シジュウカラの子育て実況 7 ~早朝のヒナの旅立ち~
一昨日から、
シジュウカラの親が
ヒナたちに餌を運ぶ態度に
微妙な変化を見せ始めたので、
昨日は
もう巣立ちかと用心して、
しっかりと観察していたのだが、
暴風雨などの影響もあって、
かろうじて巣立ちを思いとどまった様子を見せた。
そうすると、
当然今朝は
早朝の旅立ちもあると、
5時10分から観察開始。
天候は晴天・無風。
巣立ちには絶好の日。
例年、
8時以降の巣立ちが多いので、
ちょっと早いかもしれないと思いながら、
トイレの窓から
鏡越しに見ていたのだが、
15分経っても親鳥が巣に戻ってこない。
昨日のブログでも書いた通り、
朝の餌運びは、
1分30秒おきくらいに出入りするはずで、
幾らなんでもこれはおかしいと、
「まさかもう巣立った?」 と思いながら
巣箱を開けてみたら、
なんと巣の中はもぬけのカラ。
「しまった!」
夜明けと同時に
巣立ちを始めたものらしい。
ちょっと読みが浅かった。
10羽のヒナが巣箱をでるのに、
昨年は4分半しかかからなかった。
だから、
今年もあっという間に巣立ったのだろう。
とにかく巣箱の中は
ものの見事に空っぽだから、
これは無事に巣立ったことを
喜ばなければなるまい。
「もう少し早く起きて、用意しておけばよかった」
後悔してもあとの祭りだが、
心待ちしておられる
私のブログの読者の皆さんに
その様子を伝えられなかったことが悔しい。
申し訳ありませんでした。
でも
今年初めて
シジュウカラの子育てのブログを
お読みになった方もいらっしゃるようなので、
実況中継はできませんでしたが、
昨年の巣立ちの様子を
再放送でお送りいたします。
今年の巣立ちも、
それとほぼ同じ様子であったものと判断します。
それでは録画をどうぞ。
(ここからは昨年の巣立ちの再放送です)
こうやって、
親の呼び掛けに対して、
一番度胸のあるヒナが、
窓から顔を出します。
少し戸惑いがあるので、
親を呼びます。
親はそばに居て
ちゃんと見守っていますが、
そんなヒナの呼び掛けに応じて、
ちゃんと応えます。
「大丈夫だから、早く出てお出で!」
親を見て安心すると、
勇気をふるって飛びだします。
大体まっすぐに飛んで、
目の前の木の枝を目指しますが、
今まで育ったところを去りがたく、
たまにはこうして
巣箱の上に乗っかるものも出て来ます。
1羽が出ると、
決断は早いもので、
次から次に
遅れてなるかと飛び出してきます。
ちょっと間が開くと、
両親(赤マルの中)がそばからヒナたちに呼びかけます。
親を見ると一気に勇気が湧いてきて、
「えいやっ!」とばかりに飛び出します。
初めての飛行なのに、
みんなちゃんと飛べるのだから、
これはもう
人がいずれ立って歩くのと同じように、
遺伝子に組み込まれた能力らしい。
巣からでたヒナたちは、
飛び方があまりうまくはないので、
あちこちに散らばります。
隣の家の二階のベランダにある物干し台に留ったり、
電線の上に留ったり、
二階の屋根の上に留ったり、
それぞれが思い思いに
とりあえず留れたところに留まります。
この後、
親鳥の鳴き声でみんな集合の合図がかかり、
親鳥が
さらに安全で、
そして餌のあるところに引き連れていきます。
これから1ヶ月間くらいは、
それぞれのヒナが独立するまで、
餌の取り方や、
危険な外敵や、
ヒマワリの種の割り方や、
いろいろなことを付きっきりで教えます。
みんなが独立したら、
それで親の役目は終了。
親はやっと子育てから解放されます。
まだまだしばらくは
カラスや猫などの危険から身を守りながら、
子育てが続くけれども、
落ち着いたら、
我が家の庭に、
子供達を引き連れて
必ず帰ってきますので、
その時にはまた
皆さんにその様子をお知らせします。
とりあえず、
今日で巣箱からの中継を終わります。
長い間見ていただいて、
ありがとうございました。









