Totoronの花鳥風月 -356ページ目

母の日の起源 ~カーネーションとの関連性~

母の日は、


世界各国にある。




各国の


母の日の起源は


いろいろと違っている。



イギリスやアイルランドでは、


その昔、


たとえば奉公中の子供たちが


年に一度教会で、


母親に会えるうれしい日であったり、


アメリカでは


南北戦争の頃


夫や子供達を戦場に送ることを拒否しようと


母親たちが「母の日宣言」をしたのが


始まりであったり、


日本では、


1931年に大日本連合婦人会を結成したのを機に


香淳皇后の誕生日(3月6日)を母の日としたのが


始まりであったり、


起源はそれぞれ異なるが、


世界各国に母の日はある。




では、


なぜカーネーションなのか。




私はそれは


どうせ花屋の陰謀だろうと思っていたが、


調べてみると


れっきとした理由があった、




アメリカの南北戦争のさなか、


敵味方を問わず


負傷兵の衛生状態を改善するために


地域の女性を結束させた


アン・ジャービスの活動を


母の仕事の日としたことから


母の日として普及し始めたようだが、


そのアンジャービスの死後、


娘のアンナが、、亡き母親を偲び、


母親が好きだった白いカーネーションを


教会でみんなに贈ったことが


母の日とカーネーションが結びつくきっかけとなったのだと言う。





だから、


母の日は、


白いカーネーションだけでよかったわけだが、


いつの間にか


白いカーネーションは


亡くなった母親のものとなり、


現役の母親には


白以外のカーネーションということに変化してきた。




この変化は


花屋の陰謀かもしれない。






でもそれはよかろう。




母の日のカーネーションを見て、


私はカーネーションもやはり普通の花で、


「咲く」という現象があるのだということに気付いた。





それはこれ。



Totoronの花鳥風月-haha1

この花は5月10日の様子。



この花は、


妻が


息子や息子のお嫁さんから


もらったものではない。




自分の通っているフラワーアレンジメントで使ったものを


持ち帰って来たもの。




フラワーアレンジメントだから、


白いカーネーションは使わない。





だから持ち帰ったものはこんなにカラフルなもの。




当然母の仏壇にも


このカラフルなカーネーションが飾られ、


余ったものがこうして玄関に並ぶことになった。






その花が


4日経ったらこんなにこんもりとなっている。




Totoronの花鳥風月-haha2


これは5月14日の状態。




この写真を比べて、


カーネーションも咲くのだということを


初めて意識した。






私は


カーネーションは


もこもこと固まって咲いているので、


コスモスやポピーや


一重のジュエルのように


可弱く女性らしい花を好んでいる


私の好みの合わず、


あまり良く見ることもなかったのだが、


写真を比べてみたら、


明らかに変化している。





それはやはり、


花なのだから、


蕾もあれば満開もあるだろう。




分かり切ったことであるから、


笑われるかもしれないが、


今年の母に日は


カーネーションが花であって、


普通に咲くのだと言ういことを


意識した初めての日であった。













アミガサタケのその後 ~乾燥したら紙になった~


読者に教えていただいた


奇妙なキノコ


「アミガサタケ」




Totoronの花鳥風月-ami1



このまま置いておくと


みんな虫に食べられそうなので、


とりあえず収穫することにした。




アミガサタケを


調べれば調べるほど


種類が多く、


「シャグマアミガサタケ」 などは


相当に毒性が強く


安易に賞味すべきキノコとは言えない、とある。






このアミガサタケは


なんというアミガサタケなのだろうか。



Totoronの花鳥風月-ami2


収穫して見たら、


根張りは意外なほど少ない。






どのような構造になっているのかと思えば、


中は空洞。



Totoronの花鳥風月-ami3


シイタケや松茸、


シメジやマイタケ。




みんな大きさの違いこそあれ、


柄の中が空洞なんてのは


いままで見たことがない。





柄の基部は


ダンゴムシにかじられ、


穴だらけ。



Totoronの花鳥風月-ami4



中が空洞だから、


肉質としては幾らもない。





厚さは1mm強あるだけ。





怖いから、


すぐに食べるのを待って、


乾燥して保管することにした。




Totoronの花鳥風月-ami5



シイタケが乾燥に耐えるのだから、


大丈夫だろうと、


乾燥したのはいいのだが、


わずか1日乾燥しただけでこの縮みよう。








見た感じから、


ほとんど水分だとは思ったが、


ここまで縮むか?




