梅雨の時期のバラ ~カクテル・ラブ&ピース・クリスチャンディオール・ピエールドロンサール~
雨が降ると、
庭のバラの花が
首を垂れて折れそうになるので、
やむなく切り花にして
部屋に置く。
家の中が賑やかになること
この上ない。
玄関の花は、
もう何度もお見せしたので、
今更の感は否めないが、
花が変化しているので、
我慢してご覧ください。
カクテルと
クリスチャンディオールと、
そして
ラブ&ピース。
小さな胡蝶蘭は、
もう2カ月も咲いているだろうか。
造花のような気がして、
冷たくあしらわれてもやむを得ないような命の長さ。
恐れ入る。
お手洗いの中のバラも、
日替わりのように変化する。
黙って座った目の前に、
このようにバラがあるのも悪くない。
少なくとも、
庭で雨に打たれて折れ曲がるより、
人に愛でてもらうことができる。
居間には、
もうこれは流儀も何もない、
ただいっしょくたに押し込んだバラ。
カクテルと、
クリスチャンディオールと、
そして
ピエール・ド・ロンサール。
自然のままに咲いていた花を
作為的な手法を取らずに
そのまま投げ入れて活ける。
これが我が家の活け方。
バラの花は、
1輪でも高貴さと豪華さを醸し出すが、
そんなバラが集まると、
やはり数は力。
今の政治家のように、
数を自分の利害に結び付けるような
打算的なやり方ではない。
1輪で力のある花が、
集まればまた力。
部屋が一気に華やいで、
外が梅雨であることを忘れさせてくれる。
バラはそこにあるだけで「力」。
素晴らしい花である。
若返りの秘訣 ~シジュウカラとスズメに学ぶ~
庭に置いてある
小鳥たちのための水盤。
植木鉢の鉢受けを転用したものだが、
いつもは
小鳥たちの水飲み用であったり、
水浴び用であったりしている。
シジュウカラと
そしてメジロは、
いつも来て浴びていくのだが、
我が家に来るスズメたちは、
用心深いせいか、
あるいは親たちが余り浴びないせいか、
この水盤で水浴びをする姿を、
ほとんど見ることがなかった。
ところが、
違う種類の小鳥でも、
一緒にいると学習はするもので、
若いスズメが、
若いシジュウカラに触発されて、
今日は珍しく
水浴びを強行した。
小鳥の観察をしている人にとっては、
スズメの水浴びはそんなに珍しいものではないかもしれないが、
少なくとも
我が家に来る小鳥たちで、
シジュウカラは毎日、
メジロは1週間に1回くらいは
水浴びを目撃できるが、
スズメの水浴びのシーンを見るのは
1年に1度あるかないかの珍しさである。
その珍しいシーンをご覧ください。
シジュウカラの子供は、
親が浴びるのを毎日見ていますので、
この頃には
何の躊躇もなく水浴びをしますが、
まだ若いので、
水の中に入り込む姿勢が浅い。
若さは、
水浴びの姿だけではなく、
浴びている最中や最後にも
良く現れる。
何度も浴びているうちに、
こうして羽毛が濡れてくるのは、
若さの証明。
シジュウカラの水浴びを見て、
若いスズメが触発された。
自分も浴びたいのだが、
この水盤の中に入るのをためらっている。
ためらいながらも、
一回りして、
やっと決断。
もう一羽は、
結局入れずに水盤から離れた。
でも
このスズメは勇気をふるって水の中へ。
水に入るのにも
こんなに勇気がいるのだから、
浴びることにも
少し恐れがあるのだろうか。
水への入り込みが浅いため、
パシャパシャと
羽ばたくだけ。
だから、
水しぶきは上がるのだが、
余り体は濡れない。
それでも
何回もしているうちに
少しは体も濡れて来て、
気持ち良さそう。
大人のシジュウカラや
メジロみたいに、
水の中に頭まで突っ込むことはしないが、
用心深いので
慣れるまではやむを得ないだろう。
何度も何度も羽ばたいて、
少しは水浴びの雰囲気が出て来たが、
それでもまだ、
人でいえば
公園で水遊びをしている
2、3歳の幼子と一緒。
なかなかこちらを向いて浴びてくれないが、
最後には
その姿を見せてくれた。
この程度の水浴びで、
ちょっと濡れすぎではないかい?
