こんにちは。4年の前田です。非常に遅い投稿になってしまい申し訳ありません。
今自分は沖縄におりまして、ウチナータイムで生活しているため時間にルーズになってしまっていることにはご容赦いただけますと幸いです。
こういうの本当に柄じゃないんですが、僕からは競技をするにあたり、自分を保ち続けられる理由を持つことの大切さ、この部に入れて得たもの、よかったこと、あたりについてお伝えできればと思います。
多分ブルートゥースの人より長いブログになるので、読んでくださる方はどうか無理しないでください。要約ができない人間なんです。
この競技にかかわる人達は、なぜ陸上なのか、と問われれば人によっていろんな答をすると思います。
ただ、とかくプレーヤーについては、好きだからとかそういうことだけでなく、別の視点で自身を高め続ける何かを持っておくべきだと思うんです。時には調子の悪い時期もあります。怪我で一切走れないなんてこともあるかもしれない。陸上どころじゃなくなる不都合が起きてしまったり。
そうなったとき、結果がすべての競技において好きだから、という思いだけでは乗り切れないこともあると思います。
そこで、沈む自分を繋ぎとめるものがあればいいんです。なんでもいいので。
調子が上がっているときは自然とガンガン突っ走れるから大丈夫。
こんな偉そうなこと言えるほどの結果は残せていませんが、自身の記録の変遷を振り返ると、そう思います。個人競技は自分との闘いってよく言われますが、自分もその考えです。結局のところ、常に最強の敵は自分の弱い一面です。こいつが自分の可能性や伸び幅を支配しています。それをどこまで押し殺せるか。これを徹底するには何かしら支えてくれる存在がないと、心に火がつかない。
でも、本当に幸せなことに、僕にはたくさんありました。それは憧れる先輩であり、ライバル、同期であり、後輩であり、自身の頑固さでした。
言わずもがなですが、やっぱり他の競技者を意識することで意地を張れるし、自分の殻を破って鍛錬することができると思います。自分からみて違う立場の人であれ、それぞれに思い、刺激されることは必ずあります。個人競技だからこそ他者がよく見える、輪郭がはっきりするような感覚を覚えるんです。それは同時に自分を見つめなおす良い機会にもなる。
この部は先輩同輩後輩、どの人たちを見ても競技に真摯に向き合っていて、学ぶものに絶えませんでした。だからこそ、意識し、高めあうには自分にとって最高の環境でした。
競技者ではなく、日々の練習を支えてくれるマネージャーさんの存在も大きいです。常に自分らの練習に気を配ってくれているのだから、応えるような走りをしないとな、と。
それと、もう一つは頑固さ。苦しい局面であっても、今ここでスパートをかけられなければ、出だしから攻められなければ、前の奴を抜かさなければ、この一本を走れなければ、成長の機を逃すどころか、自分が貫いてきた姿勢が崩れてしまう、というある種の恐怖心を感じながらやってきました。さすがに全ての練習がそうだったかと言えば嘘になりますが、ともかくその謎の頑固さのおかげもあって踏ん張る力がついたような気がします。これを感じ始めたのは真面目にウエイトに打ち込み始めた1年の終わりごろからですね。やっぱり自主練習からマジにならないとこういう感情は生まれないんだな、と後々思いました。
ですので、ダラダラ書きましたが、自分の芯を支えてくれる人や、思いの強さが直接自身の練習に強く影響していました。
こんな根性頼みなやり方を僕がやってこれたのも、この部の皆さんとだったからこそだと今は確信しています。この人たちとなら、踏ん張り続けられる、と常日頃感じていました。本当に良いチームですし、既にご卒業されている先輩方含め、この人たちと一緒に長年過ごすことができたことには感謝しかありません。より包括してしまえば、この部の人たちと出会えたこと自体が僕の強みです。(臭いですね)
ちょっと脱線しちゃいましたね。要するになんかしら、モチベーションを保てるものを持っておこう!ということが言いたかったのです。
