過去記事の修正 64
ポップス編
今またサンダーバーと背の映画が公開されているようですが、なかなかオリジナルを超える作品は登場しませんなぁ。これは2002年に発売されたもので、オリジナル吹き替えではなく、このために再録された3話分のステレオ・ラジオドラマと、それに使われた新録のBGM集に、今井科学のプラモデルのCM映像を収録したCDVを加えたBOXです。BGMは、バリー・グレイのオリジナル・サントラが発掘される前の商品化だったので、湯浅徹氏のスコア採録による録音でかなり忠実にオーケストレーションされています。スコア版とはいえ貴重な録音です。この新録の主題歌は、テレビ東京オンエア分で使用されたもので、オリジナル・カラオケも収録しています。のちにBGM集のみが、徳間より単独リリースされています。
今回は映画を取り上げたものが多いですが、これは「ジェラシックパーク」の第1作のサントラ盤です。
映画はもちろん舞台を見るために本場イギリスのピカデリー劇場にまで足を運んだ作品です。
フランシス・例の名前を一躍世界的なものにした映画「ある愛の詩」を取り上げて言います。確かに主題曲はフランシス・レイが書いているのですが、結構クラシックも使われています。
作曲家ジョン・バリーの代表作は何か?と問われたら小生はこの「冬のライオン」を結構真っ先に挙げます。ここでは中世の音楽をさもそれらしく響かせていて、一時期はヨーロッパの中世を舞台にした物語のバックにはこの主題歌が頻繁に使われていました。
日本ではあまり人気が出ませんでしたが、このピアノ・デュオの演奏はアメリカのイージーリスニング界を牽引していました。でも、このレコードはアメリカと日本では雌雄六曲が全然違っていました。個人的にはポップ・クラシカルな曲目の日本版のほうが好きでしたけどね。
TVアニメの黎明期に時間を止める設定が斬新で夢中になって見ていた記憶があります。でも、この作品で描かれていた世界が今少しづつ現実になろうとしています。
今はレギュラーとしての番組はなくなってしまいましたが、「ビフォー・アフター」に使われていた音楽は印象的でした。
そして最後はドキュメントのレコードです。この記事を書いたときには音源は全く見たありませんでしたが、最近はYouTubeに素晴らしいものがアップされていました。故人の長岡鉄男氏もベタ褒めの「雷鳴下の蒸気機関車」というレコードです。