緑内障と整体治療 【血流改善で手術を回避!!】 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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緑内障の整体治療例 【血流改善で手術を回避!!】
重度の「くま・くすみ」の合併例           

◆患者Yさん=58才-女性-公務員
担当医より、
「左右とも網膜全体はキレイな状態です。また黄斑(☚網膜の中心部)もキレイで大丈夫です。隅角も問題ありません。」と言われた症例の解説です…
 

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当院が開発した「静脈還流促進テクニック・他」で、様々な治療に抵抗性の緑内障患者さんに対応しています。

 

 

 

 

Yさんの症例解説の前に・・・

◆ 眼球の血流改善で網膜-視神経のO2と栄養供給の増進を図る
 

・緑内障の治療は、どうしても眼圧改善が中心になっています。当然この事は大切ですが、ただそれだけでは「もったいない」と思います。なぜなら、眼球の血流改善治療も視神経などの新陳代謝が向上し、緑内障に効果があるのではと考えるからです。

そこで今回紹介するのは、眼球(網膜-視神経)の血流改善によって、緑内障の手術を回避できたYさんの症例です。

 




Yさんの症例解説の概説


Yさん(58才-女性-公務員)は15年前に緑内障と診断され、近年は担当医より何度も手術を勧められていたそうです。
直近では
出来るだけ早めに手術をしてください。次に来院した時は大学病院の紹介状を渡しますからとまで言われていました。

・そんなYさんに、眼球(網膜-視神経)の血流を改善する整体治療を施術したところ、担当医より「眼圧は右が16mmHgで左が13mmHgで安定していますから、手術の必要はないでしょう
と言われただけでなく、「眼底検査では神経が薄くなっている所もありますが、それは部分的で、左右とも網膜全体はキレイな状態です。また黄斑(☚網膜の中心部)もキレイで大丈夫です。隅角も問題ありません。と言われたそうです。

この担当医の言葉に、Yさんは大変喜んでおられていました。




        正常眼底

 

 

 

 

◆「くま・くすみ」で眼球(網膜-視神経)の血流低下が推測できる?!
  緑内障の整体治療-基本方針…               

 

・この様なYさんの治験例全文を下記に記しましたが、長文ですのでその要旨を記しますと、次の様になります。

くま・くすみと眼球(網膜-視神経)の関連性-要旨


眼球(網膜-視神経など)を支配する血管と、眼瞼を支配する血管の「根っ子」は同じ一本の「眼動脈」ですから、眼瞼の「くま」の状態で「眼球-網膜・視神経」の血流が推定できます。

Yさんはその「くま」がかなり酷かったので、眼球の血流も悪い事が推定でき、視神経等の新陳代謝が低下して、視神経や網膜の悪化につながる可能性が考えられました。
そこでその「眼動脈」の血流を改善する整体治療の施術したところ、「くま」が改善傾向を示すにつれ、
網膜-視神経の所見も改善していきました・・・




眼球と眼瞼の動脈の根っ子は同じ「眼動脈」

 

 

眼球の血流悪化と関連する眼瞼の「くま」  




緑内障-整体治療の基本方針…


以上がYさんの症例-用紙ですが、ついでに、整体治療の治療方針を記すと、それは
頬部・頸部の血管」は頬頸部の筋肉の緊張(コリ)によって圧迫されやすいので、当該筋肉の緊張を解放する整体治療で、眼球への血流を改善する」となります。

ちなみにこの圧迫部位はかなり多く、かつ頬頸部のあちこちに散在しているので、かなりややこしいですが、丁寧に施術する事で、眼球の血流改善(&眼圧低下)に大きく役立てることが出来ます。

頬頸部の筋肉緊張(コリ)が、眼球(網膜-視神経)からの血流循環を阻害する

 

 


眼球~心臓までの眼房水還流を回復する整体治療で眼の血液循環を改善する



・以上がYさんの整体治療-要旨です。下段にその治験例全文ご紹介させていただきます。
尚、眼圧改善で視野が改善した別の症例は下記を参照ください。

「緑内障と視野狭窄の整体治療」
   患者Wさん=54才-女性-主婦…眼圧が23mmHgから17mmHgに下がり、視野が改善した症例より…

 

