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fuyusunのfree time

長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

 

ハンサムすぎて、兵隊の士気が落ちるからと仮面をかぶった王子・・・。

本当?!

彼を題材とした雅楽が日本にもあるとか・・・。

ハンサムで強くて・・・が、どこか抜けていて、最終的には賜死に至った王。

この方は古い、古い北斉の将軍。悲劇の人として有名。

 

さて、北斉といえば・・・・。

 

以前より、大好きだった中国後宮ドラマ。この陸貞が大好き♪が、調べると、とんだ悪女。乳母として育てた皇帝の後ろ盾として最大の勢力をもって、結局は失脚して死罪となる。・・・こんなにお利口さんなのに信じられない。

 

蘭陵王は、この北斉の王族であった。時代的にもかなり重なる。

もともとは、ドラマでいう高湛の家来であった蘭陵王。のちに、陸貞が乳母として育てた高緯に阻まれて賜死する。

蘭陵王は、高湛にとっていとこである。つまり親族。なのに・・・なんですね。

 

この時代は複雑怪奇である。結局は北周が実力をもって、隋になって唐になるのかな。

蘭様・・・。単にハンサムだったのではなく、かなりの実力者。この方を死に追いやって、北斉は強国から弱小国になり下がったらしい。

焼きもちが自分の首を絞めるという感じだ。

陸貞!教育が悪い!!

 

しかし゜、かわいい陸貞が、春日局を超える悪女ぶりだったことに吃驚です。

 

なんとか社会復帰しつつも、まだまだ喘息が落ち着かない。

喘息って、何故かけっこう天気とか気候に左右される。

元気に慣れそうと思うと、何気にお天気が悪く気圧が低くなって調子が悪い。

もう一か月になろうとしているのに・・・。

あの超重症は過ぎたけれど、ずっとずっと咳が続いているし、ずっとずっと咳のし過ぎで胸が痛いのが続いている。

はあ・・・

・・・

・・・

・・・何とかならないかな。

浅草寺の裏手に仮設で建てられた劇場。平成中村座昼の部に行って参りました。

天井を見て気が付きましたが、大きなテントなんですね。でも、大変居心地のよい劇場でした。

所謂一等席(松)は平場に座椅子があってちょっとだけゆったり座って観る感じのお席。が男性のように胡坐とかだったら良いけれど、長時間正座はきついな・・・。という事で所謂二等席(竹)長椅子席のチケットを取った。しかし、靴を脱ぐというのは解放感があって良い。なんかとってもリラックスした気分で芝居見物ができたぞ♪

 

一、源平布引滝実盛物語

 

二、近江のお兼

 

三、江戸みやげ狐狸狐狸ばなし

 

『実盛物語』、勘九郎丈のご次男(五歳)である長三郎丈の演じた太郎吉はとても可愛かった。子供らしく伸び伸びとした太郎吉の演技に笑顔となった。ついこの間、お父上があのような年頃であったのに、時間の進みの速さに吃驚する。

今日は残念な事に昼の部にご長男の勘太郎丈の出演がなく拝見できなかったが、二人の成長がとても楽しみ。

しかし、歌舞伎の世界もどんどん次世代に受け継がれている。飽きることなく、ずっとずっと楽しみが続く感じである。

お話しも「えっ!」と歌舞伎らしいどんでん返しだらけで面白かった

 

『近江のお兼』。七之助丈の舞踊。先日の十月の歌舞伎の感想にも書いたが、彼は最高権力者の御台所から超プアな百姓まで、そして老人から娘まで何をやっても型にはまる凄い役者さんだと思う。

近江のお兼はお父様がお好きな舞踊の一つなんですね。私は十八世中村勘三郎丈の踊りが大好きだった。残念な事に彼が踊るお兼を拝見した事がないのですが、きっとおきゃんで逞しい可愛いお兼であったのではないかと想像した。