Totoronの花鳥風月-ami6


みずみずしかった柄もしわしわ。


肉の厚みも全くなくなってしまった。






肉質らしきものは、


無くなり、


ほとんど紙のよう。






この厚み(薄さ)をご覧ください。


Totoronの花鳥風月-ami7


このような状態なのに、


水に戻したら


ちゃんと厚みを回復するのだろうか。





ちょっと信じられない。





更に翌日の写真。


Totoronの花鳥風月-ami8


完全に乾燥して、


もう干からびている。







このキノコは、


シイタケなどと違って


乾燥して食べるものではないのかもしれない。




Totoronの花鳥風月-ami9


水に戻しても


きっとユバみたいにしかならないだろうし、


食べられたとしても、


味もそっけもない紙みたいなものだと思う。






幾ら薄くても、


浅草海苔みたいな美味しい食べ物はあるにはあるが、


このアミガサタケは、


食べるに値するほどの味を


持ち合わせているのだろうかと、


薄くなったが故に


自問自答している心理は、


内心


食べる怖さをまだ捨て切れないでいる


己の姿を現わしている。





う~~~~ん??











早朝の小鳥たちの情景 ~いろいろなドラマが展開~


シジュウカラが、


突然の巣立ちをして、


見送ることができなかったショックで、


少し寂しさを味わっていても、


時は変わりなく流れ、


次々にドラマを展開してくれる。






Totoronの花鳥風月-sudati2

5:44



今の今まで棲んでいた痕跡だけを残して、


シジュウカラは


きれいさっぱり全員巣立ち。






胸の中が空白になっている時、


メジロがやってきて突然水浴び。


Totoronの花鳥風月-do2


6:47.

