煙のでないパイプ ~SAVINELLI CADET~
私は、
コレクションとして
いろいろな仕様もないものを
幾つか持っている。
たとえば
ナイフの
「MASAHIRO TARGET-7」
日本刀のような作りで、
さぞかし切れ味も良かろうと思うが、
残念ながら使ったことはない。
同じナイフでも
これは少し趣が違う。
ハンティングナイフの
「フンダーベルグ スキナー」
これは
大物(イノシシやシカなど)狩猟時に持参して、
獲った獲物を捌く時に使うのだが、
超硬質の金属を
特殊加工してあり、
獣の脂もはじくように鍛錬されているので、
いつまでも切れ味が落ちない。
でも、
2、3回使ってみたが
勿体なくて、
コレクションになってしまった。
そんなコレクションの
一番おかしいのが、
これ。
「パイプ」
私は
社会人になってから数年で
大病を患い
そのためにタバコはとうの昔にやめたのだが、
まだ吸っていた頃に、
ある人からプレゼントされたもの。
若い頃のプレゼントだから、
決して高価なものではないと思うのだが、
たばこをやめても
いまだに捨てられないでいる。
参考までに
パイプの部位の呼び方を記します。
BOWL部分の木目が美しい。
パイプと言えば
普通
地中海沿岸原産で
ツツジ科エリカ属の常緑低木、
「ブライア」 という木の
根を使用して作られるが、
その木目模様の美しさには定評がある。
この模様の出方一つで
価格が変わると言われる。
メーカーの名前だろうか。
SHANKに刻まれた
「CADET」の名前と
MOUTHPIECEに
「S」の字が見える。
逆方向から見ても、
模様が美しい。
BOWL TOP の曲線が
実に見事。
通し番号だろうか、
SHANKに
「205」と
「ITARY」の刻印。
イタリアの
「CADET」社製
通し番号
「205」本目の製品。
そんな解釈でよいのかもしれないが、
私は「CADET」社を知らない。
(後で読者からヒントを頂き調べてみたら、分かりました。
「SAVINELLI CADET」。現在は通常「SAVINELLI」と呼ばれ、
1876年創業。イタリアで最も有名なパイプ・メーカーとのことです。
だとしたら、これは40年以上も前のもので未使用だから、値打ちがあるかも?)
たばこを吸いもしないのに、
もう何十年も捨てられないでいる
頂きものの「パイプ」
なぜかこの木肌のぬくもりが大好きで、
これからもきっと持ち続けることになろう。
ちなみに
ブライアは木ではあるが
非常に燃えにくく
パイプのチャンバーの中で
いくら火が燃えても、
ボウルが燃えてなくなることはない。
燃えにくいことでは、
七度釜戸に入れても燃えないと言われる
日本の
「ナナカマド」も一緒だが、
あれはパイプにはなれないのだろうか。
燃えにくいが故に
火持ちの良い
備長炭にはなるらしい。
煙の出ない
不思議なパイプの正体は、
もう何十年も使ったことのない
まっさらのパイプ。
そんなおかしなパイプの話でした。
サウナのような日 ~大雨と小さな真っ赤な太陽と~
熊本地方では、
今、
過去に例のないほどの大雨が降り、
大きな被害が出ていて、
亡くなられた方や
家を失った方がたくさん出て、
見舞いの言葉をかけようもないが、
私の故郷鹿児島でも、
災害が起きはせぬかと心配している。
でも、
不思議と
鹿児島のシラス台地は
垂直に切り立っている崖でも、
なかなか崩れることがない。
シラス台地は、
普通の土地と比べて、
斜めに切るより
むしろ垂直に切った方が崩れないのだと、
誰かから聞いた記憶があるが、
その方が
土地に水が溜まりにくいからなのだろうか。
武蔵野も
昨夜私が爆睡してから
随分と降ったみたいで、
朝起きてみたら、
大地がしっかりと湿っていた。
地面が濡れていて、
薄曇りだから、
少しは涼しくなるかと思ったのだが、
今日は
暑いのなんの。
部屋でじっとしていても
汗が出る。
これは尋常ではないと
部屋の温度計を見てみると
暑いはずだ。
猫がラブシーンを演じているから暑いのではない。
針を拡大してみましょう。
上半分の針の目盛りは
30℃を指している。
でも、
30℃なら
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」で
耐えられないはずはないのだが、
下半分を指している針を見て
納得。
湿度が実に70%
今日の暑さの正体は
蒸し暑さ。
これだけ蒸し暑いと、
じっとしていても汗が出るはずだ。
では外の気温はと言うと、
日陰でこの気温。
35℃!