スズメは
水浴びよりも砂浴びが好きなため、
脂粉による羽繕いがお粗末で、
このように濡れそぼってしまうが、
でもこのスズメは
若さもあってご覧の通りの情けない姿。
でも、
人の子と一緒だから、
そのずぶ濡れの姿がかわいい。
せっかくだから、
シジュウカラと一緒に並んでもらいましょう。
どっちもどっちですね。
どちらも、 「しょぼ~~~ん!」
お互いに
若さの証明。
でも
水浴びの気持ちよさは
人の子も小鳥も一緒。
ずぶ濡れだけど、
お互いに、
気持ち良さそう。
梅雨が明ければ、
大人の水浴び
海水浴のシーズンがやってきます。
「海水浴なんて、もう随分長いこと行ってないな~。」
そう思っているあなたは、
おそらくこれからも行くことはないでしょう。
子供心が失われている証拠です。
水に入ると、
人は母親の胎内にいた時のような安らぎを感じます。
幼い頃の気持ちに帰ることは、
究極の若返り法です。
そのような行動から遠ざかると、
人はどんどん無用な年を重ねます。
さあ、
今年くらいは、
歳を返上するために
海水浴に挑戦してみませんか。
ちなみに私は、
海水浴こそいきませんが、
一週間に一度くらいは、
スポーツジムのプールで
水泳をしています。
プールだって同じ水浴び、
行くたびに
若返っているような気になるから不思議です。
18禁!硬くて柔らかい話 ~あなたはどのタイプ?~
ブログが
連続して硬い硬い話になりましたので、
ここでグッと砕けて
柔らかい話を一つ二つ。
「大人のなぞなぞ」
18歳以下の方は読まないでください。
次の○の中に
カタカナを入れて一つの言葉にしてください。
【問題】
男の体の真ん中にぶら下がっていて、
カタカナで4文字、
上から三番目の字は「タ」。
「○○タ○」。
それは何でしょう。
ヒントは要らないでしょうが、
とりあえずヒントを出しておきます。
【ヒント】
状態によっては
きりっと見える時も
だらしなく見える時もあります。
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答えはもうすぐ。
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【答え】
それは
「ネクタイ」
この答えが分かった人は
相当な硬物で、
余り面白みのない人。
「キ○タ○」などと、
とんでもない方向に間違った人は、
人間らしい本能が失われていない人で、
男としても
女としても
魅力的な人。
まるでわからなかった人は、
想像力が欠如しているか、
知識不足の人で、
人としてはちょっと異常。
今からでも遅くないので、
何かしら努力してください。
お叱りを受けるかもしれませんが、
ついでにもう一つ。
【問題】
硬くなければ役に立たない物。
それは
「警棒と○○○」。
【答え】
たくさんありすぎて
一つだけに絞れませんが、
もしあなたが、
「あれ」を想像したとしたら、
相当にまともですから
ご安心ください。
あれ以外のもので、
鉄棒だとか、
頭蓋骨だとか、
金鎚だとか、
そんなものはいくらでもあるではないか、と
この問題に突っ込みを入れるような人は
自意識過剰の
相当なひねくれ者。
これから先の人生、
ご注意ください。
久しぶりに写真のない、
硬くて柔らかい話でした。
怒らないで
読み捨ててくださいね。
JR中央線の特徴 ~ご存知ですか?「パンタグラフ」~
7月1日 今日は富士山山開き。
地下鉄「銀座線」で
硬い話になりましたので、
もう一つついでに
鉄道の話。
写真はJR中央線。
(最初、知らずに写真は武蔵野線205系を掲載していましたが、
これが最初に掲載した画像。武蔵野線205系の電車が中央線を走っています。
なぜかは読者のコメント欄をご覧ください。
言われてみれば正面のデザインが明らかに違いますが、
そんなことには全く気付きませんでした。
さてその中央線。
イメージカラーは、
先のブログで紹介しました地下鉄銀座線とほぼ同じ
オレンジ。
こだわりで
彼らは「オレンジバーミリオン」と言っていますが、
利用者には同じにしか見えない。
さて、