今更気が付いたのですが、七之助丈はお母様によく似ていらっしゃるなぁと思いました。つまり母方のおじい様である七世中村芝翫の面影を何となく感じました。

そうそう、長唄連中。タテ三味線は亡き杵屋五三吉氏のご長男である杵屋五吉郎氏であった。すっかり立て三味線の風格だ。タテ小鼓はご次男の「望月・・・あれあれ」。プログラムを拝見して合点がいった。五三吉氏のお父様は田中傳一郎氏であった。その名前を発見。おじい様の名跡を継がれたんですね。

しかし、あちらこちらにご兄弟。素敵ですね。

 

『狐狸狐狸ばなし』。まあ、とにかく楽しいお芝居でした。歌舞伎初心者の方でも分かりやすくて楽しめる作品だと思います。

タイムスケジュールを見て一時間半くらいのお芝居。途中で飽きてしまうのではないかとちょいと心配してしまいました。

ところがテンポのある展開で飽きるどころかどんどんお芝居に引き込まれてしまいました。
・・・御簾から聞こえる長唄。どこかで聴いた曲。歌詞が違うと思うのですが“喜撰”とか“まかしょ”系。楽しそうだった。

 

幕間のお弁当は浅草名大らーめん与ろゐ屋の中村座限定弁当“焼豚と玉子の三色重”でした。

時間を読み間違えて会場に着いたのがけっこうギリギリで手元にあったお弁当を選んだ。

お弁当を開ける時、箸袋に「らーめん」の文字を見て、ラーメン屋の弁当?!と思いましたが・・・いやいや美味しかったこの上なし。

 

芝居上演中から降り始めた雨。激しい雨がテントの天井を打ち付けたのですごい音だった。こういう劇場ならでは体験。雨漏りするのではないかとちょっと心配になった。それから、かすかに浅草寺の御祈祷の太鼓の音も聞こえちゃったりして。という事はこの芝居小屋の音も外でかすかに楽しめるのかもしれないですね。

芝居が跳ねても雨は続いていた。

『狐狸狐狸ばなし』でそばを食べるシーンを観て・・・あまりに役者の皆さんが美味しそうに蕎麦を食べるので、どうしてもお蕎麦が食べたくなっちゃった。

という事で手打ちそば十和田というお店にドボン♪

夕食にはちょいと早かったですが・・・おいしゅうございました。

炭水化物摂取オーバー。またデブになります。

 

 

 

ジャーナリストY氏がテロリストから解放されて話題になっている『自己責任』という言葉。

皆さまはどうとらえていますか?

 

危険地域と分かっていても、世界中の人々に世界の真実を伝えたいと使命を持って奮闘しているのがYさんをはじめとしたジャーナリストですね。

私は別に「我が人生が平和なら他は興味なし」なので、別にYさんが発する情報などあまり興味がない。

伝える側というのは、

「きっと皆も知りたがっている」を前提に成っている仕事であろう。

 

誰しも職業において自己責任は存在する。好きで選択した職業ですからそこに自己責任が存在して当たり前です。

看護というのは、看護を必要としている万人のために存在するものです。「なんでこんな人を看護するんだ」と言われても、必要とされているから仕事として看護を提供しています。

医療刑務所とか、社会に対して罪を犯した人を看護するような現場があります。極悪非道の悪人もその現場にいます。死刑を待つ受刑者もいるでしょう。世間一般では、なんでそんな奴に・・・という思いもあるかもですが、やはり「人」として看護を必要としている立場だから、看護が提供される。

が・・・以前、一緒に働いた看護師で、医療刑務所の看護師をやっていた人がいる。患者=汚いものと認識している。患者一人に触ると周囲が吃驚する勢いで手洗いする。夜勤で給食を食べる際に箸を忘れた際に患者さん用の割りばしを使用したら「よくそんな汚いもので食べられる」と言われた事がある。彼女にとって患者は汚いもので・・・本当にストレスだったんでしょうね。医療刑務所というところがどんなのか知らないですが・・・。きっと、罪を犯した人=汚い人で彼女に認識され、それが患者=汚い人になってしまったのでしょう。

