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引き続き

『夢を叶える夢を見た』

内館牧子/著 幻冬舎 2002年

について語ります。



夢を叶えるために

飛んだ人


飛ばなかった人


どちらが支持され

憧れを持って見られ

ドラマになるかと言えば

当然飛んだ人。


でも飛んだ人とて相当苦しい思いも

したでしょう。


そして飛ばなかった人にも

またそれだけの理由がありました。


飛ばないために不可欠なもの

ご案内します。



1.冷静な適正判断


飛ぶ人に欠かせないものとして

好戦的な性格が挙げられていましたが

飛ばない人が持っているのは

冷静な思考


自分自身や状況を

客観的にクールに見ていると。


そしてまた飛ぶ人の性格で

見切れる性格が挙げられていたが

逆に見極める目を持っている。


「夢を叶える」という意味で言えば、

「自分はすごい可能性を持っているんだ」

と思った方がいいってなるんだろうけど、

でもやっぱり、誰もが成功はしないんだよ。

何十万人に一人ってことだから。



2.今の仕事における将来的なビジョン


内館さんは


私がOL時代、何が虚しいかといって

「仕事においてつらいことや

 追いつめられることさえない日々」

であった。来る日も来る日も、

何らの責任もグレードアップもない

雑用をこなす


何度も書いていますが

二十数年前、女性社員の仕事は

お茶汲み コピー取りが代名詞

責任あることは任せてもらえなかった。


もし会社が男性社員と同様に

企業でで戦う役目を与えてくれたら

会社を辞めて脚本家には

ならなかっただろうと

回顧しています。


内館さんが会社で

将来的なビジョンを何も

見出せなかった故に飛んだ

飛ばざるを得なかった。


逆に

組織の仕事が好きで

将来的ビジョンを持っているなら

飛ばないための原動力になると。


写真お借りしました



3.恨(ハン)


恨み ではなく恨(ハン)

正式な意味は調べていただくとして


本では

人生の不条理への奥深い、

正当な怒りの感情

と表現しています。


これは飛ばない人だけでなく

飛ぶ人にも必要な感情だと

書いてありますが


私はむしろ 

現状から飛び出して

新天地に向かう人こそ

この感情を持つのではないかと

いう気がします。


もう大分前のこと


知人に

大学院に行くことを

打ち明けられ

一緒に学生をやろうと

誘われたことがあります。


私は大学院に行く気はなく

断りましたが

何故行くのか尋ねました。

答えは

「世間の人を見返してやりたいから」


彼女もまた同じように

責任もグレードアップもない職場の

毎日を憂えて

男性社員との差別を恨んでいた。


これも恨だったと

今にして思います。


そうして飛んだ知人は

今では大学助教授になりました。


大学院に通い始めたのは

アラフィフになってからです。


お借りしました



飛ばなければ良かった

飛べば良かった


明日に続きます。

明日こそは終わりにしたい!


よろしければ

お付き合いください。






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