まぶたのアレルギー性皮膚炎(発赤・腫れ)と整体治療 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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まぶたのアレルギー性皮膚炎(発赤・腫れ)と整体治療
患者=Hさん-40才-女性-主婦

 

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① Hさんの病歴・・・お薬が効きません
患者Hさんは数年前から上まぶたが赤く張れあがるようになったそうです。左右両方共ですが、特に右のまぶたの張れと発赤はひどいそうです。少しましな時もあるそうですが、その時でもザラザラとした触感があり、気持ち悪いそうです。
皮膚科でアレルギー性皮膚炎の塗り薬を処方してもらっていますが、最近ではほとんど効果が無いそうです。

 

 

 

 

② Hさんの診察
・初診当日の視診でも、特に右の上まぶたの発赤はひどく、遠目でもすぐに分かるくらい腫れていました。
・腹部聴診上、血管雑音、ハム音などの所見は認められませんでした。
・腹部打診上、全般的に鼓音が多く聴取できました。
・腹部触診上、腫瘤感や抵抗感は認められませんでしたが、上腹部、左右の季肋部、盲腸部などで軽度の平滑筋緊張と圧痛がありました。
・左右の胸鎖乳突筋や斜角筋群に緊張と圧痛がありました。
・不眠気味で途中覚醒が多いそうです。その時、歯を食いしばっている事が多いそうです。

 

 

 

③ 治療目標と整体治療
  ⑴ 局所的に交感神経の緊張を緩和する(SPの減少➡遊離肥満細胞の減少)

・頚部交感神経緩和テクニック
・頭蓋仙骨療法(オステオバシー)

 

 

 

 

④ 経過と結果
・2回目の治療時、Hさん自身もまぶたの発赤と腫れがかなり解消している事に気づいたそうです。まぶたを触診しても、今まであった「ザラザラ感」もほとんど感じ無いくらいに改善していたそうです。

 

・4回目の治療時には、さらに発赤-腫れともに解消していたので、とりあえず治療終了としました。

 

 

 

 

⑤ 今回の症例の概説、、、

薬が効かない⇒整体治療が奏効するケースが多い!  

アレルギーを気にする事無くお化粧できる体質に改善


・皮膚炎にも色々な原因がありますが、今回のHさんの症例は皮膚科医も診断していたように「アレルギー皮膚炎」だと思われます。膠原病や何らかの細菌感染などによる重篤な皮膚炎では整体治療は難しいかもしれませんが、今回の様なアレルギー性であれば、体質改善をうたい文句とする我々整体治療の方が勝っているかもしれません。

 

・ちなみに当院の治療例でも今回のHさんの様に「上まぶた」に炎症を生じている女性は意外に多く、やはり化粧品などによるアレルギー反応も影響しているかもしれません。

 

 

◆ アレルギー反応に関係する"肥満細胞の遊離"を抑制する整体治療

・お化粧を禁止する事は女性にとって難しい事ですから、やはり体質改善を促し、化粧品などのアレルゲンに敏感に反応しにくい体質改善が治療目標となります。しかし今回の様に、そのアレルギー反応部位が「まぶた」などの限局的な場合、全身的なアレルギー整体治療をするよりも、局所的なアレルギー整体治療が奏効すると考え、全身的なアプローチをせずに、上記③の「交感神経を緩和する」整体テクニックだけを施術しました。

 

 

 

・(頚部)交感神経は顔面の血管を支配していますが、その緊張により血管内に待機している「肥満細胞」を顔面組織に遊離させる事があります(☚SPの影響)。肥満細胞はその細胞内に大量のヒスタミン等の炎症物質を含んでいるので、アレルギーの主役の一つに数えられています。

 

 

 

◆ 頸部交感神経幹緩和テクニックは肥満細胞の遊離抑制に効果…

・まぶたの様な組織圧の低い部位ほど、肥満細胞が遊離しやすい可能性もあります。
従って、交感神経の緊張を緩和する事で肥満細胞の組織(☚Hさんのケースではまぶた)への遊離を少しでも抑え、まぶたでのアレルギー反応を抑止することに主眼を置いた体質改善を目的とした整体法が著効を示したのでは、と推定しています。

 

・交感神経の緊張の原因に精神的ストレスがウェートを占めている場合もあり、その際は心理療法的なアプローチも必要となるかも知れません。
Hさんも不眠や就寝中の歯ぎしりなど、その精神的ストレスを指し示す所見があるので、今後再発を繰り返すようであれば、再診-相談の上、心理療法を組み込むことが必要かもしれません。

 

 

 

・ただ、今回はそこまで精神面が影響しているとは思えないので、Hさんには「頚部交感神経緩和テクニック」の施術法を説明し、再発しそうになったらご自身である程度治療出来る様に指導しました。

 

 

 

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