特に今日の話題は、
中央線でなければいけないわけではありませんが、
私が住んでいるのが
中央線沿線の田舎ですので、
必然、中央線の登場となりました。
みなさんは
電車はいつでも乗るだけのものだと思います。
だから、
電車の屋根の上などには
ほとんど目がいかないので、
そんなものがあるのは知っているが、
それ以上のことは知らない、と言うのが
電車の
「パンタグラフ」。
電車を上から見た写真です。
「パンタグラフ」がご覧になれると思います。
中央線の電車のパンタグラフ。
T字型で、後ろに少し傾いた感じで送電線と接しています。
パンタグラフとは
いわゆる「集電装置」のことで、
そこに接している送電線から
ここを通して
電車のモーターに電気が伝えられます。
初期の菱形模様のパンタグラフ。
(写真1)
勿論今でも利用はされていますが、
新幹線などのように
列車の高速化が進むにつれ、
形状が進化してきています。
要は
電線から電気を取れればいいのですが、
進化のその主な理由は、
高速化による
空気抵抗を少なくすることと、
周りへの騒音防止のため、
風切り音と摩擦音を少なくすることにあります。
パンタグラフとは
本来は、
製図で使われる
原画をなぞってその図を拡大・縮小するための
製図具のこと。
製図具のパンタグラフ。
(写真2)
この製図具に、
菱形模様が似ていたことから、
電車の集電装置が、
パンタグラフと呼ばれるようになりました。
いまでは
本家の名前を圧倒して、
こちらの方が
本家顔をしています。
(写真1と2はネットよりお借りしてきました)
それはさておき、
そのパンタグラフ。
毎日毎日
送電線と高速で接しているから、
さぞかし摩耗が進んで
すぐにちびってしまうのではないかと、
お考えになったことはありませんか?
多分、
98%くらいの人は
そんなことは考えもしないだろうと思いますが、
それを考えた2%の人でも、
それ以上疑問解消のために
調査した人はいないのではないでしょうか。
パンタグラフは、
通電性と
耐久性と
そして摩擦によって生じる微粉末対策のため、
金属やカーボンなど
材質の強化に取り組んできていますが、
その摩耗を防ぐために
昔から、
簡単でかつ重要な方法がとられている事を、
ここで皆さんにご紹介いたします。
中央線の電車の屋根と送電線の拡大写真。
写真をご覧になると、
送電線が
必ずしも電車の車体の真ん中を
まっすぐ通っていないことにお気付きだと思います。
これは
工事がお粗末なのではなく、
わざとこのような構造にしてあります。
送電線が
パンタグラフに接するところは
パンタグラフがその定点を一瞬のうちに通り過ぎますので、
送電線の摩耗は心配することはありませんが、
パンタグラフが、
送電線といつも同じ所で接していると、
当然パンタグラフは
そこが一気に摩耗し、
あっという間に凹みが生じ
切断の恐れが出るので使いものにならなくなります。
それを避けるために
意識的に送電線が
いわゆるジグザグに設置してあります。
そうすることによって、
パンタグラフとの接点が常に変化し、
同じ個所が摩耗することを防いでいます。
毎日電車で通勤通学していても、
こんなところに思いが至ることは
なかなかありませんが、
そういう意味では
技術者は
素人とは違う観点で
常に物事を見ており、
やはり専門家の専門家たるところです。
さて最後に、
中央線の特徴を一つ。
JR中央線は、
関東平野を東西に走る鉄道で、
特に東中野の辺りから、
立川までの約25kmは、
ただひたすらに直線で、
まっすぐまっすぐ走ります。
25kmもの直線をもつ鉄道は
多分、
狭い日本では他にないのではないかと思います。
鉄道好きの子供を
一番目の車両の運転席後ろに乗せてやると、
約30分くらいは
まっすぐな鉄路を見せてやることができますので、
一度お試しください。
ただ、
運転手に
カーテンを降ろされたら終わりですのでそのつもりで。
今日も
硬い硬い話でした。
次回は
グッと崩れて
ひとこと
柔らかい話をします。
こちらの方が
話としては絶対に面白いので、
是非またお出で下さい。
