。
日本では引いてもらわないとないのである。

すると、驚く程お店が入れ替わっており、以前買っていたお店はない。
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一軒かろうじて残っていた、RossMetalsで
日本で買えない、0.8や0.5のPTやK18の丸線を買う。

このあたりはJewish st.とも呼ばれており、

ガイリッチ-の映画(失念)にも出て来た、大ユダヤ人街。

いかにもスノビッシュなマダムを乗せたストレッチリムジンが

じゃんじゃん横付けされている5thを一筋入ると。
ここはもみあげを巻いたユダヤ人、イスラエル人、インド人、中国人等々。マイノリティーの坩堝。不思議な空間である。

これは、世界広しと言えどもダイヤのオープンマーケットは、

NY、テルアビブ、ボンベイ、アントワープの4箇所しかないためである。

ダイヤを求め、ダイヤの人々が集うのだ。懐かしきボンベイも、そうだった。

夕方、Jewelryつながり。日本人の方と会う約束。

しかし、ご指定の旭屋書店が移転してしまい、私は1時間半グラセン周辺を彷徨う。

アメリカ人のよさなのかいい加減さなのか。誰に聞いても自信たっぷりに、違うお店を教えてくれる。

すっかり疲れ果てるが、友人の彼の家にご招待。

ディナーをご馳走になる。


彼のおにいちゃまがDogTherapistなので、家には犬3匹。

いずれもかなりシャイな子達らしいのだが、

またここで異常なまでに、犬好き発揮。懐かれた3匹が離れない。


鱈のグリル。そして、Budweiser Selectedをしこたま頂き

(Minority文化に触れた日に、USの象徴を飲む皮肉ね)また居眠り。

ふと気づき慌てて外に出る23時過ぎ。外は、また、ゆきーーーー!

いよいよ、NYの冬らしくなってきたと言うべきか。

巨大な郵便局は白い景色に埋まり。大雪の気配なのでした。


Day3:

まだ時差ボケが抜けないので、眠くなる美術館はちょっと後回し。
グラウンドゼロに行ってみようと思った。(というかCentury21に。)


以前訪れたときは、瓦礫の山と壁しかなかったが
駅も再開、モニュメントの建立は進み、様相は一変していた。

命について考えつつ。
生と死に着いて考える。
生きているのではなく、
自分は生かされているんだなー。
と思ったり,考えることしばし。

が。

海からの強風があまりに冷たい。無理です。
マフラーを買おうとcentury21に入ってしまった。

行っちゃまずいよと思っていたのに。
あっという間に、intimatesと靴を貪る。

Pucciの黒プリントウェッジ、サボ。Chloeメタリックゴールド、

narciso rodriguezのメタリックシルバー、marc jacobsたち。

バレエとデニムのマウスシューズ。ラウンドトゥヒールx2。
なにやってんだか。
あっという間に、大人買いをしてしまったのである。

Viktor&Rolfのシルクインナーにノックアウト。
可愛さに買い漁る。

産婦人科の医者から厳命されわたくし、
おぱんつは綿かシルクしか身につけないため、アメリカに来るといつも、コットンのものを買いだめる。
アメリカものは、ヘビー級洗濯機への耐性?丈夫でよろしい。

そして、Spandexが入っているためフィット感がまたよろしい。

日本のって、可愛くないしすぐへたるし、何だか大きいんだもん。

そして、valentinoとchloeの安さに。さらに洋服も大人買いしてしまいそうな勢い。(結局買いました)

今回は無職だし、買い物はしないのだー!と、ママに公言したのも虚しき。。。。

恐るべし物欲。

んでもってオフィスビジットが月曜に決定。

夜は、Chealseaの何でもないチャイニーズで、空芯菜炒めや何でもない中華。

たぶん、8 or 9Aveの25thあたり。

飲みすぎなので、チンタオ1本で止めておく。

隣りの席の方が、ただひたすらに、青唐辛子の素揚げ山盛り&ライスを食すのに驚愕。


兄と5ブロックほど歩いて帰宅。寒いのでバスタブにお湯を張り、おやすみなさい。。。


時差のせいで、連日早朝目が覚めてしまう。5時台。老人か?

とりあえずコートを羽織り、階下のMURRAY'S BAGELS で焼きたてのピースを購入。

紙袋を伝う焼きたてのぬくもりを幸せに抱きしめ。急いで階段を昇る。



部屋でコーヒーを淹れ、

まずは外側かりかり、中はもちもちのベーグルで朝食。


週末のDCツアー計画含め、会う約束している数人と連絡。

メールや調べもの、洗濯等を済ませた後は、ランチ。



Nolitaの兄の家近く、フレンチダイナー"FrenchBull"へ。
まさにムシューと呼ぶにふさわしい、

フランス語訛りの英語を話すオーナーと思しきフレンチのおじさま。

狭いカウンターで所狭しとつくるご飯は、パリのEsprit。
半熟のノッグエッグ+スティックトースト+ハム+フルーツ。

妙に丈の短いグラスに浪波揺れる赤ワインを2杯飲んで終了。

お腹いっぱいの後は、SOHOをプラプラショッピング。

同じビルのSigegrson Morrisonからスタート。G-STARやDIESEL、BloomieでDVFをチェック。
アメアパで黒レギンスを購入。BARNEYS-CoopでPhillipLimとデニム、靴を見て。
ニット帽を買いました。無職なので、わりと財布の紐は長いのであります。



寒さが増してきたので、ひとたび兄の家に避難。時差ねむタイムゆえ、私はお昼寝を。
起こされた後、もう1名の友人、某社駐在のRickが合流し、リクエストしたオイスターバー。AQUAGRILL へ。

この、まるでアフタニーンティーのような。2段になったオイスターやクラブに嬌声を挙げ。
4人でRawFishをがっつり頂き、ワイン3本。ご機嫌で表へ出たら、雪!

