ミニチュア制作 La Petite Fleuriste -73ページ目

オークションに出品しました。

今日も更新の時間が割けませんでした。

 

実は、漸くオークションに出品しました。



ミニチュアの花って売れないことをご存じでしょうか。

サンプル文化からくるものなのか、グルメな人が多いからなのか、

ミニチュアの食品は売れに売れるのです。

数十万で売れたということも結構あります。

 

オークションでも、花は1500円くらいなのに、

食品は50000円とか・・・。

クリスマス時期には、本当に高額で売れます。

それこそ、10万円前後だったりするのです。


出品したページです。

http://page22.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l5038867

アクセスはあまりありません。

ウォッチは二桁になったので、嬉しいです。

花は初めての出品になるので、ドキドキです。

 

海外のオークションで、可愛らしいミニチュアの人形を見つけました。


doll

http://cgi.ebay.com/Vintage-Olivia-original-Artist-Doll-by-Corinne-Layton_W0QQitemZ110238833299QQihZ001QQcategoryZ2461QQtcZphotoQQssPageNameZWDVWQQrdZ1QQcmdZViewItem


ところが、このアーティストの他の人形はグロテスクで全く可愛くありませんでした。

同じ人が作ったとは思えないくらいです。

そのくらいの成長を私も遂げてみたいものです。

 

あと、滅茶苦茶怖い人形を見つけました。。。

心臓の弱い方はアクセスしないでください。

アクセスする人は、お笑感覚でツッコミいれてください。

http://cgi.ebay.com/OOAK-Mystical-Friends-Centaur-and-Fairy-Cindi-Cannon_W0QQitemZ200213128684QQihZ010QQcategoryZ2461QQtcZphotoQQssPageNameZWDVWQQrdZ1QQcmdZViewItem


19万円。

http://swanhouseminiatures.com/store/index.php?main_page=product_info&cPath=79&products_id=6817

 

作った人にはとっても失礼ですが、買ったら呪われそうです・・・。

19万円のなんて驚くほと精巧な作りなのですが・・・。

 

ビスクドールについてはまた今度書こうと思っています。

その前にバルジェッロ美術館のことを書きます。

 

今日はちょっと後味悪いかもしれないので、お口直しで(これも失礼ですね><)

プリンの画像を載せておきます。


ぷりん


美少年の彫刻2

読者になっていただけると本当に嬉しいですね。

コメントやペタも嬉しいです。

特にコメントは、何か私の記事を見て感じていただけたようで

思わず、にっこり、唇が弧を描きます音譜

 


昨日の続きです。

バルジェッロ国立博物館について書くと、かなり

長くなってしまいそうなので、今日はダヴィデ2点目に焦点を当てます。

 

昨日のドナテッロのダヴィデに続き・・・


ヴェロッキオダヴィデです。

 

こちらは、ドナテッロのダヴィデの後に作られたものです。

ブロンズです。

館員に許可をとって撮影しました。



david

david



david

 