 

それでは長文ですが、Yさんの治験例解説-全文を、よろしくお読みください。

不明な点やご質問は当院お問い合わせHPか、お電話 (06-6180-6880) にてご相談ください。
尚、内障-眼関連疾患の総合案内
こちらをご参照ください。

 

 

 

 

 

◆「緑内障」と「くま・くすみ」の整体治療              

     血流改善で緑内障手術を回避できた症例解説-全文 

     患者Yさん=58才-女性-公務員の症例より…       

 

 

 

①    Yさんの病歴・・・
患者Yさんは、15年前に隅角閉鎖性-正常眼圧緑内障の診断を受けたそうです。点眼薬の治療などで眼圧は左右ともだいたい14~17mmHgで推移し、直近の眼圧検査では、右が17mmHgで左が15mmHgだそうです。ところが視野の異常は左右共に年々悪化し、特に中心の視野で欠損が進行して、3年ほど前から書物が読みづらくなっているそうです。何度も点眼薬を変えたりしているそうですが、主治医より「これ以上、点眼薬で眼圧を下げて視野欠損をくい止めることは出来ないので、手術を検討してください。但し、視力が低下するかもしれません。」と告知されているそうです。手術を回避したいので、漢方や鍼灸治療、そしてオステオパシーなども受診されましたが改善せず、1か月ほど前からさらに視野が悪化しているそうです。主治医からも「最近は、毎回受診するたびに手術を強く勧められ、『次に来るときには(手術の)紹介状を書くから』と言われています」とまで言われているそうです。

 




②    Yさんの診察
・血液検査で特段の異常は無く、血圧は100/60mmHgくらいだそうです。
・身長は158cmで、体重は42kgだそうです。
・視野の異常は両眼とも点状の欠損部が中心部に散在し、特に右眼で進行していて、右眼だけでは見えにくい部位があって、非常に書物などを読みづらいそうです。
・瞳孔は正中にあり、眼裂や瞳孔の左右差はありませんでした。眼球結膜は白色で眼球の運動に異常はありませんでした。
・以前は飛蚊症があったそうですが、最近はあまり無いそうです。ただ、この2~3週間、霧がかかったように見えるそうです(特に右眼)。
・眼球の触診上、両眼とも通常程度の硬さで触れました。
・視診上、両方の上下眼瞼ともかなり「くま」が酷く、上下眼瞼が灰色を含む濃い土色で、「パンダの眼」の様に円周状の「くま」になっていました。また、顔全体に土色の「くすみ」があり(特に鼻より上部)、Yさん本人もこの事に20年ほど前からお気づきで、また知人等に夜も顔色の悪さを指摘されていたそうです。爪床はやや薄めのピンク色でした。
・表情筋の左右差はありませんでしたが、皺は目立たず(特に頬部)、浮腫んで見えました(ほうれい線も薄い)。
・現在、鼻閉・鼻汁はなく、唾液分泌とも正常だそうです。ただ花粉症はあるそうです。
・時おり、軽度の耳鳴りがあるそうです。1か月ほど前の起床時に、回転性のめまいがあって4~5時間起き上がれなかったそうです。その後自然にめまいは治まりましたが、医療機関は受診していないそうです。
・構音障害、嚥下障害、嗄声も無く、手指の巧緻運動障害もありませんでした。カーテンサインも正常でした。
・気道は正中にあり、甲状腺の腫脹・萎縮はありませんでした。頸部リンパ節腫脹も触診できませんでした。
・左右の頸部前面の筋肉群の著明な緊張と腫脹・圧痛がありました。また両頬骨弓下縁奥に著明な緊張-腫脹と圧痛がありました。さらに前・後耳介筋や上耳介筋、後頭筋などの後耳介神経(☚顔面神経の枝)支配筋にも緊張があり、一部腫脹していました(特に右側)。
・歯ぎしりの癖があり、歯科医から「歯ぎしりですり減っている歯があります」との指摘を受け、マウスピースの処方を受けた事があるそうです。また、仕事中などでも気づいたら無意識的に歯を強く食いしばっていたり、手足などに力が入っているそうです。
(2診目来院時、「先生に”歯ぎしりの癖”を指摘されて意識していると、洗濯物を干す時でも歯を食いしばっている事に、初めて気づきました。」と仰っていました)
・何年も前から頭重感があり、特に後頚部から後頭部にかけて強いそうです。また、10年以上前から頭頂部にアトピー性皮膚炎が続いていて、痒みも酷いそうです。また、半年前には同部に帯状疱疹が生じたそうです。
・仕事がら書物を読むことが多く、パソコン仕事と書き仕事も多いそうですが、プライベートでも読書がお好きだそうです。
・足の浮腫みや手背静脈の怒張はありませんでした。
・胸部聴診上、心音や呼吸音に特段の所見はありませんでした。
・腹部聴診上、血管雑音はありませんでした。

