ミニチュア制作 La Petite Fleuriste -56ページ目

古代蓮の里~大好き行田市~8

今日は水滴がテーマです。



古代蓮の里

古代蓮の里

古代蓮の里

古代蓮の里


今日で花びらは全て散ってしまいます。

儚いながら、花びらが散る瞬間は、凝縮された命が去り行くように見えます。

それほどの存在感があります。

そして、このあと花托が果托へ変化し、それが泥沼に落ち、新たな命を生むのですね。


古代蓮の里


古代蓮の里

古代蓮の里



古代蓮の里

古代蓮の里

花びらの役目が終わりました。


古代蓮の里


古代蓮の里

古代蓮の里


古代蓮の里


古代蓮の里



古代蓮の里


寄り添う二人。


古代蓮の里

古代蓮の里

古代蓮の里


今回のプチ旅行で一つだけ少々ショックだったことがあります。

一番乗りで行田蓮の里に着いて、雨が降っていたので、

傘を差して歩いていたのですが、

小降りになったため、傘を差さずに歩いていたところ・・・

おおき~な蜘蛛の巣を被りましたショック!

顔面に・・・。


しかも顔面以外は3回も!


途中から傘をクルクル回しながら歩きました。。。


蜘蛛が最も苦手なので、ショッキングでした。

せっかく温泉に入ったばかりなのに、髪の毛も洋服もベタベタになりました。

結局入り直しました。。。




今日も時間が取れないので、蓮の話はまた後日にします。

次回も水滴から入ります。

ジュエリー

トップ画面に自分の写真をテストとして載せたので驚かれた方いらっしゃると思いますが、

HP作成も検討し、また本名で活動していくことになると想定しております。

ただ、まだまだ先になるかもしれません。

仕事も軌道に乗り、趣味と連動させることができればと思案し、行動に移しつつあります。

上手くいくかはわかりません。


連日蓮だらけなので、今日は少し離れてみます。

といっても、蓮繋がりです。

蓮から連想したジュエリーを紹介します。


蓮の葉っぱのイメージが私の中で強いジュエリーブランドは、
Torrini Jewelry (トッリーニ)

デザインはフィレンツェで、製造はスイスとのことです。



torrini

torrini

torrini

蓮の葉ではなく、睡蓮かもしれません。


その他、こういったタイプもあります。


バングルです。






個性の強いブランドで、こんなものもあります・・・。




ぜ、銭形・・・


銭形平次とルパンしか連想できませんが、

まさか、こんな貨幣はありませんよね・・・。

銭形平次の寛永通寶、和同開珎、天保通寶、永楽通寶、宋通元寶、洪武通寶、

裕民通寶、皇宋元寶、裕民通寶、栄暦通寶、太平天国、利用通寶、、、、、

終始考えてしまいました。


う~ん、貴富とか・・・演技の良いとされる祝福の4文字熟語でしょうか?


こちら、祝福のコインらしいです。



「困」とか「乾」とかちょっと嫌かもしれません・・・。


更にはこんなものも。





もう絶句。


因みにピアスやネックレスは定価約18~40万と高いブランドです。

銭形などはいただけませんが、斬新なデザインで私は好きです。

蓮の葉から始まったものの、離脱し続けていますが、

ついでに私の好きなブランドで

Orlando Orlandini (オルランド オルランディーニ)を少し紹介します。
こちらもイタリアブランドで、トッリーニより安価です。











FORZIERIやAMAZONで購入できます。

画像はFORZIERIより。



次回からはまた蓮です。

夜明けから続きます。





古代蓮の里~大好き行田市~7 

雨足が弱まり、空の色は漆黒から深い碧、水色と刻一刻と変わっていきます。
それを載せていきたいと思っています。

記載するのが遅くなりましたが、
今回の滞在には3つの願いがありました。


1 晴天での蓮の観賞。
2 雨天での蓮の観賞。
3 早朝に蓮の咲くときに音がするという「ポン」という音を聞くこと。


上の二つは叶います。
天気予報もみてきましたし。
そして、三つ目の願望…。

これについては、夜明け前の写真を載せてから記載していきます。


 

