過去記事の修正 34
クラシック編
Yahoo!ブログの閉鎖で、アメバに移ったのは良かったのですが、リンクがズタズタで過去記事が大変なことになっています。まるで、検閲を受けたように真っ黒ならぬ真っ白になったり、リンク不良の表示だらけでまるで記事の体裁になっていないものが多くて困り果てています。大多数はメインのクラシック関係ですが、ほぼ全体の書庫が悲惨な状況です。これからも少しづつ修正していきます。お付き合いくださいませ。
ここではCDで取り上げていますが、このレコードが発売された時は、それこそ溝が擦り切れるほど聴いたものです。ハイファイ録音の極致とでも言うべきレコードで、大音量で聴くとスピーカーが壊れる恐れがあるとの注意書きにビクビクしながら聴いたものです。
メータという指揮者は最初はデッカでデビューした時は破竹の勢いだったのですが、ニューヨークフィルに移ってCBSに移籍してからパッとしなくなりました。また、大物指揮者の中でほとんど全集というものを残していません。要するに器用貧乏なのかもしれません。ここでは60年以上苦楽を共にし最近退任したイスラエルフィルを指揮して「シェエラザード」を振っています。まさにふさわしい出会いですが、なぜか忘れ去られています。
多分モーツァルトのホルン協奏曲にのめり込むきっかけとなったレコードです。ミュールバッハーはウィーン今日のホルンの首席でした。ここではウィンナホルンの響きをたっぷりと聴く事ができます。
このCDを入手するまでクレーメルがバーンスタインと共演していたとは知りませんでした。異色の組み合わせといってもいいでしょう。1980年代はバーンスタインは積極的にウィーンフィルと映像作品を残しています。この演奏もビデオでも鑑賞する事ができるようで、その丁々発止のやり取りが堪能できます。
これもレコードを取り上げた記事です。このレコードを取り上げた頃はオイロディスクはキングとコロムビアの両方の窓口から発売されていました。で、この音源はキングから発売されたものですが、なぜかまともにCDにはなっていません。不思議な録音ですが、これでブラームスの交響曲第1番に目覚めたということでは貴重な一枚です。
今ではシルヴェストリの録音はいろいろな形で聴く事ができますが、これは新星堂がEMIとコラボして発売したCDです。今でいうタワーレコードの役目を果たしていたんですなぁ。そして、始めてシルヴェストリという指揮者を知ったCDでもありました。
このセットはCDのおまけで映像版のブラームスの交響曲全集が付いてくるという大盤振る舞いのセットでした。でも、記事としてはブラ1だけを取り上げています。隙のない演奏ではありますがいまひとつ、心にズシンと響くものがないんですなぁ。
セル/クリーヴランドの実力を始めて日本に知らしめた貴重なライブの記録です。しかし、この70年のライブのすぐ後にセルは亡くなってしまいます。1970年はバルビローリは来日直前に亡くなるは、直後にセルが亡くなるはで指揮界が大いに揺れた年でした。この後73年にはクレンペラーがなくなり、指揮界の世代交代が一気に進んだような気がします。
ピリオド楽器による演奏の先駆者として活躍したブリュッヘンの遺産の一枚です。18世紀オーケストラはサイトウキネンのように常設のオーケストラではありませんでしたから、彼が亡くなったら跡を継ぐ人材はありませんでした。こう考えると、セイジオザワフェスティバルと名前を変えたサイトウキネンも同じような運命話たどるような気がしますなぁ。
ありそうでなかった企画のボックスセットです。ここでは、グラモフォンがメインになっているという事でドイツ・オーストリア系が中心になってしまっているのはちょっと残念ですが、それでも、他社音源を借りてきて作品を網羅した姿勢はなかなかのものです。
エラートがBMGから発売されていた時代のCDです。デザインを見てもわかるように日本の盆栽をあしらったシリーズは、その内容と共に惹かれるものがありました。名画を配したどこでもあるようなシリーズとは一線を画していて今見てもあじわいのあるシリーズでした。ここでは名手ラスキーヌがパイヤールと録音したものを収録しています。