けっこうおばちゃんのナースでしたが、一般病院に就職しても過去の認識を引きずって辛かったでしょうね。

よく発展途上国のところに派遣なりボランティアで出向するナースがいる。エボラとか恐ろしい伝染病が存在する地域に行っても、そけは自己責任である。不幸にも伝染病に感染してというナースはいると思います。しかし、それを治療するにあたって「国の責任」と訴える人って皆無だと思う。感染の危険地域に行って感染してしまうリスクは自己責任。
 

Yさん自身も自己責任において危険地域の取材に飛んだのだと思う。不運にもテロリストに人質になって。

再三国家から「行くな」と言われても渡航したのだから、自己責任の何者でもないと思う。

何だかの本人の段取りのミスでテロリストの手に落ちたのだから「自己責任」と言われても仕方がない。

が・・・日本人ってそこまで厳しい思想の持主ではないですよね。

生きて帰ってきた事で「良かったね」と互いに喜び合える民族と私は認識しています。

が、そこに「自己責任論」がクローズアップ。きっと海外ではそんな事言われないかも。日本人らしい反応だと私は思う。

私も「自己責任で行ったくせに・・・!「何にあの態度」とご本人やご家族の態度に思いました。

 

マスコミで、彼を「英雄」と言う人もいたりして・・・。けっして英雄ではないと思います。

「国民が必要とする情報を発信している」と言いますが、私はあの地域は古代からあちらこちらで戦闘している地域ですし、別に私の生活には関係ない。戦争で迫害された子女は可愛そうと思うけれど、それ以上に何も思わない。別にいらない情報だ。
それを「全国民が必要としている情報を命がけで取材している。が、手違いで人質になって大変な思いをした」と言われても、ああそうですか以上の何にも感じない。ですから、彼は私にとって英雄でもなんでもない。

私の目には

「国の阻止を聞かずに、『みんなが必要』という妄想で危険地域に入って、人質になって迷惑な人」としか映らない。

 

ご本人はじめ、ご同業の方は「自己責任」という事で仕事をしているらしい。

が、こういう事態になると「自己責任」では済まない事がある。

日本は金銭を払った事を否定しているけれど、どこそこの国が何かの取引でお金を払ったらしいという情報がある。

テロリストたちは「大切な商品」なので、ある程度の恐怖を与えても取り扱いVIPですよね。

監禁されていたわりに元気なのはそういう事ですよね。

まあ、国同士の国益でこういうのは使われるのは当然。が、民間レベルでどうのこうの言っても仕方がない。

普通だったら「帰って来られて良かったね」で済む国民性なのが日本だと思います。

それを「自己責任論」で盛り上がるのは、

ご本人やご家族の態度ですよね。日本人は「お涙頂戴」が好きな民族。

謙虚過ぎるほど謙虚な態度であれば

国民全員「良かったね」モードですよね。

「申し訳ありません」「ご心配おかけしました」「ご迷惑おかけしました」「ありがとうございました。おかげさまで」というコメントをみんなが求めている事です。それも第一声で必要な言葉で、冒頭になければ、のちのちに言っても「言わなかった」と捉えられる。

 

前衛的な方や、イケイケの方が忘れがちな言葉ですが、謙虚な言葉。それがないとダメな日本人。

Yさん及び奥様は不器用な方々だなとただただ思います。

 

私は、この謙虚な文化が好きです。

だから、Yさんの一連の報道はただただ残念にしか映りません。

一見、私たち日本人は中国人にも韓国人にも北朝鮮人にも見られますが、そういうアイデンティティは忘れて欲しくない。

各国、国民性がある。その国民性を忘れて欲しくない。

 

 

土曜日の点滴が効いたのでしょう。

医師も「今日でガツンとやって」と仰っていましたが、ガツンとやられたらしく昨日ぐらいから調子がよくなりました。

ただ、後遺症が・・・。

咳のし過ぎで胸が痛い。レントゲンで骨折は否定されましたが、やっぱり筋肉系にダメージがあったと思われます。

咳と痰で、違うと思っても肺癌の腫瘍マーカーをやった医師。すべてが陽性。が。。。本当の肺癌の人でも、今の私の段階では出ない数値らしく「肺がいたんだから」と医師。かなりヤバかったんだろうな・・・。