暗闇に蓮が浮かんで見えます。

雨粒は光っています。

古代蓮の里


古代蓮の里

艶かしいです。


古代蓮の里



古代蓮の里


中でも暗闇に白い蓮は映え、美しかったです。



古代蓮の里



古代蓮の里


古代蓮の里



古代蓮の里


こちら、4日目の蓮ですね。


古代蓮の里



蕾だった蓮は、時間と共に、徐々に開いていきます。

早朝なので、まだ整った形ではないです。


古代蓮の里


古代蓮の里


古代蓮の里


そして、蓮の「ポン」と鳴るという噂ですが・・・


例の元行田市議会議員のうどん屋さんに

「そんな花火みたいにポンポンポンポン朝鳴っていたら近所迷惑だ」打ち上げ花火打ち上げ花火打ち上げ花火

と江戸っ子口調で教えていただきました(笑)。

実際、市で超高感度マイクを設置して、音を録音したそうです。

何の音もしなかったとのことです。

楽しみにしていたので、結構ガッカリでした。

実際そんな音する気配は一切ありませんでしたし・・・。

よって、3つ目の願いは叶いませんでした汗


因みに、ここ行田市古代蓮の里資料館では、

子供でも分かるように工夫された質疑応答のコーナーがあり、

その音についてこう書かれていました。


Q 蓮の花が開くとき、「ポンッ」と音がするって本当?

 科学的には確認されていません。

  蓮の花の開花する早朝、蓮池に行って確かめてください。


突き放されましたね・・・顔(歪み)


こんな調子で、いくつかQ&Aを載せていきます。


Q 蓮の花が開くとき、発熱するって本当?

 蓮の蕾は開花のために温度調節をしています。

  蓮は外の気温の変化には殆ど関係なく、蕾の中を

  安定した温度に保っています。

  開花直前は花の中の温度は外気より7~8℃高いようです。


Q 蓮から糸が出来るって本当? 

A 蓮の茎を折ると白い繊維が出てきます。

  この繊維をつむいだ糸を「藕糸(ぐうし)」と呼び、

  藕糸で織ったものを「藕糸織」と呼んでいます。

  40kgの茎から僅か2gしかとれません。


Q レンコンの穴って何のため?

A 地中で呼吸するための通気孔です。

  レンコンと同じ穴が花茎や葉茎、葉脈、気孔へと通じていて、

  外部から成長に必要な空気を取り入れています。


Q 浮葉の気孔はどこにあるの?

A 気孔は空気などが出入りするための穴で、

  陸生植物では葉裏に多くあります。

  水生植物である蓮は気孔が発達しており、

  浮葉では表に多く分布しています。

 

 晴れた日、葉の真ん中で水が沸騰するって本当?

A 葉の真ん中(荷鼻)は葉茎と各葉脈の通気孔の連絡部で、

  晴天のときには地下茎とガス交換が激しく行われます。

  そのため、ここに水があると泡立ち、沸騰しているように見えます。


Q 蓮の葉の上の水は、何故玉のように丸くなるの?

 蓮の葉の表面には、水を弾く作用をする、約0.01mmの毛茸(もうじ)と

  呼ばれる突起が全体に分布しています。

  そのため、葉の上に落ちた水は玉のように丸くなります。


以上資料館より。



大分蓮に詳しくなってきました。

 

蓮だらけでウンザリしてかっ飛ばしている方も多いと思います汗

好きなものに関してはしつこく見るくせがありまして・・・。

因みに先日、分倍河原の郷土の森博物館前での

観蓮会にも行ってきました。

あと、昭和記念公園でも今見ごろとなっているのでその後行ってきました。


明日は少し違うことを書いてまた行田蓮に戻ろうか考えています。




古代蓮の里~大好き行田市~6

3:30
雨降り頻る中、私は傘を差し、自転車で目的地へと向かいました雨
人工的なライトが多い東京とは違い、外は真っ暗です。
電灯が、ぽつ ぽつ と遠くで弱い光を放ち、

暗闇に光が浮いているようでした。
見通しの悪い中、その弱い光を目指して自転車をこぎ続けます。

まるで電灯が自分の位置を定義する表象でもあるかのように・・・。

自分が蛾になったような気分にもなり、

夜にコンビニがあると入ってしまう人の心情も理解できました。


混沌の中、

方向音痴の私は一度も通ったことのない道を一定の速いスピードで走ります。
これから先は長いのです。
暗澹たる一抹の不安がもやもやと沸き起こり、

それに心を占領されまいとするかのようにこぎ続けます…。
視力の弱い私には電灯が殆どない道では足元が殆ど見えなかったので、
スピードを出しつつも細心の注意を払いました。

