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Funky Days

about my life...

衝動はふいにやってくる


真っ黒い波は


奥底から綺麗な色を飲み込んで


沸点を突破する





髪を切る


腕を切る


かきむしる


泣き喚く


吐く


壊す






あたしはいつも衝動を止められない

血が頭に上ってしまったら、


真っ白のままマイナス因子を増幅させる




意志が弱くて怠慢で甘えているだけなんだろう




目の前の黒いモンスターは紛れも無い私自身


殺すのも生かすのも私次第




アタシは餌をやりつづける


その黒い怪物に



コントロールが聞かなくなる前に


やめなくちゃ




心が痛いよ





青い空を忘れたくない


綺麗なものを失いたくない


私自身を守りたい





私を愛する全ての人と


私の愛する全ての人を


包み込むような力が欲しい






wer



振り切って進んだ先には新しい世界


初めて見たライブは論より証拠



愛した人は音楽の人  ドラムの音で黒く染める


愛する人は音楽の人  ベースのファズで赤く染める


いつか2人の音楽が合わさる日がきっと来る



見えない運命の上にいるあたしは


きっとこの先色んなものを巻き込んで行くんだろう



違う煙草のにおいに染められたこの部屋で


ファズベースを辿りながら


愛する人を思う



小さなハコで始まったんだ



初めて降って湧いたベースの音の渦に


合わさるダイナミックなドラム


リズム隊に飲まれる ギターの音


お上手なギターの音に口惜しさを感じながら


次の展望に期待した



愛する人 才能の人 努力の人


愛した人 才能の人 努力の人



負けないように


誇れるように


進まなくちゃならない



全身で歌い踊るんだ

アイツはきっと今頃眠っているんだろう

明日のライブの事ばかり考えながら


ドラムを叩く姿が

瞼の裏に焼きついて離れない


音楽に対して真摯に向き合う姿や

気儘に振舞う姿

鋭い言葉

優しさ

ギターの音色


好きな音楽も

考えてる事や

物事の感じ方が

似ていて


出会った瞬間

好きになった


不確かな思いは

いつからか確信に変わり

今も褪せずにこの胸の中にある





あの夜以来 会ってはいないけれど



あの日勇気をだして告げた思いは

きっと痛いぐらいに伝わっている



結果や答えを求めれば失う事は分かっていた

だから

いつも冷静に慎重に

なんどもなんども涙を流しながら

堪えてきたよ



愛する思いは時に暴力的で

愛する人を傷つけてしまうから



思いを必死に押し殺しながら

少しずつゆっくりと

コマを進めていったんだ



女として媚びたりしたことは一度もない

その武器はあまりに脆くて軽率だ


諸刃の刃は要らない


人として向き合いたかったんだ


結果として

あたしの方法は間違ってはいなかった







昨日あの部屋に黙って置き去りにした

買ったばかりのギター


1番最初に弾いてほしくて


優しいチューニングは狂うことなく

この部屋の空気を震わすんだ









最大限の努力をします


誘発するような生き方を



相手に何かを望むより、

自分を高め相手を誘発するような生き方が

相手への優しさだと思うから





理不尽な形で失う心配は微塵もない





あたしは今まで以上に自分を高める努力をするよ


アイツのために


何よりも自分自身のために

いなくなる


いなくなる




この世界から






いつかこの世界も消えてなくなる



ただ存在したという目に見えない過去だけが残り


目に見えるもの全てが消え去る時が来る




だったら後悔などしないよう


思う存分喚いていたい



100年後私を知るものはきっといない


100年後私はいない


パパもママも友達もアイツも






全てが過去となる





あたしはあたしのやりたいことをやらなくちゃならない


誰でもない


自分自身のために




媚びる必要も


繕う必要もない





いくら望んでもあたしはアイツにはなれない


いくら望んでもアイツはあたしにはなれない




人を羨むのと同じぐらい


きっと人は私を羨んでいる




誰しもがないものねだりばかり


盲目的に突っ走り


大切なものを振り落としていく



そして


残されるのは虚無的な断片と


偽者の自我


薄い存在意義




そうなるぐらいなら私は今 ここで死を選ぶ


あたしとして消えてしまったほうがマシだ





染まらないために


苦しみぬく必要があるんだ





いつも対峙する先に私がいる




少し未来の自分


鋭い目をした優しい心できっと笑ってる




分かってる





私は私という存在を


全力でまっとうするから


動き出す 


少し前



薄い皮膜に覆われて




音のない世界


色のない世界


ばんやりとした光の粒子



この息苦しさは


きっと嵐の前の静けさなんだろう




外では暖かい風が吹いている


日が射し、雪が解け始めている




この冷たい部屋の中で一人


外気を感じながら


小さくうずくまっている




いつか


いつか


目を覚ます時





殺伐とした風景を


