2年前から続く指のアカギレと整体 =軟膏を使わず体質改善= | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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2年前から続く指のアカギレと整体治療

=軟膏を使わず体質改善=

 

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①概説と症状

・アカギレとは手足の指の皮膚に亀裂が生じた状態で、その裂け目が深く、出血や疼痛がひどい状態です。

・皮膚は細胞新生が非常に旺盛で、少々傷ができても軽いものなら数日で修復し、傷がなくなるものですが、何らかの原因でその修復機構が間に合わず、いつまでも傷が開いたままになっています。

 


 

②アカギレを誘発する要因は?  

・その要因は様々ですが、一般的には下記のような事が言われています。

 (1)寒さによる脂腺・汗腺 の機能低下

 (2)手足の不潔

 (3)手の洗いすぎ

 (4)職業
上あるいは生活上の薬品 ・化粧品の刺激

 

・従って上記要因を避けることが第一の予防・治療になりますし、事実その為の塗薬・クリーム類が病院・薬局・化粧品店などでも処方されていますね。

 

・しかしこれだけでは万全とは言い切れないのです。つまり、上記は外的な点だけに注目していますね。逆に言えば内的(体質)な点については注目されていないのです。ここが万全でない理由で、患者さんの体質に問題がある場合、薬やクリームでは完治しないケースがあるのです。☚④の実例を参照ください。


 

③整体はアカギレに効果的?!

・皮膚は言うまでもなく細菌・熱・水分の蒸発・体温調節・紫外線・物理的刺激・その他有害物質等から私たちを守ってくれている第一線の防御バリアです。

 

・その重要な役を担っている皮膚ですが、しかし皮膚といっても細かく分けると様々な組織がたくさんあって役割分担をし、上記の防御バリアを形成しています。

 

・その詳細を述べると参考書一冊くらいになりますのでここでは割愛しますが、一番肝要な点の一つは「血流の確保」なんです。

 

・「①概説と症状」の項で説明しましたように、普通の傷であれば数日もあれば修復するのに、なぜアカギレは修復しないのか・・・逆に言えば「なぜ、修復されるのか?」

それは新たに生まれる皮膚細胞の為の栄養分を「血流」が運んできてくれるからです。

 

・もし、血流が少なければ皮膚の細胞が生まれるための栄養・材料が少なくなるので、当然修復は遅延するか、修復せず傷口が開いたままになるのです。

 

・つまり。整体による「アカギレ」の治療のポイントは手指の皮膚への血流確保・促進にあります。

 


 

 

④整体による実例

43才・女性・主婦

・この患者さんは左手中指のアカギレが2年以上(夏も含めて)続いている患者さんで、皮膚科の病院で処方される薬・クリームは勿論、漢方やサプリなど、様々な治療をしていました。

 

・当初は両手10本の手指がアカギレ状態でしたが、さすがに上記の治療で左手中指を除く9本の指は治癒しました。しかし左手中指だけが全然治癒せず、当JHSC治療室に来院されました。

 

・診察の結果、4番-5番と5番-6番の頚椎関節にサブラクセーション(ズレ)が見つかり、そして左前斜筋と右前斜筋(首の側面にある筋肉で、この二つの筋肉の隙間を腕から手指に流れる「鎖骨下動脈」が通じている)の緊張が触診できました。この鎖骨下動脈は「橈骨動脈」と「尺骨動脈」と名前が変わって手指に進入していきます。

 

★カイロプラクテイック

・整体治療は4番-5番と5番-6番の頚椎関節の矯正をしました。

★推拿(中国整体)

・左前斜筋と右前斜筋の筋肉緊張を取る整体手技を施術しました。

 

・月・水・金と二日おきに上記施術をしたところ、3回目の金曜日には左中指のアカギレはほぼ完全にふさがり、修復されていたので、整体治療を終了しました。

 

2年以上治癒しなかったアカギレガ、なぜ一週間ほどで治癒したのか・・・それは以下の通りです。

 

・解剖学的に診ると手指への血管の走行は親指側の撓骨動脈と小指側の尺骨動脈の2本でそれぞれ手首の外側端と内側端から手に入ります。

 

・その後橈骨動脈は最初に親指に、尺骨動脈は最初に小指に血液を送り、次いで示指と薬指に血液を送ります。そして一番遠い中指は最後に血液が送られることになります。

 

 

・従って何らかの原因で血流が低下すると最初に血流低下の影響が出るのは一番遠いところにある中指なんです。

 

・本ケースでは右側中指は問題がないので心不全やレイノー症候群のような中枢性の血流低下の原因は除外でき、又「脈なし病(大動脈炎症候群)」の所見も認められないので、現段階では左右の斜角筋の緊張による鎖骨下動脈の狭窄が手指の血流低下の要因と推定し、同筋の筋肉調整と、それに相互に影響を与えていたと思われる頚椎のサブラクセーションの矯正を行ったものです。

 

 

・たかがアカギレ・・・と思われますが、この患者さんは大変喜ばれ、その後70名以上の患者さんを紹介していただきました。

 

 

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