過食は私を助けるために起きた【過食治療?4】 | カロリー貯金ダイエット by 東城薫(ホネホネロック・かお2015)

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まずは恒例の注意書きから。

 

注意

このブログは「私の場合」を発信しています。

それが偶然誰かの役に立ったらいいなぁというスタンスです。

でも、これから先「こうしたら過食衝動が治まった」と書いてあるように感じる部分が出てきます。

しかも、摂食障害アドバイザーとか医師とかそういう人が仰っていることとはだいぶ違うことが書いてある可能性もあります。

治療中の方や、信頼しているアドバイザーがいる方などは、見ないことを強くお勧めします。

注意

 

「心のままに体が欲するように食べていればいずれ体重は上げ止まり過食も治まる」

このやり方は、過食を止めたいだけでなく痩せていたい私には合わないと書いたのが【過食治療?】最初の記事

そして、低体重でいるための方法としてカロリー貯金を考えたと書いたのが前回

 

今回は、この企画の核心にふれます。

本当は過食対策の3つ(基礎代謝・たんぱく質・主食)が生まれた経緯を書いてからの予定だったのですが、なかなか記事を書く時間が取れないので順番を逆にしてみます。

 

先に書いておきますが、過去最高に重くて暗いです。

【過食防止】企画では触れなかった部分にも今回はガッツリ踏み込んで書きました。

メンタルに余裕がある時に読まれるのが良いと思います。

 

では、いきなりですが。

 

過食は私を助けるために起きた。

 

この一文を見て、どう思われますか?

スッと理解できる人もいると思います。

特にカショックのキャラ設定の記事をご覧になっていれば、そう思えるかもしれません。

 

でも、当時の私はこんな一文を見かけたら「絶対に違う!」と反発していたと思います。

なぜなら、過食を心から恨み、過食に悩まされ、過食さえなければカロリーコントロールも上手くいくのにと、全ての責任を過食だけに押し付けていたからです。

 

先日の【過食防止】企画でこのブログを振り返った記事と重複しますが、書かせてください。

 

最初は「基本的に何も食べない」で、61kg(BMI21)から48kg(BMI16)に数ヶ月で落としました。

そこで起きた初めての過食を受け入れられず、ずっと「暴食」と言い換えていました。

その過食を帳消しにすれば良いと、過活動やゼロカロリー食材を多用しました。

そして生理が止まったから体重を増やす(泣)と理由付けして、過食を許しました。

ついには拒食を何日か続けて準備をしてから、計画的に過食をするようになりました。

 

最初はハイペースでダイエットできたのに、過食が起きてから上手くいかなくなった。

過食さえなければ、またちゃんと痩せられるのに。

過食さえなければ、カロリーコントロールできるのに。

 

そんな考えで頭がいっぱいの中、ふと気づいたというよりは、少しずつ気づかされていったこと。

それが、

過食は私を助けるために起きた。

でした。

 

シンプルに言っても遠回しに言っても、私はお腹がすいていたんですね。

ずっとずっとずっとお腹がすいていた。

61kgから48kgに落とした2013年夏から12月、基本的に何も食べてないから。

 

でも私はとても意思が強くて頑固で、そして自分が大嫌いで早く死ねばいいと思っていた。

こんな私が家計を使って何かを食べる資格なんてないから、空腹で当然だと思っていました。

どれだけ体が空腹を訴えても、頭でそれを抑え込みました。

今までの人生、逆境であれ壁であれ人間関係すらも、努力や工夫や計算で乗り切ってきたんだから、食欲を我慢するなんて大したことない。

 

あの時の私に、誰がどんな言葉をかけたら食事をしたでしょうか。

きっと…というか絶対、誰がどんな言葉をかけても私は(自主的な)食事はしなかったと思います。

 

だから過食が起きた。

 

私としては、不本意で情けなくて自分の意志の弱さを責めたけど、カロリーも栄養も摂ることができた。

 

問題はその後。

脳のメカニズムの通りに、過食が習慣化していきました。

つまり、拒食や絶食からの過食を繰り返すことで、脳に報酬回路ができてしまった。

詳しくは【過食防止】企画に書いているので、ここでは書きませんが。

 