david
花のような乳首が気になるのは私だけでしょうか・・・



david


引き締まった体付き、それに機敏で清々しいダヴィデですキラキラ

ドナテッロのダヴィデは滑らかで中性的且つ官能的な女性美が出ていたのに対し、

こちらは硬質で機敏な雰囲気、そして少年の初々しい感じが出ていますね。

健康的な感じもします。

こちらの方が大衆受けしたようですが、

私はドナテッロのダヴィデの方が好きですラブラブ

技巧面も上回っていると思います。


因みに、こちらヴェロッキオのダヴィデのモデルは

14歳前後のレオナルド・ダヴィンチと言われています。

なんという美少年ビックリマーク


自身のスケッチが残っていますが、歳老いても尚、美しいダヴィンチ・・・

さぞかし美少年だったことでしょうラブラブ

当時の人々もダヴィンチの美貌を称えています。


父、セル・ピエロが息子レオナルドのデッサンを数枚持って、

親友のヴェロッキオに見せ、素描を学ばせるべきか意見を求めたことは有名な話で、

その後ヴェロッキオ工房に見習として入門したダヴィンチは

ヴェロッキオの絵画『キリストの洗礼』で衣服を抱える天使を描いたのですが、

その出来は師匠ヴェロッキオより絵の具の使用法を熟知し、

また迫真性ある完璧さで、ヴェロッキオは驚愕し、その後二度とヴェロッキオは

絵筆をもたなくなったというヴァザーリが語った逸話もあります。

更には、全体的に加筆したという話さえあります。

確か、これも、ヴァザーリが語ったものです。

勿論、この作品『キリストの洗礼』も観に行きました音譜

また別の機会に載せます。


ダヴィンチについて書こうとすると止まらなくなりそうなので、

ここまでにします。


ベルニーニダヴィデ、

ドナテッロダヴィデ、

ミケランジェロダヴィデ、

こちら

ヴェロッキオダヴィデを比べてみると面白いですアップ

いずれもブログで載せましたが

右の段にあるブログテーマ一覧“芸術”の項目から見ると早いと思います。


今日の記載は4体目、最後のダヴィデです。

ベルニーニのダヴィデはローマにありますが、他3体はフィレンツェにあります。

 


このバルジェッロ国立博物館の他の作品については今度書こうと思いますメモ


美少年の彫刻

最近彫刻のことばかり書いているような気がするのですが、

今日も彫刻について。

 

私は、遡れば幼少期から彫刻が好きだったようです。

父に連れて行ってもらった美術館で、

父に「彫刻は触ってわかるんだ、ほら、触ってみな」

と言われた4、5歳の私は嬉しそうに触ったらしいです。

それを見て、館員が慌てて飛んできたのは言うまでもないことで・・・笑

 

さて、バルジェッロ国立博物館にある美少年の彫刻のことを書きます。

この博物館はフィレンツェにあります。


フィレンツェは、当時、ソドミー(男色)の都市でした。

ヨーロッパでは、悪名高かったそうです。

『夜間犯罪および修道院取締局』も設置され、半世紀程の間で

告発された男色者はあらゆる階層に及び、数にして1万人を優に越えたとか・・・。

当時の人口が7万人程度です。

フィリッポ・リッピ、ボッティチェリ、ダヴィンチなども含まれていたようです。

色々は文献を見ましたが、ダヴィンチはそういう趣味ではないと思うのですが・・・。


以下は、去年5月19日に撮った写真です。


florence


Museo nazionale del Bargello



バルジェッロ国立博物館外観


Museo nazionale del Bargello


中庭


Museo nazionale del Bargello

Museo nazionale del Bargello


家紋のレリーフ。

Museo nazionale del Bargello

 


バルジェッロ国立博物館所蔵、ダヴィデ2点を紹介します。

以前のブログで記載したミケランジェロのダヴィデと比較してみると面白いですアップ

フィレンツェについても少しだけ書きました。


 


ドナテッロ 『ダヴィデ』 ブロンズ

david


david

戦いに勝利し、気だるく剣を下ろしたダヴィデは何故か裸。

裸なのに帽子を被り、ブーツのようなものを履いています。

しかも幼児体型、且つ女性的な官能美(胸も膨らんでます)があり、

何やら怪しい雰囲気です。

体型も女性らしい表情も、少年の時期だからこそでるものなのでしょうか、

彼の性的嗜好でしょうか。

因みに、この作者、ドナテッロは美少年が好きだったとされています。



david

お腹とお尻に注目しました。


david

この角度から見ると、鞭を持っているように見えます。


david

ゴリアテの首を足で踏みつけ、そのゴリアテの兜の羽飾りが

内ももを這う様にして伸びてきています。


david


david

ブーツの模様まで細かく彫り込んでます。

ゴリアテの首
david


ダヴィデの美しい横顔
david

↑公式の写真(?)を頂戴しました。

帽子も綺麗に写ってます。


正面
david

口角が片方上がってます。


ここは撮影は禁止なのですが、館員に許可を取り、写真を撮ってました。

ところが、厳しい館員が来て、怒られている人がいたので、

結局撮影はあまりできませんでした。


ドナテッロは後に、ミケランジェロやダヴィンチに影響を与えていますが、

ミケランジェロのダヴィデとは違い、か弱そうに見えました。

戦っている姿が想像できません。。


ドナテッロのパトロンはコジモです。

フィレンツェの大銀行家メディチ家、その中でもコジモ・デ・メディチといったら

財産をフィレンツェの芸術に費やしたことで有名ですね。



 

