お喰い初め
6月14日は初孫のちょうど誕生100日ということもあり、「お喰い初め」を祝いました。自分の子供にはこういう祝いの会はやったことがないのですが調べると昔からある行事なんですなぁ。
お食い初めの起源や由来は平安時代に遡るそうで、赤ちゃんにお餅を食べさせる「百日(ももか)」という行事があり、これがお食い初めの始まりといわれています。古典の『吾妻鏡』には、源実朝が生後百十日目にお食い初めをしたという記述も残っているようです。
決めた時は、緊急事態宣言にはなっていませんでしたが、6月20日まで延長ということで、まあてんやわんやでした。ただ、却って空いていて、急かされることもなくゆっくりと3時間ほどかけて料理を楽しむことができました。
お店側でもこんなプレートを用意してくれていて、この裏面にはお祝いの言葉も一言添えてありました。
こんな祝膳でした。お祝い膳は、日本古来の献立「一汁三菜」が基本とされてきました。鯛など尾頭(おかしら)つきの魚と、赤飯、吸い物、煮物、香の物が献立となります。今回は前の中央に刺身も用意されていました。
主人公です
生後100日前後は、早い子ですと乳歯が生え始めることから、「歯固めの石」を用意し、丈夫な歯が生えるようにという願いを込めるということで、最初はその石を食べさせます。漢字はよくできたもので年齢には「歯」の字が使われていますが、そういう意味合いもあるのでしょうなぁ。
ただ、いろいろなものを食べるポーズをとりながら、やれ「けんこうになあれ」とか「丈夫な子に育て」とか言いいながら食べさせる真似をするので赤飯を食べさせる頃には泣き出してしまいました。(^_^;)
