古代蓮の里~大好き行田市~7
雨足が弱まり、空の色は漆黒から深い碧、水色と刻一刻と変わっていきます。
それを載せていきたいと思っています。
記載するのが遅くなりましたが、
今回の滞在には3つの願いがありました。
1 晴天での蓮の観賞。
2 雨天での蓮の観賞。
3 早朝に蓮の咲くときに音がするという「ポン」という音を聞くこと。
上の二つは叶います。
天気予報もみてきましたし。
そして、三つ目の願望…。
これについては、夜明け前の写真を載せてから記載していきます。
暗闇に蓮が浮かんで見えます。
艶かしいです。
中でも暗闇に白い蓮は映え、美しかったです。
こちら、4日目の蓮ですね。
蕾だった蓮は、時間と共に、徐々に開いていきます。
早朝なので、まだ整った形ではないです。
そして、蓮の「ポン」と鳴るという噂ですが・・・
例の元行田市議会議員のうどん屋さんに
「そんな花火みたいにポンポンポンポン朝鳴っていたら近所迷惑だ」
と江戸っ子口調で教えていただきました(笑)。
実際、市で超高感度マイクを設置して、音を録音したそうです。
何の音もしなかったとのことです。
楽しみにしていたので、結構ガッカリでした。
実際そんな音する気配は一切ありませんでしたし・・・。
よって、3つ目の願いは叶いませんでした
因みに、ここ行田市古代蓮の里資料館では、
子供でも分かるように工夫された質疑応答のコーナーがあり、
その音についてこう書かれていました。
Q 蓮の花が開くとき、「ポンッ」と音がするって本当?
A 科学的には確認されていません。
蓮の花の開花する早朝、蓮池に行って確かめてください。
突き放されましたね・・・
こんな調子で、いくつかQ&Aを載せていきます。
Q 蓮の花が開くとき、発熱するって本当?
A 蓮の蕾は開花のために温度調節をしています。
蓮は外の気温の変化には殆ど関係なく、蕾の中を
安定した温度に保っています。
開花直前は花の中の温度は外気より7~8℃高いようです。
Q 蓮から糸が出来るって本当?
A 蓮の茎を折ると白い繊維が出てきます。
この繊維をつむいだ糸を「藕糸(ぐうし)」と呼び、
藕糸で織ったものを「藕糸織」と呼んでいます。
40kgの茎から僅か2gしかとれません。
Q レンコンの穴って何のため?
A 地中で呼吸するための通気孔です。
レンコンと同じ穴が花茎や葉茎、葉脈、気孔へと通じていて、
外部から成長に必要な空気を取り入れています。
Q 浮葉の気孔はどこにあるの?
A 気孔は空気などが出入りするための穴で、
陸生植物では葉裏に多くあります。
水生植物である蓮は気孔が発達しており、
浮葉では表に多く分布しています。
Q 晴れた日、葉の真ん中で水が沸騰するって本当?
A 葉の真ん中(荷鼻)は葉茎と各葉脈の通気孔の連絡部で、
晴天のときには地下茎とガス交換が激しく行われます。
そのため、ここに水があると泡立ち、沸騰しているように見えます。
Q 蓮の葉の上の水は、何故玉のように丸くなるの?
A 蓮の葉の表面には、水を弾く作用をする、約0.01mmの毛茸(もうじ)と
呼ばれる突起が全体に分布しています。
そのため、葉の上に落ちた水は玉のように丸くなります。
以上資料館より。
大分蓮に詳しくなってきました。
蓮だらけでウンザリしてかっ飛ばしている方も多いと思います
好きなものに関してはしつこく見るくせがありまして・・・。
因みに先日、分倍河原の郷土の森博物館前での
観蓮会にも行ってきました。
あと、昭和記念公園でも今見ごろとなっているのでその後行ってきました。
明日は少し違うことを書いてまた行田蓮に戻ろうか考えています。