ミニチュア制作 La Petite Fleuriste -55ページ目

大好き行田市11(おまけ)

この記事の続きのような感じです。
行田市は心から楽しめました。
蓮の里、古墳、温泉、何処へ行っても地元の方々が声を掛けてくださいました。
中でも親切にしてくださったうどん屋さん(古墳亭)ご夫妻のことは一生忘れないでしょう。
ここまで歓迎してくださったことはあまりないと思います。
ご自宅で豪勢なお食事をいただき、お酒も沢山飲み・・・
庭から装飾品が出てきたこと、邪馬台国の頃からのお話、
興味深くお聞きしました。
本当に知的でお人柄が良いお二人でした。


元労働組合員とのこともあってなのか、
中でも「女は馬鹿になった」のお話は独特で面白かったです。
平等平等と権利を主張し、男を使うことを知らなくなったと仰るのです。
女は男とは比較にならないほど本来賢いのに、平等を訴えすぎて
残業をして働きすぎたりと心身ともに疲弊していると。
男に一言気分を良くさせる言葉を言えば、操れて楽もできるという話です。
男を使っていた卑弥呼の話になり、「うちの卑弥呼(奥さん)にこき使われてて・・・」
と言いつつ奥さんを称え・・・二人の夫婦漫才は爆笑でした。
理想の夫婦像でした音譜


娘さんに「ブログに書かれてたよ(笑)。また変なこと言ったでしょ」
と言われたようですが、私に
群馬訛りの埼玉弁のおじさん」と書いてくれと江戸っ子口調で仰っていました(笑


そして、お二人にとってもお子さんにとっても思い出深い利根川大堰へ
車で連れて行ってくださいました。
遠いので訪れることはできないと思っていたのです。

利根川大堰


説明不足でしたが、行田市には利根川大堰(右岸)もあります。
左岸である群馬県の邑楽用水も、一旦行田側で取水し、
この沈砂池を経て群馬県へ送水されています。
武蔵用水、埼玉用水 邑楽用水、葛西用水、見沼代用水、 
5つで合計毎秒180トンもの水が流れているそうです。
因みに、沈砂池とは取水した水から砂や泥を落とすための施設です。
縮小しているので、文字は見えませんが、
下の写真に沈砂池と沈砂池を経て合流した用水路の名前が看板に書いてあります。


5

利根川の水系8ダムを流れる水は利根川大堰を経て、
東京の上水道の40パーセント供給しています。
行田市がこけたら皆こける、ですね。


矢木沢ダム、藤原ダム、相俣ダム、下久保ダム、薗原ダム、草木ダム、
渡良瀬遊水池、奈良俣ダム

人々が水を買うようになって、水が余るようになってきたそうです。
川は西から東へ流れ、飲みきれなくて上流が溢れてしまう。
そこで、隅田川へ毎秒25㌧まわし、
水質汚濁の深刻な荒川まで毎秒50㌧流れるようにしたそうです。
荒川の水質汚濁の話は勿論聞いたことがありますが、
このおかげで綺麗になったとのことは、知りませんでした。



再び大堰に戻ります。


広く急な川の様子を撮影するのを忘れました。

利根川大堰
白いお家のようなものが並んでいるのが見えますか?
これは、コンピューター搭載のウィンチです。
このウィンチで水位管理をしていて、
ナンバーがついているゲートの開閉がされています。
 
利根川大堰

利根川大堰
ここから鮭が上っていくそうです。

利根川
この後、忍城まで送ってくださいました。




奥さんとはウルウルのお別れとなり、正しくウルルン滞在記でした。



最後に忍城をササッと載せようと思います。
歴史は苦手ですし、

歴史について詳しく記述する気力はございません汗


忍城


忍城


○億円かけて城跡からお城をつくったそうです。



忍城


◆和田 竜の『のぼうの城』
◆風野 真知雄の『水の城―いまだ落城せず』


をうどん屋さんが勧めてくださったので読もうと思います。


行田市郷土博物館では、館員の方に解説を頼みました。
博物館の館員の方は
どうして落城しなかったかの記述などが文献と違ったりしている
と仰っていました。。
地形の高低さが文献に挙がっていて、小説では一村人の活躍が
挙げられているそうです。


忍城は、成田顕泰により築城された難攻不落の名城です。
1590年、秀吉の関東平定の中で戦われ、
石田光成23000兵に対し、2600兵。
以前丸墓山古墳を載せました
石田三成が本陣を丸墓山古墳の頂上に陣を張っています。
水攻め攻略にあたり、丸墓山を結ぶ半円形の堤(石田堤)を28kmほど
作り、決壊させようと試みずも標高の差で失敗しています。
結局は家康の関東入国で忠泰が入城しますが、北条方が降伏する最後まで
唯一落とせなかったのが忍城だそうです。
浮城水城言われ恐れられた通り、一帯水であった場所にある僅かな土地を
利用して建てたお城は守り易く攻めにくかったのですね。