 

今日より仕事復帰。久々だからとっても疲れる。そして、やっぱり呼吸器のダメージを感ずる。

何気に苦しい。でも病的ではなくて、廃用的なんだろうな・・・という感じ。

今後活動していけば大丈夫の苦痛だと思う。

頑張らねば。

「苦しかったらいつでも点滴に来てください」

 

この「苦しかったら」という言葉は非常に微妙である。

この二週間、ずっと苦しい。ただ、その度合いが様々である。

というか、咳喘息の経験は多々あるが、本当の喘息は初体験。何をもって軽度で何をもって重症なのか判断できない。

呼吸は苦しいけれどチアノーゼはないし・・・じゃあ、大したことないか。

数メートルで呼吸困難に陥るけれど、頑張れば目的地にたどり着けるし大丈夫か。

睡眠時。横になると喘鳴が増悪して息苦しい。でも、背もたれをつくって座って寝れば何とか睡眠状態に。ただ、夢の中でも咳込んでいる。ぜんぜん寝た気がしないけれど、レム睡眠。体はやすまっているんだろう。だから大丈夫。

客観的に症状やデータを見る知識はあるけれど、体験している症状は主観である。自分の事を客観的に見るのは難しい。

こんな大したことがない症状なのに「苦しい、苦しい」というと大げさと思われちゃうのではないかとまずは思う。

月曜日にステロイドと気管支拡張剤の点滴を受けて、吸入薬が効果的に取り込めるようになったせいか少し楽になっている。

でも、症状が消失という事もなく、いい感じと思えば非常に苦しい時もあって。。。夜間に救急車呼びたいと思う事何度もありです。

が、けっこう私は自分を信じていないところがある。「何を大袈裟な」と思われるのではと脳裏をよぎっていく。

本当に指標が分からない。困った。

 

今日は久々に仕事に行くつもりでした。でも、チョロット喘鳴が・・・。忙しく働いたり、患者さんとお話しするとか、想像すると夕方まで元気に働く自信がなくなった。

で、月曜日ほどじゃないけれど、苦痛の指標のヒントを確認したいし、できたら発作増悪時の屯用の薬を出してもらいたいと思い受診を決意。

受診して分かった事は、

入院を迷うほどの重症な状態である事を初めて知った。

・・・おいおい、看護師さん大丈夫かい!

自分でこれヤバいと思ったら点滴をしなければいけない状態。例えば、横になって寝れないというのはかなり重症なのだそうだ。

何度も「入院」というワードが出てきて・・・いやいや、入院はやばいよ。

 

屯用のステロイドと吸入薬も処方された。ステロイドの頓服は五回分。これを一日で使ってしまうようだったら「入院」が必須のようだ。

そんな事言われると苦しくても内服をセーブしちゃいそう。

といいつつ、お昼に点滴をして帰宅。でも、三時頃に発作が出てきて屯用の吸入をやりました。

 

喘息は、喘息と共存して生きていく事が大切だ。まだまだ新米で喘息の事がよく分かっていない。

よく理解しなくちゃいけないなぁ。

明日も点滴。という事で明日も仕事に行けない。

月曜日の段階で喘息大ピークだったので、「行けるのかな?」と不安でした。

ちょっと苦しかったけれど歌舞伎座にたどり着きました。良かった♪

 

中村屋のお芝居は大好き。十八代目のお芝居や舞踊が大好きでした。

すっかり大人になって、しっかり中村屋の看板を守っているお二人のご子息。今日もお二人の舞台がとても楽しみでした。

しかし、同じ歌舞伎でも出演者によって客層がなんとなく違う事に最近気が付く。

何が違うかを言葉に言い表すのは難しいのですが・・・うーん。

中村屋の芝居の時は、何気に昔懐かしい歌舞伎座の香りがする雰囲気がある気がする。気のせいかな?!