人も車も通りません。
まるで、この土地には私しか存在していないような不思議な気持ちになりました。

夜中に見る古墳や神社は非常に恐ろしいものがありました。
見られている感じが纏わりつきます。

そこではあまりにも自分が目立ちます。
魑魅魍魎としたものたちの中に存在する一介の自分、空間を意識しつつ、

気を取られたくなく、夢中で自転車をこぎました。


こいで30分は経ち、

遠くに明かりがいくつも見えてきます。

車も数台通り過ぎました。

自分が迷わず辿り着けること、
そろそろ着くことが分かり、立ち止まって写真を撮りました。



暗闇


ライトで写真が滲みました。


暗闇


写ってはいけないような気味の悪いものを捉えた写真も撮れました。

念のため除外しておきます。



そして、到着。

どんなに安心したことでしょう。


古代蓮の里


恐らく、4:10前後。

雨音さえも静寂の一部として私を包み込んでいました。



写真を撮るには暗すぎるので、明るくして撮影してみました。




古代蓮の里



ところどころ設置された電灯の光は、何故か私の視界の中に残像をも残さず、
ただただ蓮の残像が、私の視界や脳裏に焼き付きました。



古代蓮の里



古代蓮の里



古代蓮の里


夢現。
 

その場所には私しか居ず、夢か現実か分からなくなるような空間が

夜明け前の静寂と蓮によって作り出され、
その過ごした幻想的な時間は何日も経った今でも私の中に深く居座り、
薄れはすれどこれからも決して忘れないことでしょう。


古代蓮の里



古代蓮の里

よく分からない撮影モードに設定してしまったようで、
「どうしよう、ダブって写って普通に撮れない」と思っていましたが、

これはこれで、幻想的な雰囲気で良いのかもしれません。


私のブログのレイアウト上の関係で縮小して載せているのが少し残念です。



次回から、再び自然な状態で写真を撮っていきます。


空は段々白んでいきます。



さきたま史跡~大好き行田市~5

今日は蓮から離れて古墳中心の更新になります。

と言っても歴史には疎いので、歴史の話はしません。



二日目の朝の蓮に期待しつつ、古代蓮の里から離れます。

市内循環バスで、はにわの館の前に到着。

ここでは、自転車をレンタルできます。

観光案内所などでもレンタルしているので、とても便利です。

市内循環バスは、2時間に一本という本数の少ないバス停が多いのです。

その点、自転車は気にしなくて良いですね。


そして、ブリジストンの乗り易い自転車にたまたま当たり、

この自転車を駆使して古墳などを周ります。


ここは奥の山古墳。

雑草がボ-ボ-と生えています・・・。



奥の山古墳

因みに、行田市には、

稲荷山古墳、二子山古墳、丸墓山古墳、鉄砲山古墳、

将軍山古墳、中の山古墳などがあります。

中学校の頃、習った古墳もありますね音譜

円墳、前方後円墳、方墳、帆立貝式古墳などを思い出しますね。

あと、竪穴式石室など・・・。

10年近く前の記憶が蘇ることがあろうとは!

このための勉強だったのかと思ってしまったものです。




ここは、神社の裏です。


何故か、切り株の上に梅が置き去りにされていました。



神社裏

神社裏

アジサイ『城ヶ崎』


神社裏

こんな実の生る木もありました。



実

一体何の実でしょう。


再び古墳へ。


二子山古墳。

武蔵国(今で言う埼玉県、東京都、神奈川県の一部)で最も大きい前方後円墳です。

造られた時期は5世紀末。

古墳の大きさベスト100の中に、ギリギリ二子山古墳はランクインしています。

奈良や大阪に巨大古墳が多かったですね。







遠足中の小学生たちに遭遇。





「Iさんの顔がNさんに隠れてるよ~。はい、顔出して~」

「ほら、Nさん、フラフラしない」

「Iさん、出すぎ」

  ・

  ・

  ・

なかなか撮影できません。

暑い中、スーツ姿の先生達、お疲れ様です・・・。


この小学生たちの後ろにある古墳は、丸墓山古墳です。

直径105mあり、円墳としては日本最大。

墳丘は、埼玉(さきたま)古墳の中で一番高くて19mだそうです。

南側から古墳に到る道は、

石田三成が忍城を水攻めにしようとしたときに築いた堤防の跡、

『石田堤』があります!

水攻めのときは、古墳の頂上に陣が張られたそうです。


というわけで、



勿論上まで行きます。

上れるところは、上ります。








ああ、420年ほど前にここに陣が張られたのですね・・・




ここは池です。

白いツブツブはごみではなくて、花です。




PCで閲覧してくださっている人は、クリックで拡大します。

ショウジョウトンボも写りました。




稲荷山古墳 with トラック。



本当は、『さきたま史跡博物館』で許可を取って撮影した

古墳ごとに出土された鉄剣や埴輪などの写真と古墳の写真を

一緒に載せていきたいところですが、ネットでの公開は厳禁です。


ワカタケル大王(雄略天皇)の名前が記された国宝、

金錯銘鉄剣などもその博物館にはありました!

ご存知のとおり、この稲荷山古墳で出土したものです。

辛亥の年に、ヲワケの臣だのスクネだの刻まれた文字は、印象深くはないでしょうか?