すみません、もうちょっと書きます。もう読まなくて結構です。
自分が昨年度つかせていただいたチーフについても少し。
自分は今まで組織を引っ張る立場を経験したことがなかったんですが、この役目に就いて見えてきたことがあります。それは、当然のことでありますが、一人が組織を回してるんじゃないんだなってことです。マネージャーさんの仕事捌きや気遣い、短短・短長の各リーダー、対校戦の采配、メニュー決めでの意見交換など、いろんなところで人の力を借りてパートが動いてるんだってことを改めて痛感しました。
ただ本当に自分がポンコツなばかりに余計にみなさんに手間をかけてしまっていたのが未だに申し訳ないです。と、同時に自分にパーチーとしての仕事をさせてくれた皆さんには感謝しています。
チーフという肩書が自分に力を貸してくれたという面もあります。
主将でもないのに、感じる重圧はそれなりにありました。これは大きな思い違いかもしれませんが、自分の行動や練習姿勢、記録、メニューの計画といったものがパート全体の士気や成長をある程度左右すると考えていましたし、肩書も背負っている以上、部内はもちろん、対校戦でも負けられないという覚悟を持つことができました。
そういう重圧を自分にかけることには長けていたみたいで、チーフになってからはよりこのやり方で自分自身を律して競技に向き合うことができたと思ってます。結果的に自分にとって退くことのできない状況をつくれたんだと思います。
でも、そういう考えってあまりよくはないですよね。代交代してからその反動が一気に来てしまいました笑
それはさておき、マネージャーの皆さんには本当にお世話になりました。自分は段取りの悪い人間なんですが、優秀なマネさんが率先して動いてくれていたおかげで、毎回の練習もスムーズにこなすことができました。特に同期の二人には頭が下がります。自分が言わずとも次の動きを先読みして動いてくれていて、いつも助けられました。ありがとう。
すみません、もう少し書かせてください。
人としても自分はこの4年間で大きく変わったと思います。
自分で言うのもなんですが、入部当初に比べ、だいぶ明るくなれたと思います。これにはお世話になった先輩方によるところが強いんですが、今回は現役の皆様あての文章なのですみません、割愛させていただきます。良くしていただき、本当にありがとうございました。
後輩のみなさんにも一言二言お伝えしたいです。
まず、3年生のみんな。入ってきてくれた時は勢いのある子たちで、俺も負けてらんないな、と学年が違えど意識しあえる存在でした。練習内外問わず絡んでくれるのもめちゃめちゃうれしかったです。
正直後輩とこんなに仲良くやれたのは大学入ってからが初めてで、いい子たちです、本当に。先輩として立ててくれて、ありがとう。実力も年を追うごとにめきめき上がっていて自分のことのようにうれしいです。
2年の二人もありがとう。一人はたまにメニュー後ぶっとんだおかわりを強要してきて普通に恐怖を感じたけど、立派な脳筋に育ってくれて僕は嬉しいですし、一人は跳躍のエキスパートで、種目は違えど練習姿勢には学ぶものや、刺激されるものがありました。
1年のみんなとも短い間でしたが一緒に走れて楽しかったです。全員伸びしろしか見えないので、この先の怒涛のベストラッシュを楽しみにしてます。
3年生を筆頭に後輩たちが続々と院記録を塗り替える日が来ることを信じ、楽しみにしています。
院記録も出せず、最後の関東インカレも予選敗退、心残りのある終わり方でしたが、この燻りは後輩の皆さんが代わりに晴らしてくれるはずなので、その気しかしないので、なんとも思ってません!
同期のみなさんにはそのうちちゃんとお礼の言葉を述べるのでちょっと略させていただきます笑
温厚なみんなと長い間一緒に陸上できて楽しかったです!
ほんとにダラダラと長文書いてしまってすみません。勢いで書いたので文章おかしかったと思いますが、大目に見てやってください。
ここまで読んでくださった方が1人でもいれば称えたいです。ありがとうございます。