皆さま、こんにちは!

「心と口もとの専門家」

全身口腔歯科医師・心理カウンセラーの松谷です。

 

 

 

 

  超高濃度ビタミンC点滴とグルタチオン

 

〜からだの内側から、酸化ストレスに負けない力を〜

 

本日は、私自身も大切にしている

超高濃度ビタミンC点滴についてお話しします。

 

当院では、ビタミンC点滴の際に、必要に応じて

グルタチオンを一緒に入れることがあります。

 

どちらも共通している大切な働きは、

からだの酸化ストレスを和らげ、細胞を守るサポートをすることです。

 

私たちのからだは、毎日のストレス、紫外線、睡眠不足、食品添加物、環境毒素、加齢などによって、少しずつ酸化の影響を受けています。

 

わかりやすく言うと、酸化とは

からだの“サビ”のようなもの。

 

このサビが増えすぎると、疲れやすさ、肌の衰え、免疫力の低下、慢性炎症、老化の加速などに関わると考えられています。

 

そこで注目されているのが、

ビタミンCとグルタチオンです。

 

 

ビタミンCの働き

ビタミンCは、水溶性ビタミンのひとつで、人間の体内では作ることができません。

そのため、食事やサプリメント、必要に応じた点滴などで補う必要があります。

 

ビタミンCには、主に次のような働きがあります。

 

まず大切なのは、抗酸化作用です。

ビタミンCは、活性酸素によるダメージから細胞を守る働きがあります。

 

また、コラーゲンの生成にも欠かせません。

コラーゲンは、皮膚、血管、歯ぐき、骨、関節などを支える大切なたんぱく質です。傷の修復や歯ぐきの健康にも関係しています。

 

さらに、ビタミンCは免疫機能の維持にも関わります。

風邪をひきやすい方、疲れが抜けにくい方、ストレスが多い方にとって、ビタミンCはとても大切な栄養素です。

 

そのほか、植物性食品に含まれる鉄の吸収を助ける働きもあります。

特に女性や、疲れやすさを感じる方には大切なポイントです。

米国NIHの栄養情報でも、ビタミンCはコラーゲン合成、抗酸化、免疫機能、鉄吸収に関わる栄養素として整理されています。

 

なぜ「点滴」なのか?

 

ビタミンCは、口から摂る場合、一定量を超えると吸収率が下がり、余分な分は尿から排泄されます。

 

一方、点滴では血管内に直接入るため、口から摂る場合とは違った血中濃度に到達できると考えられています。

そのため、医療機関では体調や目的に合わせて、ビタミンC点滴が選択されることがあります。

 

ただし、超高濃度ビタミンC点滴は誰にでも同じように行えるものではありません。

腎機能、鉄代謝、持病、内服薬、G6PD欠損症の有無など、安全確認がとても大切です。高用量ビタミンC点滴では、G6PD欠損症の方で溶血のリスクがあることも指摘されています。

 

 

 

グルタチオンとは?

グルタチオンは、私たちの体内にもともと存在している成分です。

 

グルタミン酸・システイン・グリシンという3つのアミノ酸からできており、特に肝臓に多く存在します。

体内の解毒や抗酸化に関わる、とても重要な物質です。

 

グルタチオンは、よく

“マスター抗酸化物質”

と呼ばれることがあります。

 

それは、グルタチオンが単独で働くだけでなく、他の抗酸化物質の働きにも関係し、細胞を酸化ストレスから守る重要な役割を持っているからです。

 

グルタチオンは、細胞内で酸化ストレスへの防御、解毒、免疫機能、細胞機能の維持などに関わる物質として研究されています。

 

 

 

グルタチオンの主な働き 

 

グルタチオンの代表的な働きは、次の3つです。

 

1つ目は、抗酸化作用。

活性酸素から細胞を守り、からだのサビを防ぐサポートをします。

 

2つ目は、解毒のサポート。

肝臓での解毒システムに関わり、からだに不要なものを処理する働きを助けます。

 

3つ目は、美容とエイジングケアのサポート。

酸化ストレスは、肌のくすみ、疲れた印象、老化の進行にも関係します。

グルタチオンは内側から透明感や元気を支える成分として、美容医療の分野でも注目されています。

 

4つ目は、パーキンソン病の改善。

これは日本以外の世界では、かなり使われていますが、残念ながら日本では1部のドクターしか使っていません。

 

ただし、グルタチオンは「病気を治す薬」というより、からだ本来の抗酸化・解毒システムを支える成分として考えるのが自然です。

 

ビタミンCとグルタチオンを一緒に使う意味

 

ビタミンCとグルタチオンは、どちらも抗酸化に関わります。

 

イメージとしては、

ビタミンCが外側から酸化ストレスに立ち向かい、

グルタチオンが細胞の内側や肝臓の解毒システムを支えるような関係です。

 

どちらか一方がすごい、というよりも、

お互いに助け合いながら、からだを酸化ストレスから守るチーム

のような存在です。

 

だからこそ、松谷はこの2つを必ず点滴しています。

月に2回のペースです。

 

現代人は、ストレス、睡眠不足、加工食品、紫外線、電磁波、環境毒素など、昔よりも酸化ストレスを受けやすい生活をしています。

 

「疲れてから何とかする」のではなく、

日々、細胞が元気でいられる環境を整えること

が大切だと私は考えています。

 

口もとと全身の若々しさにも関係します

私は歯科医師として、いつもお口の中を診ています。

 

歯ぐき、粘膜、唾液、舌、口臭、炎症。

これらは単に「お口の問題」ではなく、全身の状態を映し出す鏡です。

 

ビタミンCはコラーゲン生成に関わるため、歯ぐきや粘膜の健康にも大切です。

また、酸化ストレスや慢性炎症を減らすことは、口腔環境を整えるうえでも重要です。

 

当院では、口もとから全身を整え、

歯だけを見るのではなく、

呼吸、睡眠、食事、栄養、心の状態まで含めて、その方の健康を考える。

 

これが、私の考える全身口腔歯科です。

 

最後に

超高濃度ビタミンC点滴やグルタチオンは、魔法の治療ではありません。

 

けれど、

疲れやすい方、ストレスが多い方、老化が気になる方、肌や歯ぐきの健康を守りたい方、免疫力を整えたい方にとって、からだの内側を支える選択肢のひとつになります。

 

大切なのは、

何かを足すことだけではなく、からだが本来持っている力を邪魔しない生活をすること。

 

よく眠ること。

よく噛むこと。

呼吸を整えること。

自然な食事をすること。

心とからだをゆるめること。

 

そのうえで、必要な栄養を上手に補う。

 

これが、10年後の自分を若々しく、元気にしてくれる小さな積み重ねだと思います。

 

今日も、からだの内側から美しく。

そして、口もとから心まで元気に過ごしてまいりましょう。

 

※点滴療法は、体質や持病、内服薬、腎機能、G6PD欠損症の有無などによって注意が必要です。必ず医師の判断のもとで行ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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