鳥取県米子市を拠点に日本全国や世界中の方のお悩み解決をカウンセリングや占い(コイン占い)を使ってお手伝いさせてもらっているゲッターラボの藤原つとむです。

 

先日、スーパーで買物をしていたときなんですが、近くに居た子供が転んで手に持っていたガムが僕の足元に転がってきたんですね。

最初はよく見ていなかったので、何が転がってきたのかよくわからなかったのですが、その子とのお母さんとおじいさんらしき人が「ガム、どこにいった?」と探していたんです。

なんので、「これじゃないですか?」ってガムらしきものの場所を教えてあげたんです。

すると、

おじいさんは「お~あったあった」

お母さんは「もう走りまわちゃったダメだよ」

おじいさんがガムを拾い子供の手渡して去っていきました。

その間、僕には目を合わせることもなくこちらを見るでもなくです。

どう思います?
別にお礼をしてほしいわけではないですが、だいの大人が2人もいてどちらも「ありがとうございます」も言えないって思うと情けないですねよね~

これ子供はそれを見ているんですよ。
ちいさな子供(3~4歳ぐらいでした)って、身近な大人の仕草や行動を見てそれを「常識」にします。

それは「習慣」と言う行動に大きな影響をするんですね。

これではこの子は、誰かに何かをしてもらった時に「お礼」をするって習慣ができません。

僕の仕事って、予約制なんですがその予約をする時に電話の場合とメールや問い合わせフォーム、公式LINEってパターンがあるんです。

この中でメールや公式LINEでメッセージを送って来られる時に、文章の冒頭に「挨拶」がない人って面倒な人が多いんですよ。

挨拶っていってもそんな大層なものでなくて、「はじめまして」とか「こんにちは」程度のものです。
いきなり「◯◯日は空いていますか?」とか「セッションを受けたいのですが、◯◯日の午後で空いている時間はありますでしょうか」みたいな感じです。

言葉使いとかは丁寧だったりするんですが、「あいさつ」がない人ってやっぱりお話してみてもちょっと仲良くはなりたくないかなってタイプが多いのです。

これ、メールだったりは仕事の予約ですから、「必要事項」だけでも十分ではあるんですよ。

ただ、予約で必要事項でよくても文章を打ったりする時に、挨拶をする習慣のある人はそれなしに文章を作成するのが気持ち悪いんです。

慣れない足の組み方をしているみたいな感じです。

言い方を替えれば、挨拶を入れない人は「気持ち悪くない」のです。

それは「習慣」に無いからです。

冒頭のお話のおじいさんと母親もそうです。

スーパーで周りに人が多くいる所で、子供が転んで周りに迷惑をかけているから、慌ててたってのもあって「お礼」が疎かになったって可能性は十分にあります。

だからこそですよ。
咄嗟の時に出るのがその人の本当の姿です。

普段から習慣があれば、誰かに何をしてもらったら「咄嗟に」お礼が出るんです。

メールとかの場合は咄嗟ではありませんが、目の前に相手がいません。
だから、自分本位になりやすいのですね。
そういう時も、その人の本音の部分が出やすくなります。

そしてこの習慣ってやつは、その人の人生を作ります。

挨拶とかお礼ってやっぱり相手を敬ったり相手の立場になったりって気持ちですし、感謝とかでもありますよね。

その習慣のない人は、同じようなその習慣のない人ばかりを引き寄せます。

なので、こういう人の相談って「人間関係の悩み」がほとんどなんですよ。

それと、同じ理由なんですが、「ありがとう」ではなく「すみません」という人がいます。

内容次第でもあるので、ケースバイケースではありますが多くの場合は「ありがとう」でも問題ないところで「すいません」と言う人がいます。

例えば、冒頭のお話です。

僕がガムの場所を教えて上げたことに対して「ありがとうございます」というところを「すみません」と言う場合があります。

これはお礼もですが「ご迷惑をおかけしました」と言う意味での「すみません」だと思います。
確かにこの場合は「すみません」でもおかしくはありません。

おかしくは無いのですが、その「ありがとうございます」と「すみません」の違いが、その人の習慣の違いです。

お礼を言う事の多い人生と、謝ることの多い人生ではどちらが幸せかはすぐにわかりますよね。

もっと言うと「お礼」の場面でも、「すみません」という人がいますよね。

例えば、知り合いから「お土産」をもらった。
これは「ありがとうございます」です。

でも、「すみません」と言う人って多いと思います。
「わざわざ、自分の為に申し訳ない」ってへりくだった意味ではあるのでしょうが、その「謝る」って習慣が自分の人生に反映します。

そうなると、「お礼」を使う人は「お礼」を言うことを引き寄せて、「謝る」って人は「謝る」ような出来事を引き寄せます。

結果、どんどん劣等感とかが増していくんですね。

これって、簡単にできる「運気」とか「運勢」を変える方法でもあるんですよ。

運気とか運勢ってほとんどはその人の心の状態が作り出しています。

ただ、一つ勘違いしないでほしいのはこういう話をすると、今度はなんでも「ありがとう」と言い出す人がでてきます。

出てきますし、そう教えている人もいます。

嫌なことが有っても「ありがとう」と言いましょう的なやつです。

僕はあれをやってる人って、表面的にはよく見せていても中身は自分本位で心が病んでいる人しか見たことがありません。

嫌なことがあってもありがとうって自分に嘘をついていますからね。
それでは、人生がうまくはいきませんよ。

嫌なものは嫌でよいです。

僕が言ってるのは、感謝ができる場面でやらないとか謝るって習慣を変えようって話です。

なんでも「ありがとう」って言うから良くなるのではなくて、「ありがとう」って言える「心」を作ることが大切なんですよ。

だから、「ありがとう」の場面は「ありがとう」って積極的に言えば心がそうなっていくってお話です。

中身の無い「ありがとう」は毒でしかありません。

それではこれで終わります。

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