そんな中、
少し涼しげな画像を一枚。
テーマ 「野に遊ぶ幼子」
赤い実は
「フサスグリ」。
これは木なのに、
涼しい北日本で栽培されるとはいえ、
ユキノシタ科だと言うから驚く。
でも、
真っ赤に燃えていても
なぜか
涼しげではある。
追伸
フサスグリの詳細記事は
私のブログにお出で頂いている
ばんだまめさんの次のブログを
是非ご覧ください。
まぶしい程の赤いキラキラがいっぱいです。
黄金の玄関先 ~金色のダールベルグデージー~
我が家の庭は、
今、
ジュエル(宝石)で光り輝いているが、
では玄関はと言うと、
こちらは黄金色に輝いている。
我が家の玄関。
右側の銀木犀の木の裏側には、
シジュウカラの巣箱が設置してあり、
そこから今年も、
たくさんのヒナが巣立っていったことは
前のブログで書いた。
まだお読みでない方は
次のシリーズ1から是非ご覧ください。
その玄関前の
郵便受けのポール下。
「ダールベルグデージー」
ここは
真東を向いているため、
朝日が一番早く当たり始めるところだが、
その代わり、
昼ごろには陽が当たらなくなる。
そんなところだから、
なかなか適当な花が見つからず、
何を植えるか迷っていたところ、
勝手に芽を出し
伸び始めたのが
この花、
「ダールベルグデージー」。
数本の株がこんなに増えて、
完全に、
郵便ポストの裾模様。
写真奥に、
小さくぽつぽつと白く浮かんでいるのは、
この花の蕾。
葉も茎も
極めて細くて、
とても切り花などには出来ないくらいに弱々しいのだが、
その繁殖力は群を抜いている。
庭のジュエルの間にも
あちこちから芽を吹いた。
でも、
一緒に育てると、
とてもジュエルの勝てる相手ではなく、
庭の方では
申し訳ないがご遠慮願っている。
だから今、
玄関前で1人頑張っているが、
だんだん黄金色に輝いてきた。
花の間に見える
1mmほどの蕾から、
次第に育って開花するのだが、
完全開花しても、
花の大きさは
15mmから大きくても20mm。
花壇でも鉢植えでも、
こんもりと茂ってくるので、
金色の輝きも
茂るほどに増してくる。
ダールベルグデージーに
育て方などは要らない。
一度植えたら、
そのこぼれ種でその季節中に芽を出し
まだ開花中の親株の横で、
二期作のように再び花を咲かせ始める。
か細い分だけ
湿度には弱いが、
風通しの良い砂混じりの場所だと、
放っておいてもはびこってくる。
さすがに冬の間はおとなしいが、
春先には、
寒さにじっと耐えた苗が一気に伸び出し、
同時にこぼれ種が
たくさん芽を出し始める。
しかし、
我が家には
もう30年ほど持ち込んでいる
ジュエルと言う大事な先客がいるので、
ダールベルグデージーには
敢えて
わき役に甘んじてもらっている。
それでも玄関先を
黄金色に染め、
元気いっぱいである。
頼もしい花もあったものだ。
ジュエル(宝石)の庭 2 ~輝きを増す花たち~
ジュエルは、
一日だけの花ですが、
この時期になると
花数が毎日増えて、
日増しに華やかになる。
1日の変化を知って欲しくて、
連続のアップです。
雨さえ降らなければ、
今こそ彼らの出番です。
通学路からの眺め。
この通りを散歩する人たちも、
足を止めて見てくださいます。
私が庭に出ていれば、
必ず声をかけてくださいます。