この忍城の後ろの忍中学校に本丸御殿があったそうです。
上に建ててしまうなんて勿体無いと思いました・・・。

この行田市郷土博物館も写真は禁止だったので、
撮影できませんでしたが、ここには
旗を立てた珍しい馬形埴輪や鎧、甲冑を始め、
人々の暮らしの移り変わりを見ることができます。
印象的なのが、行田市名産の足袋の話です。
足袋は全盛期には全国の8割が生産され、
今でも6割が生産されているそうです。
そして、その夏場に売れない足袋の生産を支えたのが忍商業銀行
こちら、今でいう、りそな銀行の元だそうです!


この後、水城公園へ行き、


道に迷いつつ、
「うまい、うますぎる!」のキャッチコピーで有名な
十万石饅頭を食べ(イマイチでした)、
SLを見て(秩父鉄道が近いから置かれていたのでしょう)、


無事バスに乗り、バスの中で女性と仲良くなり・・・
帰宅しました。


蓮や温泉を堪能し、古墳や利根川、忍城なども周り、人々の優しさに触れ・・・
有意義な一泊二日の旅となりました。

行田市、大好きです。

おしまい。

レア曲。

千葉へ一泊二日でプチ旅行へ行ってまいりました。
行田市を訪れたときよりも色々訪れました。
4万歩5万歩歩いたのですが、
「外出て歩いたっけ」というくらい全くもって疲れていなくて、
そんな自分に驚愕します。

プチ旅行の内容はブログに記載しようと思います。
今日は更新時間を割けないので、
昨日に引き続きYOUTUBEを貼って終わりにします。

CDは廃盤になっているので、レアだと思います。
PVはなんともアヤシイ仕上がりです。
携帯からのアクセスの方はごめんなさい、見ることができないと思います。

SHIRO “Can we talk”



元は、友達(ダンサー)から教えてもらいましたが、
音楽目的でクラブに行く人は絶対知っている曲でしょう。
彼が一度踊れば、フロアは彼色に染まります。
今は、きっとNYにいるのではと思います。
久しくメールしていません・・・。
彼の友達がCMやTV番組に出演していたりしました。
マドンナと踊ったりしていることもヤフーニュースを見て知りました。
実際見に行ってとても感動し、お話もさせていただきましたが、
google検索対象になってしまうので名前は伏せておきます。
彼にも活躍してほしいです。
もしかするともう活躍しているかもしれません。
ダンサーっていうと一般的にチャラチャラしているイメージがありますが、
知的で面白い人です。
たまにはメールしてみようかしら。

たまには音楽でも。

友達や付き合った人を思い出すとき、それぞれ曲が浮かびます。
今日紹介する動画は私の大切な友達が教えてくれたものです。
この前初めて一緒に美術館に行きました。
嗜好や感性が似ていることには改めて驚きました。
日本語は話せませんが、古き良き日本人のような外国人です。

映画『めぐり逢い』からの場面です。
再生時間は、1分1秒です。
(携帯からアクセスの方は見ることができないと思います。ごめんなさい。)




アンドレア王子に似てませんか?
知的で高尚なアンドレア王子って感じです。


弦楽器の演奏を聴くと、オーケストラで演奏している友達を思い出します。
私には珍しい年下の友達です。
金髪の碧眼です。
映画俳優より格好良いのではないかというような人です。
活躍して欲しい友達の一人です。
いつか活躍をブログで紹介できればいいなぁと思います。

