過去記事の修正 39 クラシック編 | geezenstacの森

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過去記事の修正 39

クラシック編

 

 このブログ、開設の目的からして、手持ちのレコード屋CDの供養を兼ねて、丁寧に聴いていこうという趣旨で始まっていますから、やはり、訪問していただく方もそういった記事が中心になっています。当日アップした記事よりも過去記事にアクセスが多いのも当方のブログの特徴でしょう。まあ、じぶんでも、過去記事が読めなくなっているのは納得がいきません。そんなことで、ブログのポリシーにもなっている「往去来今」をベースに続けていきます。

 

 

 リチャード・ボニングという指揮者は90歳を超えていますが、デッカでバレエ音楽を一手に引き受けて録音を続けていました。ボニングはイギリスの花形バレリーナ、アリシア・マルコヴァと協力し、あらゆる時代のバレエを積極的に復活させた一人で、不当に忘れられていた多くのバレエの傑作の唯一の録音を行うなど、熱心な活動を続けてきました。ここではその彼の「白鳥の湖」を取り上げています。

 

 

 1960年代を代表するイッセルシュテット/ウィーンフィルのベートーヴェン交響曲全集の中の一枚です。当時はウィーンフィル唯一の全集でした。息子のエリック・スミスが関わったことでも知られる名盤でウィーン訛りを残したベートーヴェンに仕上がっています。

 

 

 これはブリリアントから発売されたシベリウスの交響曲全集の中の一枚で2番と3番のカップリングという市販ではない組み合わせの一枚となっています。ザンデルリンクはフィルハーモニアとのベートーヴェン交響曲全集でもいい仕事をしましたが、このシベリウスも侮れません。

 

 

 今でもほとんど交響曲全集を録音していないメータですが、ウィーンフィルとシューマンの交響曲全集は録音しています。ロスフィルを退任する直前のデッカへの置き土産のような録音です。ただ、あまり知られていませんなぁ。

 

 

 この一枚はデッカのアナログイャーズに組み込まれた一枚で、市販の単品ではこんな豪華な組み合わせは存在しません。一枚で二度美味しいという仕様になっています。このころのメータは一番輝いていましたなぁ。

 

 

 ブリテンの没後100年の記念のセットです。デッカはブリテンの自作自演でかなり注目されたセットを発売しましたが、EMIはその陰に隠れてひっそりとした内容でした。デッカものはめぼしいものを単品で所有していることもあり、ここはEMIのセットを選択しました。

 

 

 プラッソンのボックスセットから取り上げた一枚です。この指揮者も日本ではあまり知友目されていませんがフランスものはやはりピカイチです。もう、廃盤になっていんでしょうなぁ。

 

 

 バイロン・ジャニスはマーキュリーやRCAで活躍し、ホロヴィッツの弟子の一人でもありましたが、指の故障などもあり活動は限られていました。このラフマニノフはプレヴィント共に録音したもので彼の代表盤の一枚になっています。

 

 

 ハイティンクはその長いキャリアの割にこのホルストの惑星はロンドンフィルとのこの1回限りです。レギュラー価格ではほとんど売れなかったものですが、廉価盤に投入された時は音の良さと共に学生に注目されたものです。ここではレコードとして取り上げています。

 

 

 ウィーンフィルのボックスセットならではの組み合わせの一枚です。ここではジュリーニとクライバーという両巨頭が共演しています。これも一枚で二度美味しいCDとなっています。