タクシーの中で寒くて友人とくっつく。
う~、寒い~。。。。。


AQUAGRILL
210 Spring St (Cross Street: 6th Avenue)
New York, NY 10012-3601View Map
(212) 274-0505

NYに着き、久々に会う兄と友人N。

2人とも、2年ぶり。気づけば10年以上付き合いになるが、大好きな2人。

でも、なぜかいつも会っているような気がするねと話しながら。

Nのベイビー、可愛いダックスのqooを連れ、初日はとアパートの周辺、chalseaをぷらぷらと。
思ったより寒くないので、さらに兄の住むnolita周辺まで移動。

私が以前見ていた、いわゆるところのmidtownとでも言えばいいのか、
"ざ。にゅーよーく"と言うのか。グラセンやロックフェラー。昔のイメージをとどめる北側と違い、

あまたの軒を連ねるブランドショップ。midtown南側は、とてもイマドキだなあと感じる。

さらにそのまま歩き、チャイナタウンへ。疲れた身体に優しく沁み入るお粥(porridge)をランチに。

時差ボケもあり、みんな金曜それぞれが飲み過ぎということもあり。
うだうだモード。chelseaのアパートに戻り、だらだらコーヒーを飲みつつ犬と戯れる。

早めの夕食を食べに、korean gardenへ。途中、なつかしいFITを通る。
以前はちょっと恐くて、1本路を間違えて入った28thは恐くて足早に抜けものだったが、

今はとっても明るくなっていて、もはや路上で飲んでいるおっさんなどいなく。変化にただ驚いた。

昔話に花を咲かせつつ、皆の近況を話す。焼酎を飲んだら、眠くて仕方なくなって来た。
そんなわたしを気遣い、21時には解散。家まで送ってもらう。

夜の冷たい風の中、家主は私をゆっくり休ませようとの気遣い、彼の家に泊まりに行くとのこと。

ありがとう。

送ってもらう道すがら、歩きながら兄と話す。

犬を連れ、信号を走っていくNの後ろ姿は。すっかり、この街の住人。
フリーランスの写真家として、ワーキングビザを取った時にも驚いたものだが。
もはや、兄よりも街に詳しく、頼りになり頼もしくなったねと。2人で見送った。

そう。この2人。

実は以前はカップルだった。
兄は、私が以前携わっていたフットボールチームの選手だった。
その彼と付合っていた当時、7年程前だろうか。
NYに赴任となった兄を追いかけ、当時OLだったNは、単身NYへとやってきたのだった。

言葉を話すこともできず、何も所属を持たず。ただ、彼を追った可愛い女の子だった。

いつしかこの街で暮らすうちに、彼女は時間潰しにと写真を始めた。
半年も経たぬうちに、あっという間に写真を学ぶための学校へと入り、我々の度肝を抜いた。
そして、その2年後。彼女は首席で卒業し、見事この街で働く資格を得た。

その頃、兄は既に日本へ帰任が決まり。NはNYに単身残った。兄の元から飛び立って行った。

私は、兄より優しく懐の広い男性に出逢ったことは、未だかつてない。
そんな彼だから。誰よりもNを応援し、手放したんだと思う。

そして、Nはとても純粋で、頭が良い女の子だ。
知り合った当時、22、3歳だっただろうか。
日本でNの周囲に居た女の子達は、いわゆる、”私たちって、お嬢さんなのよ”と
全身でアピールしていたように感じたが、その頃から仲間の女の子達とは、ちょっと毛色が違った。

もちろん、何が違うって。
ひとつは、Nはとびきり美人ちゃんだった。

透き通る白い肌、長い睫、欧米人モデルのような鼻筋。
そして、よく動く透き通ったその瞳。
話していて思わず惹き込まれ、じっと見入ってしまう程に、美しい女の子だった。
私の当時の彼とじゃれている姿をみるたび、"絶対惚れる"と、一抹の不安を感じたものである。

そして、やんちゃだった。

私たちはよく一緒に雪山に遊びに行き、ボードに興じた。飲んでは騒いだ。
そのたびに、夜通し良く話したものだが。
彼女は純粋で、思い悩み、夢を語り。そして昼間見せる顔と違う一面を見せた。

その当時からわたしは、彼女の大ファンであったわけだが。
久々に会った彼女は、ますますその輝きを増していた。

兄は、どんな想いで再びこの街に舞い戻り、今度は別の家で、同じ街に暮らすのだろう。
そんなことを思いながら、兄とアパートのドアの前で別れた。

誰よりも私を気遣い護ってくれ、そして叱ってくれるこの2人のいる、この、大好きな街。
憔悴しきった私が、真っ先に選んだ来訪地。
きっとこの2人から、あったかく穏やかな気持ちをもらえることを、わかっていたんだと思う。

この2人の恋物語が、いったいどこに向かうのかわからない。
もう、その2本の線が交わることはないのかもしれない。

それでも、きっと支え合い尊敬し合う2人をうらやましく眩しく思いつつ、私は深い眠りに落ちて行った。