黄金の玄関先 ~金色のダールベルグデージー~ | Totoronの花鳥風月

黄金の玄関先 ~金色のダールベルグデージー~



我が家の庭は、


今、


ジュエル(宝石)で光り輝いているが、


では玄関はと言うと、


こちらは黄金色に輝いている。






我が家の玄関。


Totoronの花鳥風月-ki0


右側の銀木犀の木の裏側には、


シジュウカラの巣箱が設置してあり、


そこから今年も、


たくさんのヒナが巣立っていったことは


前のブログで書いた。






まだお読みでない方は


次のシリーズ1から是非ご覧ください。




「シジュウカラの子育て実況 1 ~産卵確認!~」








その玄関前の


郵便受けのポール下。



Totoronの花鳥風月-ki1


「ダールベルグデージー」




ここは


真東を向いているため、


朝日が一番早く当たり始めるところだが、


その代わり、


昼ごろには陽が当たらなくなる。






そんなところだから、


なかなか適当な花が見つからず、


何を植えるか迷っていたところ、


勝手に芽を出し


伸び始めたのが


この花、


「ダールベルグデージー」。



Totoronの花鳥風月-ki2

数本の株がこんなに増えて、


完全に、


郵便ポストの裾模様。




写真奥に、


小さくぽつぽつと白く浮かんでいるのは、


この花の蕾。






葉も茎も


極めて細くて、


とても切り花などには出来ないくらいに弱々しいのだが、


その繁殖力は群を抜いている。






庭のジュエルの間にも


あちこちから芽を吹いた。





でも、


一緒に育てると、


とてもジュエルの勝てる相手ではなく、


庭の方では


申し訳ないがご遠慮願っている。






だから今、


玄関前で1人頑張っているが、


だんだん黄金色に輝いてきた。



Totoronの花鳥風月-ki3


花の間に見える


1mmほどの蕾から、


次第に育って開花するのだが、


完全開花しても、


花の大きさは


15mmから大きくても20mm。






花壇でも鉢植えでも、


こんもりと茂ってくるので、


金色の輝きも


茂るほどに増してくる。






ダールベルグデージーに


育て方などは要らない。





一度植えたら、


そのこぼれ種でその季節中に芽を出し


まだ開花中の親株の横で、


二期作のように再び花を咲かせ始める。





か細い分だけ


湿度には弱いが、


風通しの良い砂混じりの場所だと、


放っておいてもはびこってくる。






さすがに冬の間はおとなしいが、


春先には、


寒さにじっと耐えた苗が一気に伸び出し、


同時にこぼれ種が


たくさん芽を出し始める。







しかし、


我が家には


もう30年ほど持ち込んでいる


ジュエルと言う大事な先客がいるので、


ダールベルグデージーには


敢えて


わき役に甘んじてもらっている。






それでも玄関先を


黄金色に染め、


元気いっぱいである。





頼もしい花もあったものだ。