この色で染めていく








コバルトブルーに溶け合う


茜の陽を



赤い月


青い月


雲の切れ間から




はっきりとした輪郭なのに


酷くぼやけてる




幼い頃住んでた家で


ずっと月を見ていた




遠くでママの声がする





見渡してもママはいない






見上げると


月は黒く


虹色の光を薄く放ちながら


空の奥へと


きえてった





きっと世界にあたし一人


確かにその瞬間


その月は私だけのものだった





一面の青空なのに


酷く暗くて


光と影の間を行ったり来たり









寂しさと優越感


快楽にも似た心象




あたしは小さな子供だった









見たこともない不思議な空間の中




あたしはたった一人





幼いカラダで






世界を手に入れたと


笑っていた





そろそろ限界なのかもしれない


壊れてしまう




まだ健全だ


でももうすぐレッドゾーン



そこに踏み込めば


対極の真っ暗な穴


大きくてとてつもなく深い




あたしは今光の届く場所にいる



でもあと数センチ 足を踏み外してしまいそうだ





必死になって戻ろうとするけど


人間が引力に逆らえないのと同じ



大きい力へと引きこまれてる





何もかも投げ出して


青い海と青い空の下で一人


笑いながら昼寝したい




この場所は


辛い


歌っていられないほど





いつもギリギリになってから気づくんだ




最近はもう吐く体力すら奪われている


肩に重い石が乗っていて


キリキリと音を立てて




潰されそうになる





きっと血を流している


心が




今まで気づかなくてごめん


ベクトルの向きを刺し違えたまま


走り続けてた






盲目的な強い意志は


時には正しい事すら


素通りして



気づけば


全てが不確かな


ぬかるみの上





今日も昨日も


どこへいっても


全てが白昼夢みたいに






いつも無いものねだりばかり





分かっている


他人から見れば


確かに光る何かを持っていること





それでも駄目なんだ


理想とは対極にいる自分


いつまでたっても愛せない





人を受け入れることは容易に出来る


きっとその才能には長けている


ただ自分自身を上手く愛せない






そろそろ欠落した部分を受け入れて


上手に折り合いをつけたいけれど


もう何年も矛先を自分に向けたままだ






明るくて楽しくて良く笑う


誰からもそういう風に言われるし


私自身もそうありたいと願う





時々黒いものに苛まれる事や


摂食障害の事は誰にも秘密で


後ろめたい部分を抱えて、


汚い塊を抱えて生きている事実に


時々潰されそうになる






病気や精神的に不安定なわけじゃない


このことは一時的なものではなく


とても深く根をはっている


私が本質的に抱える問題の一つ







いつか綺麗なアゲハ蝶みたいに青い空の下を飛びたい


もうすぐ春が来る


覆われていたものが溶けていく


私が晒される


そのことが怖くてたまらない


また闘わなくちゃいけない






でも心にフタなんかしない


どんなに傷ついても構わない


フィルターなんか要らない


目に見えることが全てで


感じてることが全てだ



死ぬまで忘れない







何度目かの春


あたしはきっと心から笑っているよ




このシガラミもいつか解けるから

心が破裂しそうだ



知っていた


知っていて突き落とした


あたしの意思に付き合ってくれるのは


このカラダだけなのに



いつも酷く傷つけてしまうよ


もうボロボロだ




分かっていても止められない


冷静に傍観している




不安因子はなくならない


薄まれど消えやしない




また濃度をました





遠のいてく 大切なもの


すぐソバにあるのに






上手く呼吸できない


昨日も今日も





黒いものに覆われている






止まらない





依存すれば失ってしまう


大切な人はとても繊細だから


こんな醜い部分を晒す事なんて出来ない





あの人は今頃


開け放った窓のソバで


きっと鼻歌なんか歌いながら


好きな音楽でも聴いてるんだろう





あの目の仰ぐ先が

綺麗な星空でありますように


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ドラムにばかり目がいく

ベースの低音もたまらないけれど



キースムーンのバスドラの金魚は意外と動じてなくて

すごいね~なんて言った後

彼の奇行伝説について語ったり


ボンゾのドラムソロが早すぎて見えないことを笑ったり


ジンジャー・ベーカーの真似したり


ジャックのビブラートパクったり


歯でギター弾いたり


ジャニスを歌ったりする


楽しい時間




あたしの部屋で

サンタナのベースラインを引き始める和製チェゲバラ

の音にかぶさるモヒカンギター

に合わせて机を叩きまくるあいつ


ベースとギターにサヨナラ



残ったあいつとアタシ

フェンダーのギター

止まらない音



ドラムの音とは違う

優しいチューニング



夢じゃない


夢のような現実




六弦の音を子守唄代わりに


眠るのさ