朝日が昇り始めたばかりの、まだひんやりしている空気の中。  



水しぶきが


キラキラと輝きます。





軒下のスズメの巣箱には


親鳥がしきりに餌を運びこんでいます。


 
Totoronの花鳥風月-do3

6:56。



中のヒナの数が、多分1匹か、居ても2匹だと思われるので、


一度糞を運びだしたら、


次の糞までにはちょっと時間がかかり、


出てくる時はいつも手ぶら(?口ぶら?)。




ヒナの鳴き声が


時々軒下まで聞こえるようになったので、


結構大きくなってきているものと思われます。




でも、


この巣箱の中を覗くのは


脚立がいるのでちょっとためらいます。






若いスズメが


メジロやシジュウカラの


蜜液を飲む姿から学習して、


蜜液を飲むようになったことはたびたび書いたが、


シジュウカラがヒマワリの種の殻を割り、


中の種を食べている姿を見て、


スズメも種も咥えては見るが、


シジュウカラみたいに


足を使う能力が備わっていないため、


殻が割れずに


今までは


中の種を食べられずにいたのだが、


進化はするもの。




Totoronの花鳥風月-do4

7:01 。




足が使えないなら、


丈夫なくちばしで割ってやろうと


うまく口を使う技を身に付けました。




それは、


種を縦に咥えて、


上下から力を加え、


殻を割るという方法。




この日はたまたま、


縦に咥えているところを写真に撮れませんでしたが、


上手に咥え直して


殻を奇麗に割ってしまいます。



Totoronの花鳥風月-do5

そうして中の種をとりだし、


こうやって食べることを覚えました。




学習は


決して物まねだけではなく、


自分に合った方法を考えだすものです。







スズメたちは


人との共存をしているので、


巣をつくるのも、


人の家の瓦の隙間などを選び、


シジュウカラみたいに、


木のほこらなどを利用したりはしないものですが、


このスズメは


シジュウカラ用の巣箱に興味を示しています。



Totoronの花鳥風月-do6

7:24 。




入口に取りついて、


中を覗いていましたが、


遂に決断。





強引に中に入り込もうとします。


Totoronの花鳥風月-do7


7:25 。



この巣箱はシジュウカラ用で、


過去に何度もシジュウカラが営巣し、


ヒナをたくさん育てた巣箱ですが、


スズメが使うことはありませんでした。




なぜなら、


まず


梅の木のわずか1mほどの高さに設置してあるだけで、


すぐ近くを人が行ったり来たりします。




更に出入り口の穴が


スズメが入らないように、


28mmの大きさで止めてあります。





だから本来は、


スズメには窮屈で、


とても入る気はしないはずですが、


近頃のスズメは


巣の穴に合わせて体がやせて来たのか、


こうやって強引に入りこんでしまいます。




30秒ほど中に滞在して顔を出しました。

Totoronの花鳥風月-do8

7:25 。




シジュウカラが、


途中まで巣作りをしたまま放ってありますので、


巣材が少し入ったままですが、


中にしばらく滞在して、


こうやって顔を出します。




使い勝手を試していたのかもしれません。




もし、


スズメがこの巣箱を使いだしたら、


それはスズメにとっては


画期的な決断だと思われます。






余りにも人の近くで、


あまりにも低いところで、


スズメの世界の感覚では


決して作らない場所であるはず。




よっぽどスズメは住宅難なのだろうか。




ここまでもスズメに取られたら、


シジュウカラの巣箱が


玄関横だけになってしまうので、


家主としてはちょっと困るな~。






でも、


どうなるものか、


楽しみにして待ちましょう。






シジュウカラに置いてけぼりを食った私の前で、


このように時は流れ、


わずか2時間ばかりの間に、


また新しい自然の情景が展開されます。









いつまでも


感傷にふけっているわけにはいきません。














シジュウカラの子育て実況 7 ~早朝のヒナの旅立ち~


一昨日から、


シジュウカラの親が


ヒナたちに餌を運ぶ態度に


微妙な変化を見せ始めたので、


昨日は


もう巣立ちかと用心して、


しっかりと観察していたのだが、


暴風雨などの影響もあって、


かろうじて巣立ちを思いとどまった様子を見せた。





そうすると、


当然今朝は


早朝の旅立ちもあると、


5時10分から観察開始。




天候は晴天・無風。



巣立ちには絶好の日。





例年、


8時以降の巣立ちが多いので、


ちょっと早いかもしれないと思いながら、


トイレの窓から


鏡越しに見ていたのだが、


15分経っても親鳥が巣に戻ってこない。





昨日のブログでも書いた通り、


朝の餌運びは、


1分30秒おきくらいに出入りするはずで、


幾らなんでもこれはおかしいと、


「まさかもう巣立った?」 と思いながら


巣箱を開けてみたら、


なんと巣の中はもぬけのカラ。




Totoronの花鳥風月-sudati1



「しまった!」




夜明けと同時に


巣立ちを始めたものらしい。





ちょっと読みが浅かった。




Totoronの花鳥風月-sudati2



10羽のヒナが巣箱をでるのに、


昨年は4分半しかかからなかった。




だから、


今年もあっという間に巣立ったのだろう。





とにかく巣箱の中は


ものの見事に空っぽだから、


これは無事に巣立ったことを


喜ばなければなるまい。





「もう少し早く起きて、用意しておけばよかった」




後悔してもあとの祭りだが、


心待ちしておられる


私のブログの読者の皆さんに


その様子を伝えられなかったことが悔しい。





申し訳ありませんでした。





でも


今年初めて


シジュウカラの子育てのブログを


お読みになった方もいらっしゃるようなので、


実況中継はできませんでしたが、


昨年の巣立ちの様子を


再放送でお送りいたします。





今年の巣立ちも、


それとほぼ同じ様子であったものと判断します。





それでは録画をどうぞ。




(ここからは昨年の巣立ちの再放送です)