人様の目の保養にと、
1年がかりで作り上げた庭模様を、
通る人たちに喜んでもらえれば、
こんなにうれしいことはありません。
花は、
フェンスを越えて溢れます。
いかにも見てほしい様子で
みんな道の方を向いて咲きjます。
奥へ入って
道の方に目をやれば
こんな感じです。
昨日より
花数が増えているのがお分かりでしょうか。
たった1日で、
こんなに変化します。
これから、
天気さえよければ
もっともっと花が増えて、
ジュエルとその仲間たちが
本領を発揮します。
朝日に輝くジュエルとその仲間たち。
よ~く見ると、
花たちが笑っているように見えませんか。
中心部の五角形の模様は、
人の顔に見立てると、
目じりが下がった穏やかな、
七福神のような笑顔に見えます。
梅雨は一体どこに行ったのやら。
今日も真夏日のような
熱い日射しに
ジュエルとその仲間たちは、
自分たちの出番だと、
みんな笑顔でお日様に向かっています。
武蔵野は、
今日もいい天気。
ジュエル(宝石)の庭 ~梅雨の晴れ間に輝く花々~
もう、
ジュエルと言う名の松葉ボタンを
皆さんには何度もご紹介していますが、
今、
そのジュエルと仲間たちが、
狭い我が家の庭で、
輝き始めました。
赤紫一重大輪「ジュエル」
中心部が白抜きではなく、
濃い紫に色づいているのでそれと分かる。
黄色い花は
普通の一重の松葉ボタン。
完全に開花した状態ではないが、
大きさの違いは分かっていただけると思う。
赤い花は普通の一重松葉ボタン。
ジュエルとその仲間たちが
花壇で輝いているところを
通りから見るとこのように見えます。
ドラゴンロードに沿って、
手前と
左側と
奥の花壇で咲き揃ってきています。
この道路は
小学校・中学校の通学路になっており、
朝と夕方は
子供達の賑やかな声が弾みます。
そんな中に、
「わ~~、きれい!」の声が混ざります。
カラフルに彩られているので、
きっときれいに見えるでしょう。
そんな声に応えるように、
花はみんな通学路を向いて咲いています。
きれいな花は、
自分のために咲いているのではありません。
ここを通るすべての人が、
瞬間、
「わ~~、きれい!」と
感じていただければ、
それだけで
しばしの間、心が浄化されます。
中を覗くと
軒下にもいっぱいの花。
ちょっと奥に入って
外の方を見ると
このような感じになります。
ドラゴンロードの芝の緑が
カラフルな花の色を引き立てます。
松葉ボタンは、
どんなに奇麗に咲いても一日だけの花で、
毎日毎日
新しい花を咲かせるのだが、
花数がどんどん増えて来て、
一日だけの花とはとても思われないほど
たくさんの花を咲かせる。
美しさだけではなく、
毎日新しい花を送り出す、
そんな秘められた力を持つ花。
可弱そうに見えて
酷暑を生き抜く底力を持つ。
一重の松葉ボタンは、
そんな素晴らしい花である。
目覚めた時の美しい朝の顔を、
あなたは夕方まで保てていますか。
そして翌日
またその美しい顔に戻れていますか。
松葉ボタンは、
我が家で十年前と何も変わらぬ美しさを見せてくれるが、
あなたは十年前の美しさを、
そのまま保てていますか。
花のようにきれいに生きてくださいね。
心を磨いて。





























