梅雨の時期のバラ ~カクテル・ラブ&ピース・クリスチャンディオール・ピエールドロンサール~
雨が降ると、
庭のバラの花が
首を垂れて折れそうになるので、
やむなく切り花にして
部屋に置く。
家の中が賑やかになること
この上ない。
玄関の花は、
もう何度もお見せしたので、
今更の感は否めないが、
花が変化しているので、
我慢してご覧ください。
カクテルと
クリスチャンディオールと、
そして
ラブ&ピース。
小さな胡蝶蘭は、
もう2カ月も咲いているだろうか。
造花のような気がして、
冷たくあしらわれてもやむを得ないような命の長さ。
恐れ入る。
お手洗いの中のバラも、
日替わりのように変化する。
黙って座った目の前に、
このようにバラがあるのも悪くない。
少なくとも、
庭で雨に打たれて折れ曲がるより、
人に愛でてもらうことができる。
居間には、
もうこれは流儀も何もない、
ただいっしょくたに押し込んだバラ。
カクテルと、
クリスチャンディオールと、
そして
ピエール・ド・ロンサール。
自然のままに咲いていた花を
作為的な手法を取らずに
そのまま投げ入れて活ける。
これが我が家の活け方。
バラの花は、
1輪でも高貴さと豪華さを醸し出すが、
そんなバラが集まると、
やはり数は力。
今の政治家のように、
数を自分の利害に結び付けるような
打算的なやり方ではない。
1輪で力のある花が、
集まればまた力。
部屋が一気に華やいで、
外が梅雨であることを忘れさせてくれる。
バラはそこにあるだけで「力」。
素晴らしい花である。