まず、一つ目のダヴィデでした。


ドナテッロのダヴィデは、静謐な中に内的な生命感や、

女性的な官能美が感じられる作品でしたキラキラ


次は、ベロッキオのダヴィデについて書きますメモ



カプリ島3

昨日と一昨日は忙しすぎで一睡もできませんでした・・・。

今回でカプリ島は終わりにします。
青の洞窟を離れます船
景色にマッチした家々が広がり、カモメが旋回しますかもめがとんだ。

浜辺へ戻ると、澄んで鮮やかな海が広がっていました。

白い石がゴロゴロ転がる浜辺。


capri


capri


capri


capri


浜辺に近付けば近付くほど無色透明になっていく海。
海の色は、コバルトブルー、エメラルドグリーン、
ライトブルー、トランスペアレント・・・ 

どの色でもあるし、どの色でもない感じです。

温かい陽の光を浴びて、キラキラ輝きますキラキラ

光が入り込み、朝の海の色と異なります。

光の入り具合により海の色が変化するのです。


押し寄せる波が浜辺で白くなる…なぎさ。
空と海との境界線は、コバルトブルーで線引きされています。


バーリへ帰るフェリーの時間まで若干余裕があり、

ケーブルカーに乗りました。日本人観光客だらけでした。

capri

上の広場から見渡すとさっき見た海と表情が異なります。


ランダムに広がる大波小波の上に
船が通った痕が水色で幾重にも重なっています。

空の下層部分と船の通った痕の色が限り無く近い色です。


空が海と溶け合っているように見えました。



capri

capri

capri

capri

capri


香水

capri

オープンカータクシー
capri

大好きなアランチーニとジェラートを食べ、フェリーに乗ります。
capri

capri


からかっているのだかナンパしてくる人が何人もいたので、
単独行動をやめて友達とくっついていました。
景色を眺めていたいのに、そのうち眠くなってきました。
夜、船で移動したりであまりよく寝ていなかったのです。
この日も、他に訪れる場所があり、
体力を温存する必要がありました。


capri







capri


もう来ることはないね・・・。
さよなら、カプリ島。
そして眠りにつくのでした。

カプリ島2

昨日の続きです。


青の洞窟迫り、最後のポイントを通過すると、

青の洞窟に入る小舟が沢山浮かび、入れることを確信し、

喜びで胸が一杯になりましたアップ


capri


capri

ボートから小舟に移ります。
青の洞窟に入る小舟は9ユーロで、

私達の担当となった船頭さんは、「チップで5ユーロ」と端からチップ代を
決めてきました。
旅の後半ということで、手持ちのお金が殆どなくなっていたので

高いと思ったのですが、決められていたら機嫌を損ねる訳にいかないので仕方がありません。


capri

ボートから小舟に移るのは意外と怖かったです。
因みに、小舟に移るまで30分以上かかりました。

小舟に乗ってもど洞窟に入るのに20分近く待ち、友達は船酔いしてました汗

そして、いざ、青の洞窟に入ります。
屈んで頭を舟の底に付けるようにします。

それでギリギリ入れる感じです。



capri





capri

入ると中は真っ暗で何も見えなくて、思わず「アレレ???」


船頭さんに言われて振り返ると、

外から洞窟に入る陽の光を浴びて、蛍光色のようなブルーが広がっていましたキラキラ


capri

かき氷のハワイアンブルーを強い蛍光色にした感じです。


capri

洞窟内で船頭さん達は、『サンタルチア』や『帰れソレントへ』を歌い、

それが洞窟内で響き、幻想的な世界が広がってましたキラキラ


capri

capri


capri

フラッシュ有で撮ると洞窟内はこういう風に見えます。



capri



capri


感動も束の間。

船頭さんはちょっと気の利いたことを言っただけで、

あまりサービスが良くなくて、2分程で終わってしまいました。


capri

出るときに、友達は思いっきり頭をぶつけ(私も軽くぶつけ)ました爆弾

感動とぶつけてビックリしている状態で、降りる支度ができてないうちに、

行きのボートに移り乗ることになりました。


友達は船酔いで立ち上がれなかったので、私は先にボートからフェリーに移りました。
移った瞬間声が上がって、

気が付くと私のビデオカメラが海に落ちてました…ドクロ
スッカリ浸かって見えなくなっていました。。。

落ちないようにと付けていたワイヤーが伸びたのです汗

その伸びたワイヤーで引き寄せました・・・。


全く動じなかったのですが、

中にあるディスクの心配とこれから先、写真が撮れなくなるということでガッカリでしたダウン
船頭さんが親切にペットボトルの水をビデオカメラにかけてくれたり、

周りの観光客がティッシュなどをくれたりしましたが、

よく乾かして3日後開けてみたら、海水で錆びて壊れてました…あせる


後日サルベージでディスク内の写真は無事。

保険でビデオカメラ代金以上の金額が入りました。

これ以上時間を割けないので、また明日この続きを書こうと思います音譜