日本の古代国家の成立を解く、貴重な手がかりとなっている銘文ですね。

「あ!教科書で勉強したアレだ」と一人でニンマリしてました(笑


その他、画文帯環状乳神獣鏡や勾玉などの国宝が数々展示されていました。


「ああ、この土地から出土したんだ」と考えながら古墳を見てロマンを感じました。






このとき、まだ一時過ぎです。

まだお腹は空いていませんでしたが、後々のことを考え、何か食べることにしました。


二子山古墳の前を再び通ると、うどん屋さんが見えました。

行きも見かけたうどん屋さんです。

外で和傘の下、赤い布が覆われた椅子に座って食べている人を見ました。

なんとなくそのお店に入ろうかなと考えていると、

中から粋の良い、そのうどんやさんの男性が出てきて、

声を掛けられて入ることにしました。


そして、入ると、なんとも拘りをもったお店ではないですか。

座卓は樹齢数百年の木を使ったものです。

うどん屋さんのお話によると、邪魔で切り倒された木だそうです。

邪魔だとされた木もこうして活躍していると思うとなんだか嬉しくなりました。


そして、うどんが美味しい!

色々美味しいうどんは食べていますが、ここのうどんは本当に美味しかったです。

ツユも2種類、サクっと香ばしく揚がったテンプラも3,4種ついていて、800円!

驚きの値段です。

一日30食限定で、私は26食目くらいだったそうです。

うどんの拘りについて教わり、味とコシに納得。

ここで、讃岐うどんはオーストラリア産の粉を使っていることも知りました。

うどん屋さんのおじさんは本当に色々教えてくださいます。

そして、と~ってもひょうきんな方でした(笑


本当に美味しいので、宣伝しておきます。

一応、ブログに載せることをお伝えしてあります。


古墳の里 なつかしの味

古墳亭

行田市埼玉5208 TEL:048-559-1479


「ミニチュアの花を作っている人に聞いて来ました。」


と言ってくださると・・・



いえ、何もございません。


おじさんに宿泊場所のお勧めはないか伺ったら、

「うちにおいでよ」と言われましたが、流石に申し訳ないので断り、

その他のお客さんたちともお話をし、宿泊する場所を決めました。

http://www.yumoto-g.co.jp/siteFiles/mominoyu.html

行田市には、2箇所天然の温泉があります(古代蓮物語と湯本温泉)。

そのうち、この湯本温泉が女性に一番人気だそうです。

100%掛け流し。

古代蓮の近くで宿泊しようと思いましたが、自転車があるので、

湯本温泉に決定。

うどんやさんからとても近いです。


宿泊で3回入りましたが、

毛穴が綺麗になり、4,5年ずっとできていた頭皮のアレルギーが治りましたアップ

エステのフォトより効果覿面。

うどん屋さんのお話によると、

日本はどこでも掘ればお湯がでるそうです。

温泉になるかならないかは、成分次第だそうです。

深層熱水型地層について詳しくお聞きしました。

100m掘れば通常2、3℃上がるそうです。

1000m掘れば20~30℃・・・

大分市では、100m掘れば6℃あがるそうです。

掛け流しの温泉は熱めの42℃で止めるのがベストだそうです。


因みに、一番最初の更新でも書きましたが、このうどん屋さん、

元行田市議会議員、元労働組合員です。

名刺もいただきました。


うどん屋さんと暫くお話をしていました。

奥さんと二人でその晩お酒を飲むそうで、

来ないかと誘っていただき、ご自宅にお邪魔することになりました(笑


その前に私は次の日に備え、自転車で古代蓮の里へ行ってみることにしました。

当日迷ったら取り返しがつかないからです。


そして、案の定、1時間以上迷いました汗






とんでもない場所にきてしまい、大急ぎで戻ります。

うどん屋さんのご夫婦との約束の時間を過ぎてしまいました。


暫く、おじさんは外で待っていてくれたそうです汗

奥さんも心配されていたようで。。。

申し訳ない・・・。



このご夫妻のおかげで、大変楽しいひと時を過ごし、

高級旅館に出てくるようなご馳走まで沢山いただきました。

更には、古代蓮の里まで迷ってしまった私に地図まで書いてくださったり、

蓮のポストカードや手作りの勾玉までプレゼントしてくださいました。


名残惜しくも、23:30湯本ホテルへ到着。

0:00まで温泉に入ることができるので、ササッと入りました。



今回の更新はかなり長いので、最後の更新時にまたこの続きを書こうと思います。

訪れることは不可能と思っていた利根川の大堰にも車で次の日連れて行って

くださいました。

次回から、漸くメインに移ります。

ここまでくるのに5回も更新してしまいました。