※この記事は時間予約をして更新したものです。
今は、私は千葉県にいます。


古代蓮の里~大好き行田市~10

やってまいりました、本日10回目の更新打ち上げ花火

お付き合いくださった方、感謝申し上げますっ。


行田市古代蓮の里については今回で終了で、

その日訪れた忍城や利根川などについては気力があれば

おまけという形で更新しようと思っています・・・。



古代蓮の里,行田蓮

ブ~ンハチ


古代蓮の里,行田蓮


着地。


古代蓮の里,行田蓮



さて、


前回の続きで、蓮の世界事情(?)について書いていきます。


エジプト

エジプトにある植物と言えば、蓮とパピルス(カミガヤツリ)ですが、

蓮(+ハゲワシ)は上エジプト、パピルス(+コブラ)は下エジプトを象徴するとされ、

それらを合わせて象った王冠を「二重冠(セケムティ)」といい、

それをファラオがしていたようです。

また、エジプト神話に、「生まれたての太陽が蓮花の上に乗っていた」

という一説もあります。

更には、ネフェルテムというラーの鼻孔(蓮花)から生じたとされている

神の話もあり、“蓮=鼻”、香水の原料にもなっています。

因みにネフェルテムは目に見えない神です。

視覚、嗅覚が美しい(良い匂い)=ネフェルという意味です。

それと忘れてはならないのが、ツタンカーメンの墓のモチーフが蓮ということですね。

神殿もパピルスと蓮がメインで装飾がされています。

ただ、エジプトの蓮は睡蓮寄りなのです。


ちょっと文章が長すぎるので、写真を載せてから他の国はサクッといきます。



水滴がついて艶かしい蓮。


古代蓮の里,行田蓮



古代蓮の里,行田蓮



古代蓮の里,行田蓮



段々開花していきます。



古代蓮の里,行田蓮


古代蓮の里,行田蓮



古代蓮の里,行田蓮


インドネシア
更紗や工芸品の文様に蓮が描かれています。


台湾

蓮の葉、蕾、茎、蓮根がお茶に利用され、

蓮根の粉末は食材として売られているそうです。

白河蓮華観賞公園という公園があり、

そこでは、蓮の文学、宗教、美術、音楽を展示している資料館もあります。

行ってみたいものです。


韓国

吉祥の花とされ、蓮華文様が多々描かれています。

高句麗(北朝鮮)が372年に仏教を受け入れてから、

蓮華文は古墳壁画に多く見受けられます。

百済(韓国)では蓮華文は寺院の瓦に描かれています。


う~、肝心の中国が残ってしまいました。

また別途書こうと思います。



古代蓮の里



古代蓮の里



古代蓮の里



鏡のように見えました。



古代蓮の里

整列。



古代蓮の里


古代蓮の里


光の玉。


古代蓮の里


古代蓮の里



古代蓮の里


古代蓮の里



蓮が陽光で透けていきます。



古代蓮の里


古代蓮の里


古代蓮の里




古代蓮の里


ボンボリみたいですね。

中に光が閉じ込められているように見えました。


古代蓮の里

古代蓮の里



写真は以上となりますが、文は書ききれませんでした。

また今度書きます(まだ書くのかと突っ込まれそうですね)。

本でも買って少し勉強しようと思います。


最後に、

日本で蓮を観賞できる公園やお寺などを北から南まで載せます。

古代蓮の里の資料観などから参考にしています。

多分、他のサイトでは載せていないのではと思います。



青森県

弘前公園  大賀蓮 1000㎡  

猿賀神社  17ha


秋田県

秋田市千秋公園  大賀蓮7500㎡


宮城県

伊豆沼・内沼サンクチュアリーセンター 98ha


茨城県

親沢池親水公園  和蓮 2ha

古河総合公園  大賀蓮 3000㎡


埼玉県

瀧泉寺供華園  大賀蓮、瑞光蓮など


千葉県

佐原市立水生植物園  大賀蓮、千弁蓮、大酒錦 350品種 2ha

東京大学農学部付属緑地植物実験所  大賀蓮 350品種 800鉢


東京

上野恩賜公園 不忍池  和蓮

薬師池公園  大賀蓮 3000㎡

府中市民健康センター 修景池 

大賀蓮、中日友誼蓮、金輪蓮、中尊寺蓮 20種

昭和記念公園

 

神奈川県

鶴岡八幡宮  白蓮、紅蓮 3800㎡

三渓園  原始蓮、金輪蓮、大賀蓮


新潟県

高田公園  和蓮 18.9ha

弁天池二千年蓮  二千年蓮  2000㎡

福井県

花はす公園  大賀蓮、日本古代蓮、ミセス・スローカム 

30品種 5000㎡


愛知県

立田村赤蓮保存田

立田赤蓮、陽山紅蓮、ミセス・スローカム 3000㎡

森川花はす田

立田赤蓮、早尾紅蓮、ミセス・スローカム


三重県

慶明寺花蓮園   青菱紅蓮、漢蓮  250品種 100鉢


滋賀県

近江妙蓮公園   妙蓮 100㎡ 注目

草津立水生植物公園みずの森

マントバハス、烏丸和蓮 9.3ha


京都

勧修寺   紅重台 6600㎡

法金剛院   法華寺蓮、白さき蓮、黄陽蓮 600㎡ 90鉢

常寂光寺   妙蓮、艶陽天、一天四海 280鉢

京都フラワーセンター  精華、巨椋池の花蓮   200品種 200鉢

三室戸寺  大酒錦、剣舞  150品種  250鉢

黄檗山萬福寺   即非蓮、一天四海蓮、瑞光蓮   150鉢

 