お見逃しなきように。
まるで銀河鉄道 ~空を行く地下鉄銀座線~
久しぶりに
硬い話に戻ろう。
硬いと言って
こんなに硬いものはない。
みんな鋼鉄。
ここは渋谷。
渋谷には
こんな鉄路がある。
写真右の建物は、「東急東横店」。
その3階部分から出発してくる鉄道。
明治通りの上空を通過し、
宮益坂の途中から
大地に突入して地下鉄となり、
表参道へと向かう。
その鉄路の名は、地下鉄「銀座線」
イメージカラーはオレンジ。列車は01系。
渋谷駅は
JR線、
東急東横線、
地下鉄銀座線、
京王井の頭線などが集結するところだが、
ホームのあるところを
下から順に言うと
JR線が1階部分。
東急東横線は2階部分、
京王井の頭線も場所はズレるが2階部分、
そして
地下鉄銀座線が3階部分にある。
だから渋谷では
地下鉄に乗るのに
建物の3階まで上らなければならない。
渋谷の渋谷たる所以である。
大体
谷底にある街なんてのは、
陰気くさくて流行らないに決まっているのだが、
渋谷は
東急が1人で踏ん張り
これだけの街にした。
それが
各地の新しい街づくりで、
人々の目が
銀座や新宿など
いろいろなところへ向き始め、
渋谷には
パンダ目の少女や
それを狙う
鎖ジャラジャラのチンケな男ばかりが集まるようになり、
街の雰囲気が非常に危険な感じになってきたので、
商店街などが危機感を持って、
ある通りの名を
「バスケット通り」などと改名したりしたのだが、
そんなことはどこ吹く風で、
若者の質は変わらない。
そこで一肌脱いだのが、
また東急。
地下鉄銀座線が
明治通りを横切って突っ込んでいく
写真左の建物は、
つい先日
渋谷の新名所としてオープンした、
「ヒカリエ」。
いろいろな施設が入った複合施設のため、
見切り発車で今一つインパクトはないが、
なにはともあれ新名所。
でも、
欲張りすぎた感は否めない。
「一体ヒカリエとは何なの?」 が
大体の印象。
全国に光を発する明るい街、くらいの意味で付けた名前であるが、
名付けた大人の感覚だけが先走りして、
今一若者を引きつけられないでいるヒカリエ。
オープンと同時に先が思いやられるが、
それは良い。
さてその
地下鉄「銀座線」
こんな車両が走り始めた。
鉄道ファンなら
とうの昔にご存知だろうが、
これは今年4月から投入された
1000系の列車。
以前なら、
車両全体を塗装すると、
塗装代と塗料の重量が馬鹿にならないので、
鉄道も飛行機も、
ライン塗装に変わってきたのに、
この1000系は
そんな流れに逆らって
いかにも古きを追っているように見えるが、
そのじつ
これは塗装ではなく
カラーフィルムのラッピング。
浅草ー上野間で初開業した時のイメージの再現。
2016年までに
全車両がこれに変わる。
地下鉄銀座線は
日本で初めて開業した地下鉄で
「東洋唯一の地下鉄道」が売りであった。
最初なだけに
銀座線は地下鉄ながら浅いところを走り、
渋谷では空中を、
田原町、末広町、虎ノ門、外苑前などの駅では、
地下に降りたらすぐに改札があり、
改札を入ったその先には
すぐにホームがあるので、
とても利用しやすい形態になっている。
地下鉄は
地下を走る列車だから、
普通その全景を見ることは難しいが、
ここ渋谷では
それが可能なのだから
渋谷は不思議な町である。
参考までに記すと、
地下鉄で一番新しい地下鉄は
都営地下鉄「大江戸線」。
新しい分だけ、
前に敷いてある地下鉄線路の
更にその下を通さなければならず、
地下鉄としては
一番深い地の底を走る。
ちなみに
大江戸線の「六本木駅」は
深さじつに地下42m。
地上まで上がってくるのに、
長いエスカレーターを何度も乗り換え、
やっとこさで地上に着く。
地下42mを走っている時に
停電で真っ暗になったり、
水害で水が流れ込んだりしたら
一体どうなることだろうと、
少しは心配になる深さである。
だから私は、
ショルダーバッグに
いつでも小さな、
72時間連続点灯可能なLEDライトを
密かにしのばせている。
今日は
めちゃくちゃ硬い
地下鉄の話でした。

