昼の部は『三人吉三巴白波』と『大江山酒呑童子』、『佐倉義民伝』の三本立て。

三人吉三はテレビで何度か観た事がある気がするけれど、舞台を拝見するのは初めて。

か弱き乙女がいきなり「泥棒よ!」と急に正体を現すお嬢吉三。面白い。そして、見目麗しい七之助丈。適役だ!それから、たまたま出会った悪者三人が同じ“吉三”という名前だったという設定も面白いストーリーだ。面白い尽くし。これこそ“ザ・カブキ”でなぁ。

勘九郎丈は拝見するたびにお父様の面影を感じる。『大江山酒呑童子』は長唄連中の正面ものでした。三味線は大好きな杵屋勝国氏。唄はいつもうっとり乙女心をキュンとさせてくれる唄声の持ち主である杵屋直吉氏。私にとって最高級の演奏メンバーでしたので、舞踊に演奏とワクワクと拝見する事ができました。(目が忙しかった)

しかし、酒呑童子。どんだけお酒が好きなの!退治されてからもまだお酒を呑んでいたのには吃驚です。こういうところも“ザ・カブキ”。好きだなぁ。

『佐倉義民伝』はラストの舞台背景は華やかであるが、全体的に地味なお芝居だった。

白鷗丈の木内宗吾は好演であった。また、お嬢吉三からガラッと変わって四人の子どもを持つ宗吾の妻おさんを演じた七之助丈もとても良かった。七之助丈は似合う役の幅が広くてすごいなぁと思う。綺麗なお姫様も似合えば、こういった地味な奥さんもはまり役である。

今日は秋らしいお弁当にいたしました。歌舞伎鑑賞。お弁当も楽しみの一つですね。

栗おこわ♪美味しかったです。

贅沢ついでにケーキ♪甘すぎず上品なケーキでした。

あずま通のNOA CAFF。今日はケーキが食べたかったのですが、実はパフェがとっても美味しそうでした。

幕間のお弁当の量を控えて、今度来たときはパフェに挑戦したい。

 

喘息発作。一昨日がピークだったのかな?ぜんぜん良く成らないので掛かりつけに再度受診。

ぜんぜん仕事に復帰できる気配はないし・・・。今週は予定がいっぱい詰まっているし。とにかくガツンと発作を押さえつけて欲しいものです。

私、かなり頑張り強いタイプ。一昨日の受診の際に「かなり重症で、吸入薬を上手く吸えていない感じですね」と主治医。確かに数メーター歩けば呼吸困難。ぜんぜん喘鳴の改善が無いし、夜中から明け方にかけて酷い咳で眠れない。

本格的な喘息発作を経験したのは初めて。「薬が出ているし、明日に成れば治っている」と強い思い込みで週末突入。でも、ぜんぜん改善しない。不安・・・。どうも、薬が出ていても、ここまで苦しいのに我慢していてはいけなかったようだ。「重症化していて薬を効果的に使えてなかった」という事を聞いて反省した。かなり日常生活を呼吸困難のために阻害されているのに我慢しているのはいけない事だったようだ。

まったく困った看護師さんだ。。。

即点滴を施行。それでかなり症状が改善・・・。いやいや一時的でしばらくするとまたまた喘鳴と呼吸困難の出現。

しかし、その翌日は研修。外部の大切な研修。ピークに比べて軽減しているので頑張って出席。

そして、今日は歌舞伎。昨日に比べて改善傾向だが苦しい。でも頑張って行きました。が・・・薬が効き始めているのかな?!

