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『夢を叶える夢を見た』

ラストです。




この本が世に出てから

20年以上経ち

「飛ぶこと」は身近で

簡単なこととなりました。


起業や転職

海外で働くこと

フリーターで稼ぐこと


何ということもなく

ヒョイと飛ぶ若者

アラフォーだってアラフィフだって

挑戦する人は

当時に比べてケタ違いでしょう。


それでも

飛ばなきゃ良かった


後悔する人もいる。


写真お借りしました



飛んで後悔


何度も言ってますが

2000年代は今よりずっと

日本経済が太かった。


企業に就職したら

定年まで昇給があり

生活に困ることなど

予想しなかったでしょう。


だからこそ 取材では

安定を捨てて飛んで


「飛んで良かった」と思う一方で

「飛ばなきゃ良かった」と思うという

矛盾を抱えた人が多かったそう。


内館さん自身は

フリーになってから

「おカネ」にからんだ

「問題の人たち」に出会い

「明日のわからない仕事」の

怖さを感じたという。


定収入があるという状況を、

「夢」だの「挑戦」だのという

美しい言葉で軽く考えすぎてはなるまい。


精神的充足を趣味など他のことで

叶えられる人は、何も無理して

会社を辞める必要はない。


とはいえ内館さんは

もはや趣味などで代替できる

レベルでなかった。


会社に行って

息を吸ってるだけの八時間

耐えられず


全ての保証を捨てて飛んだ


お借りしました



飛ばずに後悔


飛んで失敗して後悔するより

飛ばずにする後悔の方が

傷は浅い?


それについては

このように書いてあります。


「飛んで、する後悔」のように、

借金だの夜逃げだのという

破滅的な現象はない。


ただ、「たった一度の人生を、

 生かしきれなかった…」という、

ジワジワ広がる後悔が毎日毎日続く。

(中略)しみるような後悔だ。


人生終盤になって

人生を生かしきれなかった

その後悔に苛まれるのも

辛いだろうな



私が半年前に

ブログを書き始めたのも

このまま人生終わったら

後悔するだろうな…

そんな思いからでした。


ブログを書いたらどうして

人生後悔しないのか?と

問われたら


自分の気持ちを

上手く表現できるように

なりたかったからです。


他人とコミュニケーションを取る時に

相手にどう思われるかばかり

気にして

自分の言いたいことが言えなかった。


今は

相手の気持ちを尊重するよう

気をつけながらも

(まだ少しは遠慮もありつつ)

自分の言いたいことを

伝えられるようになりました。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


最後は“まえがき”より

心に残った箇所を引用して

終わりにします。


人生を終える時、それぞれの人は

何を思うのだろうか。


夢のために安定を捨て、飛び出して

満足して死ぬ人がいるだろう。


飛び出して後悔する人がいるだろう。


一方、飛び出さずに満足して死ぬ人、

飛び出さずに後悔して死ぬ人がいるだろう。


どうなるのかは死ぬ時にしかわからない。

ただ、これだけは言える。


よく生きた人だけがよく死ねるのだ。



お読みいただき

ありがとうございました。






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