 



眼球(網膜-視神経)から頬頸部を経て心臓に戻る静脈ルート

 



➂ 治療目標と整体治療
  ⑴    渦静脈~右心房に至る静脈うっ血を解放して眼圧を改善する
  ⑵    網膜中心動静脈(☚眼動脈流域)の循環を解放して、視神経と網膜の代謝を改善-保護する

・静脈還流促進テクニック
・翼突筋静脈叢解放テクニック
・顎動静脈解放テクニック
・頭頂導出静脈、乳突導出静脈、後頭導出静脈解放テクニック
・浅側頭動静脈/顔面動静脈解放テクニック
・眼動脈解放テクニック
・上・下眼静脈解放テクニック

 

 

 



④    経過と結果・・・
初診治療後

「少し霧が晴れて、見やすくなった感じがします」と仰っていました。


2診目来院時

「帰宅後、見るのが楽になり、明るく見える感じがしました。今まで見にくかった部分が、ハッキリとする様になりました。」と仰っていました。Yさんにとってこの様な変化は今までの様々な治療でみられなかったので、週に2~3回のペースで集中治療をする事にしました。
 

・しかしその後の1~2週間は、特段の変化も無く推移し、逆に日によっては見えにくくなる時もありました。ただ、3週目に入る頃から眼の所見ではなく、「くま・くすみ」の所見として、最初はフェイスライン付近から少しだけ「くすみ」が改善してきました。それが3週目、4週目と進むうちに次第に上昇し、頬部付近まで「くすみ」が改善しだしてきました。ただ眼周囲のパンダ様の「くま」に変化は見られず、黒っぽいままでした。
 

・そしてその「くま」の改善がみられ始めたのは5診目に入る頃でした。若干ですが、両眼の「くま」が薄くなりかけていました。これ以降、眼の所見にとらわれず、「くま」の改善傾向を目安として治療を進めていきました。


10診目来院時

非常に緩やかではありますが、両眼の「くま」は次第に薄くなり、7週目、9週目と治療が進むにつれて「くま」は改善傾向を示し続け、10週目頃にはYさんが行きつけの美容院で「最近、顔色がよくなりましたね」と、美容師に指摘されるまで改善していました。ちなみにこの間、かかりつけの眼科医を2~3度受診されていましたが、眼圧については13~18mmHg前後と、特段の変化はありませんでした。
 

・「くま・くすみ」がかなり改善していたので、この段階で改めて眼科での精査(眼底検査・隅角検査など)をYさんに勧めました。しかしYさんは、いつものかかりつけの主治医は強く手術を勧めるので、そこでの受診はかなり消極的でした。そこでセカンドオピニオンの説明をし、別の眼科医院を受診する事になりました。


11週目の来院時

セカンドオピニオンで別の眼科医院を初診したYさんから次の様な報告がありました。「眼圧は左右とも18mmHgで、視野検査では右眼では中心部に、そして左眼では周辺部に少し視野欠損があると言われました。手術の必要性については無回答でした。」と仰っていました。この報告に際して、隅角検査や眼底検査についてこちらからお尋ねすると、Yさんは「それについては聞いていませんでした。、、、たぶん検査したと思いますけど。。。」と仰っていました。そこで「次回受診した時に、隅角・眼底検査について担当医に確認しておいてください」とお願いしておきました。
 