まだヒューヒュー言っているし、歩行時の呼吸困難感はあるけれどピークに比べて改善している気がする。歌舞伎鑑賞中。咳込んだら迷惑だろうなと不安に思っていましたが、意外と咳込まずにいられました。たぶん。。。一昨日の点滴のおかげで吸入薬が取り込めるようになったんだ。良かった♪

さて、明日からの仕事だが。完璧に改善はしていない。階段も二、三段上ると目の前クラクラで口すぼめ呼吸。ハアハアしてしまう。

ピークに比べれば喘鳴も軽くなっているけれど・・・。咳も少なくなっているけれど・・・。

病棟を走り回るのは自信がない。会話時、すぐに息切れしちゃうので、患者さんと会話するのも難しそう。自信がない。

悩みどころだな・・・。不完全だけれど出勤するか。それとも、息切れが感じなくなるのを待つべきなのかな。。。

朝起きて・・・次第なのかな。

週末はまたまた看護協会の研修があるし、けっこうハードだ。なんでこんな時に喘息になるんだろうね。

咳風邪を患って一週間。咳で会話も儘ならず、特に深夜の咳込みが酷くて睡眠不足。グッタリ・・・。

研究の事とか色々あるので仕事を休みたくないのに、咳の為に会話も儘ならない看護師なんていただけない。

マスクしていたら良いという問題じゃない。患者さんが肺炎とか呼吸器系の何だかの感染症が蔓延した時に、「そういえば・・・」と私のせいでなくても真っ先に疑われる。

ちょっと咳が出るなら良いけれど、この状態では仕事を休むが正解だな。

いつもは風邪を引いたなと思っても、まずは市販薬を飲んで様子を見る。医療従事者なのに医者嫌い。わざわざ時間を割いて受診するのが面倒なのである。というか、今のように風邪やインフルエンザの流行している時って、町のクリニックはそういう患者さんで大繁盛じゃないですか。つまり、待合室という狭い空間はばい菌が蔓延しているという事でしょ。いらないばい菌を頂戴するためにいる感じ。

咳エチケットがかなり浸透しているけれど、でもやっぱり酷い咳込みしているのにマスクしていない人っているしね。

特にお子さん。熱で顔はゆだっているし、鼻の両方の穴から水滴が・・・。コンコンと咳込んでいるのにマスクさせない親ってけっこういる気がする。確かに子どもはマスクって嫌がると思うのですがね(自分もマスクは嫌いだから分かるけれど)、やっぱりマスクするべきでしょう。

具合悪いのに、ばい菌が蔓延している環境で一時間も二時間も待たなければならないのがとても苦痛である。

しかし、今回は「研究とか色々あるのに仕事を休みたくない」という理由で、おかしいという時点ですぐに掛かりつけに受診した。

なのにいっこうに良く成らない。まあ喉が痛いとかそういうのは軽減したけれど、咳が日に日に悪化している。

最初に受診して二日後に「咳が酷くなった」ともう一度受診。さらに咳に対する治療が強化されたけれど、それでも良く成らない。

何か、やや掛かりつけ医の治療方針に疑問を抱いてしまった。

で、昨日は職場に出向いて職場のドクターに相談してみた。「喘息性気管支炎」に進行していた。どうりで苦しいわけだ。

いやいや、六月も同じ感じで治療していたけれど・・・。なんか症状が激しい。

楽になる日はいつの事だろうか・・・(涙)

 

 

 

 

歌舞伎座昼の部を鑑賞してきました。楽しみの歌舞伎だというのに、あいにくの天気。がっくり・・・(涙)

家から歌舞伎座までは一時間くらい掛かります。お弁当を買ったり、木挽町広場を散策する事を考えると10時には歌舞伎座に到着していたい。

朝のラッシュアワーに揉まれながら。けっこう大変だ。普通に仕事に行く感じ。

ばっちりお着物姿の方がいらっしゃいますが、あの混み混みの電車で大変だったでしょうねと思っちゃいます。

が、母曰く、

「ああいう方は電車なんかで来ないから」だそうです。そうか、とか色々な手段がありますよね。

混んでいる電車。超非常識女に遭遇。満員電車に犬用バギーで乗り込んできた。通勤時間。ベビーを保育園に連れて行くママ達にたまに遭遇。仕方がないけれど、けっこう迷惑。自宅から保育園は自転車でお願いしたいものだけれど、、、。近場の保育園に外れたママだと思うと「邪魔!」と思いつつ、仕方がないと思う。しかし、犬用のバギー!この時間に電車に乗る緊急性ある理由もない感じ。本当にお犬様状態。人間たちは押し競まんじゅう状態なのに。かさばるバギーじゃなくて、バック型のとか色々あるじゃない。それこそタクシーで異動をお願いしたいものです。

