過去記事の修正 18 クラシック編 | geezenstacの森

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過去記事の修正 18 クラシック編

 

 先日、とんでもない数のアクセスがあり修正がとてもではないほど膨らみました。ありがたいこととともに、自分が過去にこんな記事も書いていたんだという懐かしさとともに、拙い文章で恥ずかしくもなりました。て、ことで、リンクの見直しとともに新しい情報も取り入れて色々書き直しも進めています。

 

 

 鈍行のようなテンポで、イギリス人はかくあるべしといった演奏が繰り広げられます。第1楽章の悠然としたテンポからして英雄とは斯くありなんという見本みたいなものです。

 

 

 リステンパルトの名を知っている方はかなり年配の方でしょう。しかし、60年台前半まではこういう演奏が主流でした。古き良き時代のモーツァルトを再現してくれています。

 

 

 ベルグルンドのしき姿を初めて目にした時は驚きました。彼は左利きの指揮者だったのです。しかし、そこから紡ぎ出される響きはしっかり歴史に裏打ちされたもので、このシベリウスは最初の全集ですが、もうベルグルンドの個性がにじみ出ています。

 

 

 ヨゼフ・スークはスプラフォンの専属だと思っていたのですが、違ったんだということを認識したレコードがこの演奏でした。カッチェンとがっぷり四つに組んだこのブラームスは隠れ名演だと思っています。

 

 

 ロンドン交響楽団と録音した1970年代のプレヴィンは、自分がやりたかったクラシックの世界を十分に楽しんだ時代だったのではないでしょうか。今はほとんど市場からは消え去っていますが、近々EMIに残した録音がボックスセットで発売されるそうで心待ちにしています。

 

 

イギリスはオリンピア・レーベルから発売されたロジェストヴェンスキーのショスタコです。1990年こ゜ろはメロディアはほとんど活動していなかったはずで、ライセンス音源でしかロジェストヴェンスキーのショスタコは聴くことができなかったと記憶しています。

 

 

 デイヴィスはボストン響とシベリウスの交響曲全集を完成させていますが、このシユーベルトは未完成とこの曲だけでした。全てのリピートを繰り返すというまさに天国的な「グレート」です。デイヴィスはのちにドレスデン・シュターツオパーと全集を残していますが、そちらも同じアプローチをしています。

 

 

 こちらはショルティの「グレート」。これはちょっと異色のアプローチの演奏ですが、クレッシェンドのアクセントと区別のつきにくいシューベルトのショルティなりの結論がこの演奏です。第4楽章に注目しましょう。

 

 

 

 サヴァリッシユはオイロディスクにチェコフィルと組んだモーツァルトを2枚録音しています。後にも先にも、サヴァリッシュのモーァルトの交響曲のセッション録音はこれっきりです。

 

 
 ドラティはあらゆるレーベルに録音を残していますが、EMIには結構渋い曲目を残しています。これは北欧の抒情シリーズで発売されたレコードですが、こんなものがあったとはこのシリーズで初めて知りました。

 

 

 オーマンディのCBS時代のレスピーギ3部作です。ステレオ初期の録音ですが、のちに代名詞となるフィラデルフィア・サウンドが炸裂しています。

 

 

 マリナーもあちこちのレーベルに録音を残した指揮者ですが、ミネソタ響の音楽監督をしていた時にはこんなアルバムをテラークに残していました。

 

 

 このジャケットも当時話題になったバーンスタインの「巨人」です。ニューヨークフィルの125周年の記念のレコーディングでもあったこのディスク、バーンスタインとしても、全集の中間伝でこの曲を録音していました。

 

 

 バーンスタインとくればやはり、この人を出さないわけにはいきません。このウィーンフィルにとって初となるホルストの「惑星」発売当初は結構話題になりましたが、カラヤンは録音にえらい手こずっています。なんと収録に二週間ほどを費やしています。名録音ですが、結構バランスを無視した録音でもあります。

 

 

 2012年に発売されたこのトスカニーニの全集、発売当初は収録間違いがあり結構混乱していました。そんな顛末記をアマゾンの対応とともに記しています。でも、この全集残念なのはトスカニーニ唯一のステレオ録音がセス式発売されていないことから収録されていないのは残念なところでした。