過食は私を助けるために起きた。

 

じゃぁ、私は誰を何を憎めば良いか。

ここまでの流れを読めば、その犯人は何度も何度も登場しているので分かると思います。

過食が私を助けに来なければならなかった原因…

 

私が憎むべき相手は、拒食行為です。

 

思い返せば、過食が起きる前には必ず拒食行為があった

つい「過食を帳消しにするための拒食」と思いがちだけど、実は違った

拒食があるから、過食が起きた

自ら、過食が起きなければならない状態にしていた。

 

注意書きにも書いているのでクドいのですが、これはあくまでも私の場合です。

私は基礎代謝以下の摂取内容を続けると過食衝動が来ました。

前にも書きましたが、当時「以前は200kcalとか極端な食事制限をしてたけど今は900kcalは摂取してるから大丈夫」と心から思っていたので、900kcalという数値がトラウマになったほどです。

 

私は犯人だと思っていた過食に助けられていた。

仲間だと信じていた拒食が実は犯人だった。

これからは拒食に気をつけよう。

 

なんかサスペンスみたいな書き方ですけど、ホントこんな感じに気づかされていったんです。

というか、今この文章を打ちながら「いやそりゃ拒食が過食を呼んだに決まってるでしょ」って思うんですけどね、どうして当時は気づけなかったんだろう。

 

早起きしたい時、いきなり早朝に目覚ましを鳴らしても起きられないし、昼間に眠気がやってくる。

早起きしたいなら、まずは早く寝ることから始めるのが正しい第一歩。

 

これなら分かるのに。

困ったもんですねぇ。

減量は単純なのに簡単じゃない理由は、こんなところにあるのかもしれません。

 

というわけで、過去最高に暗くて重い記事も終了です。

これで私がなぜ「過食はもう卒業した」とか「非過食〇日」と言わないか伝わったのではないでしょうか。

 

私の最大の問題点は過食じゃなくて拒食だったからです。

 

だから過食を嫌ったり恐れたり、卒業宣言したり、カウントしたりする必要がないんですね。

むしろマイルールに「基礎代謝は摂取する」と明示して厳守する方が重要だった。

 

もちろんこれは私の場合ですから、人によっては基礎代謝以下の摂取を続けても過食にならない人もいるだろうし、逆に1500kcalぐらい摂取しているつもりでも活動量が多かったりカロリーを多く見積もりすぎていたり内容が偏っていたりすれば過食衝動が起きる人もいると思います。

 

つまり、過食衝動が起きないようにするにはどうすれば良いかを自分で探ること。

私が誰かにアドバイスしたり教示できないという理由もそこにあります。

みんながなるべく健やかに望む体重体型でいられるように願うばかりです。

 

次回の【過食治療?】は、順番を変えたマイルールについて書きたいと思います。

では、また。

 

…。

いや、暗いでしょう!

読み返して、あまりの重苦しさにエアコンの温度下げたほどです。

暗っ!

重っ!

というツッコミしかできません。

 

最後ぐらい明るく!

楽しく!

明るく楽しいと言えば、アレだ!

 

さ~て、来週のホネホネロックさんは?

 

ホネホネロックです。

毎日蒸し暑い日が続きますね。

あまりの暑さにソフトクリームの食べ放題でつい食べ過ぎてしまいました。

カロリーを計算しようにも重さが分からないので困ってしまいます。

今度はキッチンスケールを持参しようかな?

 

さて次回は…

・基礎代謝以上は摂取する

・たんぱく質を必要量以上摂取する

・炭水化物(主食)を断たない

の三本です

 

来週もまた見てくださいね

いーんーじゃーんーでっほーい!(大阪出身)

うふふふふふふ♪

 

…焼け石に水ぅ!!

 

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【コメントやメッセージについて】

減量や過食防止に関する質問は、私のような道半ばの素人でも良ければ可能な範囲でお応えしたいと思っています。注意ご質問部分の抜粋と私の応えを記事にする可能性があります

減量や食事内容を咎めるもの、食事量、プライベートな質問、健康(サプリ・便秘・生理など)や美容(肌・髪など)に関する話題、など何か引っかかるところがあれば承認していません。

自己紹介の記事より

 

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