殺気だった人々に押されたバギー。ブレーキが掛かっていないから、ツルツルと座っている私の方に向かってきて前輪で足を引かれた。なのに「ごめんなさい」ものない。本当に朝から非常識女に出会って、これから歌舞伎鑑賞ウキウキ気分が一瞬半減してしまった。

さて、気を取り直して歌舞伎座到着。母と二人で「ハイ♪チーズ」。

本日は『金閣寺』・『紅葉狩』・『河内山』の三本のお芝居だった。

『金閣寺』と『河内山』は初体験。食わず嫌いではないけれど、私としては「観たい♪」という気分を最大限にしてくれるお題ではなかった。が・・・。脳溢血で長らく療養目的生活をしていた中村福助丈の復帰という事で「観たい♪」の気分ポイントを最大限までアップさせた。

三姫の一人、雪姫。ピンクのお着物でとっても清楚な感じですが、何か地味だ・・・。本朝二十四孝の八重垣姫みたいに好きな彼氏の為に狐の霊力で諏訪湖を渡って行ってしまうバイタリティーのある姫が好きだ。

 

『金閣寺』

雪姫は中村児太郎丈が演じていた。あっという間に時代が過ぎていく感じだ。ついこの間まで、彼のお父様である福助丈が演じていたお役なのに・・・。そうそう、福助丈の襲名公演でこの雪姫を演じていたな。六代目の歌右衛門丈も七代目の芝翫丈もこの雪姫を美しく演じていた。

父から子に子から~そんな伝承というものを感じる。

『紅葉狩り』

同じ演目でも演出が色々。今回は松羽目もの感の強い感じで新鮮だった。

この演目は何度か観ている気がする。先代の芝翫丈の更科姫・・・。調べたけれど何の公演だったかな?!矢車会だったかな?!あれは良かったな。それから、何処で観たか覚えていないが亡くなった中村勘三郎丈の山の神は迫力があって良かった。そうそう、故富十郎丈の山の神も迫力があった。どれも国立劇場で拝見したのは間違いなし。が、国立劇場主催の歌舞伎公演ではないみたいなので、何だかの個人の勉強会とかリサイタルの出し物だったように思う。

故団十郎丈のパリ公演もこの演目を出していた。私の知っている演出はこのタイプのものである。

大きな違いは背景と、義太夫・常磐津・長唄の掛け合いであったのが、今回は義太夫・常磐津・大薩摩の掛け合いだった。

 

『河内山』

吉右衛門丈の滑舌のよさに感心。

最近、日本の映画を観ていてげんなりするのはセリフが聴き取りにくいからである。

音声を最大限に上げても、役者が何を言っているのか聴き取れない事がある。日本映画なのに、時々字幕スーパーを出すようにしている。とにかく台詞が聴き取れない。

リアルを目指しているのは分かるが、演じているのだから、技術を持ってナチュラルに台詞を言えば良いのだが、、、。要するに技術を持っていない役者が知った風に「リアルに台詞を言っている」から何を言っているか聞こえないのである。論より証拠。新劇出身でしっかり基礎を訓練している役者の台詞は小声でも普通の音の大きさ設定で何を言っているか分かる。滑舌だな・・・。滑舌と発声法が悪すぎる。

歌舞伎も同じ印象を持つことがある。

歌舞伎を観ていて若い人に感ずることは滑舌である。たまに何を言っているか聞こえないことがある。

が、昔の役者さんって・・・そう思わせる人が一人もいないですね。なんでだろうな?!と思う。

 

本日は京樽にしてみました。ほどほどの量で美味しかったです。