こうやって、


親の呼び掛けに対して、


一番度胸のあるヒナが、


窓から顔を出します。



Totoronの花鳥風月-sudati3


少し戸惑いがあるので、


親を呼びます。






親はそばに居て


ちゃんと見守っていますが、


そんなヒナの呼び掛けに応じて、


ちゃんと応えます。



Totoronの花鳥風月-sudati4


「大丈夫だから、早く出てお出で!」





親を見て安心すると、


勇気をふるって飛びだします。






大体まっすぐに飛んで、


目の前の木の枝を目指しますが、


今まで育ったところを去りがたく、


たまにはこうして


巣箱の上に乗っかるものも出て来ます。


Totoronの花鳥風月-sudati5


1羽が出ると、


決断は早いもので、


次から次に


遅れてなるかと飛び出してきます。





ちょっと間が開くと、


両親(赤マルの中)がそばからヒナたちに呼びかけます。



Totoronの花鳥風月-sudati6





親を見ると一気に勇気が湧いてきて、


「えいやっ!」とばかりに飛び出します。



Totoronの花鳥風月-sudati7


初めての飛行なのに、


みんなちゃんと飛べるのだから、


これはもう


人がいずれ立って歩くのと同じように、


遺伝子に組み込まれた能力らしい。







巣からでたヒナたちは、


飛び方があまりうまくはないので、


あちこちに散らばります。



Totoronの花鳥風月-sudati9


隣の家の二階のベランダにある物干し台に留ったり、








Totoronの花鳥風月-sudati10


電線の上に留ったり、





Totoronの花鳥風月-sudati8

二階の屋根の上に留ったり、


それぞれが思い思いに


とりあえず留れたところに留まります。






この後、


親鳥の鳴き声でみんな集合の合図がかかり、


親鳥が


さらに安全で、


そして餌のあるところに引き連れていきます。




これから1ヶ月間くらいは、


それぞれのヒナが独立するまで、


餌の取り方や、


危険な外敵や、


ヒマワリの種の割り方や、


いろいろなことを付きっきりで教えます。





みんなが独立したら、


それで親の役目は終了。




親はやっと子育てから解放されます。





まだまだしばらくは


カラスや猫などの危険から身を守りながら、


子育てが続くけれども、


落ち着いたら、


我が家の庭に、


子供達を引き連れて


必ず帰ってきますので、


その時にはまた


皆さんにその様子をお知らせします。




とりあえず、


今日で巣箱からの中継を終わります。





長い間見ていただいて、


ありがとうございました。









シジュウカラの子育て実況 6 ~巣立ち直前の様子~



玄関横のシジュウカラの巣箱、


親鳥の出入りが激しい。




特に


活動を始めた早朝は、


見ていてもめまぐるしいほど。





ちなみに


5:30頃から


30分間くらいの


オスメスの出入りを観察してみたら、


実に16回もの出入りがあった。






巣から飛び立ち


餌を咥えて巣に戻ってくるのに、


平均して2分弱。




巣の中に10数秒滞在する時間を差し引くと、


1分30秒ほどで


入れ替わり立ち替わり出入りしている計算になる。




1羽が


行って帰ってくる時間に換算すれば、


巣を飛び立って


餌を探して帰ってくるのに


約3分。





ヒナが10羽もいれば


親の忙しさがお分かりでしょうか。





この間隔で


1日中動くわけではないが、


とにかく親には


自分たちだけの時間は


ほとんどない。







その親の


餌のやり方に


変化が出始めた。



Totoronの花鳥風月-hin1



いつもは巣穴に取りついて、


すぐに中に入ってヒナに餌を与えていたのだが、


今朝は


いったん巣箱の前で留まって、


しきりに中のヒナに呼びかける。






何年も観察していると、


この行動が何を意味するのか


すぐに察しがつく。



Totoronの花鳥風月-hin2



このようにそばの枝にとどまり、


餌を咥えたまま


ヒナに呼びかけている言葉は、


「早く出てお出で!」 という意味である。








餌を捕まえて


帰って来る度にしきりに呼びかける。




Totoronの花鳥風月-hin3



いつもと違う鳴き方。




実にやさしく


「ジュクジュクジュク」 というような声で呼ぶ。







しばらくして


巣の中に入り、


餌を与えてでてくるが、


このような行動が始まると、


巣立ちはもうすぐ。



Totoronの花鳥風月-hin4


中に入ったら、


糞を咥えて出てくるが、


中でも


餌をやりながら、


「そろそろ外へ出るころだよ」 と


言い聞かせている事だろう。





この呼びかけに


中のヒナが答えて、


巣箱の出入り口から


黄色いくちばしをした顔を覗かせ始めたら、


もう巣立ちは


時を置かずにその日に始まる。





分かっているから、


その時には


すかさず外に出て


離れたところにカメラをセットする。







巣立ちの日を


多分1日、もしくは2日後に控えた


ヒナを激写。




Totoronの花鳥風月-hin5

親を認識しているので、


私が親でないことは分かっているのだが、


こうしてカメラを向けても


ヒナたちは


全くジタバタすることなく、


じ~っとカメラ目線で見ている。





まだ私が、


外敵かどうかも


親に教えてもらってないから、


怖さを感じないのかもしれない。





あるいは、


時々覗く変な顔、くらいは思っているかもしれない。





Totoronの花鳥風月-hin6



しっかりと目が開いているが、


その顔には


怯えが一つもないので、


私の覗き写真も


彼らに何の恐怖も与えず


撮っているのだと言うことを理解してください。





ヒナの2枚の写真は、


一枚を拡大したものではなく、


時間差を付けて撮った2枚の写真なのだが、


真ん中のヒナの顔が


わずかに動いているだけで、


ほとんど自然体でそのままの姿勢を保っている。





ヒナのうちから、


シジュウカラは賢い。




そして度胸がある。





あと一両日で


巣立ちの日を迎えるシジュウカラの、


巣立ち直前の


親鳥とヒナの様子でした。