14週目の来院時

眼科医での二度目の検査結果についてYさんから報告を受けました。

眼圧は右が16mmHgで左が13mmHgで安定していますから、手術の必要はないでしょう」と言われたそうです。

詳細には「眼底検査では神経が薄くなっている所もありますが、それは部分的で、左右とも網膜全体はキレイな状態です。また黄斑(☚網膜の中心部)もキレイで大丈夫です。隅角も問題ありません。」と、予想以上の好結果の内容を言われたそうです。

前眼科医院での検査結果と比較できなかったので、経時的変化は不明ですが、しかし前医からは「絶対手術が必要です!!」と再三再四言われていて、今回の新たな眼科医からもその手術宣告があるのでは、と内心ビビっていたYさんでしたので、今回の説明で「拍子抜けしました、でもホッとしました」と仰っていました。この好結果受けて、当院での治療も今までの集中治療を終了し、今後はメンテナンス治療に切り替える事にしました。

 




⑤     今回の症例の概説、、、
◆ 手術を勧められていたYさん、、、しかし「手術はイヤ !!」

・Yさんの緑内障は「隅角開放性-正常眼圧性」の緑内障で、Yさんが緑内障になってから15年間、だいたい14~17mmHgで推移・安定していました。また直近の眼圧検査でも右が17mmHgで左が15mmHgと、まずまずの眼圧状況でした。にもかかわらず、Yさんの視野欠損は次第に悪化していきました。つまり眼圧が14~17mmHg程度の安定化だけでは、緑内障の進行をくい止められず、さらに大幅の減圧が必要とされ、この事が、主治医の『次に来るときには(手術の)紹介状を書くから』につながるのでは、と思いました。ただ手術をしても視力低下の可能性を指摘されていて、大きな効果も期待しにくい事から、Yさんは極めて手術に対して消極的となり、別の代替治療を幾つも試されていたようです。

 

 

◆ 視神経の血流を改善して栄養・O2を供給し、神経細胞の温存を図る ?!
・以上の事から、Yさんの希望通りに手術を回避し、緑内障の進行をくい止めるには、眼圧を13…12…11mmHgと、ひたすら下げる事に没頭するよりも、Yさんの場合それにつけ加えて、視神経-網膜などへの血流を改善する方が効果が出るのでは、と当初から考えていました


・現在でも、緑内障の基本的治療方針は眼圧低下が主流である事に変わりありません。しかし、緑内障の原因仮説としてこの「眼圧説」以外にも「血流説(下記注1 参照)」や「軸索流説」もあるので、この血流説に則って治療を進めるのも、それなりの根拠があると思えますし、その方が得策だと思いました。

 

   

 

 

◆ 「くま・くすみ」は視神経の血流不足を示唆する所見 ?!
・また血流説を取り入れる別の根拠として、Yさんの重度の「くま・くすみ」もありました。それは「くま・くすみ」の基本的な原因は、眼瞼や顔面皮膚の血流不足が主因ですが、上下の眼瞼を支配する血管である「内側眼瞼動脈・外側眼瞼動脈」の根動脈は、網膜を支配する「網膜中心動脈」と同じ「眼動脈」だからです。


・言い換えれば、「眼動脈」から派生した枝動脈の「内側眼瞼動脈・外側眼瞼動脈」の血流不足(☚くま)は、同じ「眼動脈」の枝動脈である「網膜中心動脈」の血流不足を推測させる徴候だからです。この事は、緑内障原因仮説「血流説」の観点からすると、Yさんの「くま・くすみ」、特に眼瞼の血流不足の徴候である「くま」の存在は、緑内障原因「血流説」を直接支持する根拠になるのでは、と考えます。
(実際、当院に来院される緑内障患者のほとんどは、「くま・くすみ(特にくまは重度の事が多い)」がみられます。)