大阪

日本万国博覧会記念公園  大賀蓮、舞妃蓮、中日友誼蓮 6250㎡

延命院  千重紅  1000㎡


奈良県

喜光寺  大賀蓮、ミセス・スローカム、黄陽蓮 183鉢

唐招提寺  唐招提寺蓮、白君子小蓮、唐蓮  100鉢


岡山県

岡山後楽園  一天四海、大賀蓮、毎葉蓮


香川県

栗林公園   和蓮  5500㎡


山口県

西円寺   西円寺青蓮


福岡県

舞鶴公園   爪紅   4400㎡

 

長崎県   

島原城跡公園 酔妃蓮、即非蓮、誠蓮   9150㎡



ふぅ、終わりです。もっと観賞可能な場所はあるでしょう・・・。


やっと行田の蓮から脱出できました。


では、お疲れ様でしたっ!!






古代蓮の里~大好き行田市~9

前回に引き続き、水滴がついた蓮がメインになります。


こちらで(http://ameblo.jp/globular-cluster/entry-10101845727.html

書いた通り、雨に濡れた花を愛でることに喜びを感じます。


暗がりの中、雨に打たれる蓮を見ていたら、ピークエクスピリエンス、

異空間にいるような不思議な気持ちになりました。



古代蓮の里,行田蓮

古代蓮の里,行田蓮



古代蓮の里,行田蓮

この時間、まだ殆ど蕾です。


古代蓮の里,行田蓮


古代蓮の里,行田蓮


古代蓮の里,行田蓮

古代蓮の里,行田蓮


古代蓮の里,行田蓮

古代蓮の里,行田蓮


古代蓮の里,行田蓮

古代蓮の里,行田蓮


古代蓮の里,行田蓮



古代蓮の里,行田蓮

古代蓮の里,行田蓮



古代蓮の里,行田蓮

古代蓮の里,行田蓮


古代蓮の里,行田蓮

開花してきました。


古代蓮の里,行田蓮


古代蓮の里,行田蓮





古代蓮の里,行田蓮


今日は、世界の蓮事情(?)について。



カンボジア

遺跡に蓮が描かれていますね。

寺院の本堂に入るときに、蓮の花で水を掬い、身を清めたりします。

プノンペンなどの市場では花托が売られ、その実をお菓子感覚で食べます。

蓮茶や蓮の茎を使ったスープもあります。

美容にお詳しい方はご存知かとは思いますが、

マッサージに使用したりしますね。



スリランカ

前3世紀中頃に仏教が伝わったとされるスリランカの

国花はブルーロータス(青の花蓮)です。

ここでは、若い女性がお供え用の蓮を売っている光景をよく見ることができます。

蔓草や煩悩、四苦、肉体を感じない静寂(時として喧騒)の世界などの話を

したほうが良いのかもしれませんが、これもまたの機会にとさせていただきます。

ニルヴァーナっていう言葉が浮かびますね。

ニルヴァーナはサンスクリット語で涅槃(悟り)です。

無明を滅して、智慧を得、煩悩や束縛からの離脱。

身心都滅。

ニルヴァーナなんていうとオルタナティブバンドの話がしたくなります。

故カート・コバーン、ドラム担当のデイヴ・グロール(現在フーファイターVO)

から話がずっと続いてしまいそうです。


因みにウィラーガヤ(蓮の道)もここにはあります。

読んだことはありませんが、それについても書かれた『無欲という欲望』という

本があったような気がします。

あ、あと、鉱物好きの私としては、

パパラチア(パパラチャ)サファイアも忘れてはならないです。

花蓮(蕾)をパパラッチア(パパラチャ)って言います。

覚えやすいですね^^



画像はこちらから。

http://item.rakuten.co.jp/candy-shop/10003965/
この種のもの(コランダムの変種)で、独立して名前がついたのはルビー以外これのみです。


ベトナム

こちらも蓮が国花です。

ベトナムというと蓮茶でしょうか。

カンボジアの記述で書き漏れましたが、蓮茶は、おしべから作るそうです。

蓮の実を砂糖漬けにしたりスープにしたり、茎をサラダとして生で食べたりもします。

薬としても使用しているそうです。

祭礼用具を始め、観光のお土産にも蓮はよく使われているはずです。


タイ

仏教国で、こちらも蓮のイメージが強いですね。

蓮は泥水に染まらない洗浄な花として儀礼などで重視されているそうです。

切手の絵柄にも使われています。

http://kunio.raindrop.jp/stamp-aracart-flowerl.htm

衣類にも蓮花が描かれているのを目にすると思います。

マッサージでもよく使用しますね。


次回もこの世界の蓮の続きを書き、出来れば古代蓮の里の記事を終わりにします。