過去記事の修正 25
ポップス編
こちらは初期3部作時代のスター・ウォーズの集大成みたいなCDです。
ジョン・ウィリアムズが音楽監督をしていた時代のボストン・ポップスの発売窓口はフィリップスでした。その前はポリドール、その前がRCAでした。小生はRCA時代はほとんど所有していなかったのですが、ポリドール時代のレコードはほぼ揃えていました。ジョン・ウィリアムズ時代はいきなりCDですから時代の移り変わりを感じます。
ジョン・ウィリアムズは1960年代から映画音楽の世界で活躍していたのですが、あまり注目されていませんでした。この「大地震」もウィリアムズの作品なんですが、まだフルオーケストラを使ってはいません。それよりも、地震の音がレコードの冒頭に収録されていて話題になりました。
「ジュラシック・バーク」は大ヒットしましたが続編として制作された「ロスト・ワールド」はパッとしませんでした。でも、こちらの音楽もジョン・ウィリアムズが書いていました。どのくらいの人が覚えているでしょうかねぇ。今では再発もされないその音源がこのセットには含まれています。
EMIのマートがありますが、米キャピトルの録音になるハリウッドボウル交響楽団の演奏による映画音楽です。ここでは作曲者自身が指揮で登場している黄金時代の記録です。
今ではトム・クルーズの「M.I」の方が知られていますが、元々はテレビシリーズが元になっています。そして、テレビといえば「おはよう、フェルプスくん」で始まるフレーズがキヤッチフレーズになっていました。映画では第1作で殺されてしまいます。ここではその懐かしい音源を取り上げています。
今では考えられませんが、こんな映画をディズニーは作っていたんですなぁ。音楽はジョン・バリーが担当しています。同じオーケストラを使った作品でも、音色は全然違います。
さて、ここからはジャズです。プレイバッハの大御所、ジャック・ルーシェがデジタル時代に放った2枚組みのアルバムです。デッカの録音は玉砕しているところがあったのですが、こちらは余裕で収録されています。
CTI時代のヒューバート・ローズはどちらかというとイージーリスニンク・ジャズのスタイルでクラシックの名曲を度々取り上げています。このアルバムのそんなセンスがキラリと光ります。
こちらはMJQの代表作を2枚のアルバムに集大成したものですが、Not Nowというレーベルから発売された激安のCDです。
一時はナベサダのグループて゜も活躍したトロンボーンの福村博のデビューアルバムです。ところが完全に忘れられている一枚なんですなぁ。
ミスティック・ムード・オーケストラといっても知らない人が多いでしょうなぁ。通常のイージー・リスニングのアルバムとは違い効果音が一緒に収録されています。何しろ親会社がそういうドキュメントが得意な会社ですからソースはふんだんに持っています。雨や雷の音、レースカーの爆音が響き渡ります。
同じ曲なのに国によって呼ばれ方が違う曲です。一般には「レイン・レイン」で知られていますが、呼び名が変われば、歌詞の内容も全く変わってしまう面白い曲です。