 

 

 

◆ 治療目標…眼圧低下よりも血流改善を優先する整体治療
そこでYさんの治療に際しては、眼圧低下を主目的とするよりも、血流回復-促進を主目的とする「血流説」に根ざした整体治療に集中する事にしました。つまり、眼圧が悪化しない限り眼圧の数値に一喜一憂するのではなく、「くま・くすみ」の改善状況、言い換えれば「内側眼瞼動脈・外側眼瞼動脈」と「網膜中心動脈」の血流回復-促進に重きを置いた治療に専念しました。

 

 

 

◆ 眼圧の改善は無くとも「 手術の必要はないでしょう」…眼科医の説明 !!
・Yさんの集中治療期間は三か月半に及びましたが、その間に「くま・くすみ」は徐々にではありますが、次第に改善傾向を示していました。10週目には、Yさん行きつけの美容院で「最近、顔色がよくなりましたね」と、美容師に指摘されるほどでした。ただ残念ながら、この間の眼圧はやはり13~18mmHgとほぼ一定で、12mmHgを下回る事はありませんでした。正直言いますと、眼圧低下を期待していたYさんは、「くま・くすみ」の改善にあまり喜ぶことなく、逆に眼圧の改善が無い事に、少なからず失望感があったに見受けられました。


・ところが先述の様に、Yさんの緑内障の集中治療期間は、ほぼ三か月を要しましたが、その間ほとんど眼圧の変化は無かったにもかかわらず、その三か月目の検査によって、セカンドオピニオンの眼科医から「眼圧は右が16mmHgで左が13mmHgで安定していますから、手術の必要はないでしょう」と言われ、さらに「(眼圧に変化が無いにもかかわらず)眼底検査では神経が薄くなっている所もありますが、それは部分的で、左右とも網膜全体はキレイな状態です。また黄斑(☚網膜の中心部)もキレイで大丈夫です。隅角も問題ありません。」と言われ、大幅に良好な状態である事が示されました。

この事は、眼圧改善だけを目的とする治療よりも、血流を回復-促進し、視神経の代謝を改善する治療を加える方が、大いなる成果が出る事の証左になったのでは、と思います。

 





注1)    血流説 (循環障害説)
眼圧説(機械的障害説)は、文字通り眼球内圧(眼圧)によって視神経が押しつぶされて生じる視力障害ですが、血流説(循環障害説)とは、血流不足によって視神経への酸素や栄養分の供給が減じ、視細胞などが変性-壊死して視力障害を呈する、という仮説です。
血流障害の原因として、篩板(視神経が眼球内に侵入する部位)での血流障害、近視の影響、自律神経失調による血流減退などの仮説があります。しかし当院では、上記「➂ 治療目標と整体治療」に掲げる様に、眼球より下方静脈(叢)の静脈還流障害が原因するケースが多いのでは、と考えています。

 

 

 

 

 眼球への血流改善=網膜-視神経のO2と栄養の補給、、、

    緑内障のケアに役立つと考えます。                             

  

以上が、Yさんの緑内障治療例の解説全文です。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

Yさんが担当医から、「眼底検査では神経が薄くなっている所もありますが、それは部分的で、左右とも網膜全体はキレイな状態です。また黄斑(☚網膜の中心部)もキレイで大丈夫です。隅角も問題ありません。」と言われた事を話されている時の、Yさんの"信じていいのか悪いのか"…といった、不思議そうな表情が印象的でした。

日本の緑内障患者数は約500万人と言われ、40才以上の20人に一人は緑内障と言われています。

緑内障は、今や「国民病」と言われても過言でないほど、増加傾向にあります。

その全ての緑内障患者さんに、本整体治療法が適応する、、、とまでは豪語しませんが、

今回のYさんの症例の様に、眼球内の血流を改善する本整体治療法は、かなりの確率で効果が出るのでは、、、

その様に考えています。


(了)

 

 

 

 

 

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ストレートネック・スマホ首、、、ならぬ義務教育首、とその関連愁訴

 

 

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