オンライン証券社長のblog -19ページ目

久しぶりの会見

昨日、ブログを更新した後、対策を考えながら、関係者へ指示メールを打っていた。

早朝、開発者から電話があり、ランチャーが完成したと報告があった。

根性で仕上げてくれたのだ!

早速、動作確認のテストを行なうが・・・動かない・・・

すぐさま、開発者に電話をする・・・

・・・原因がわかった・・・

再度、インストールパッケージを作る開発者・・・

急遽、アプリケーションをリリースする方向での調整を考える。

インストールパッケージが出来ました!・・・と開発者から電話。

早速、テスト・・・動いた!!・・・

寝不足だが、開発者の苦労とこれから予想されるサポートの手間を考えると、目が冴える。

スタッフのみんなご苦労様。

午後は、大事なミーティングがあった。

(だから眠気など感じなかったのだが。)

久しぶりに会う、N先生。

以前にも増して多忙の様子。

「阿保さん、痩せましたね?」・・・そういえば、最後に会ったのは昨年の12月、覚えていてくれたのか。

いろいろと内容の濃い話をさせてもらった。

政治家という仕事柄もあるが、いつもに増して、ご自身の言動に関して、細心の注意を払われている様子が分かる。

さぞかし、前回お会いした時より、言葉に表わせない苦労があったのだろう、と想った。

私も人事でいろいろ苦労してきたので、そこら辺の事情はよく分かる。

会談が終わり、帰り際、握手を求められた。

あれっ?・・・握手の仕方が、いつもと違う・・・

今度お会いした時に、聞いてみよう。

開発者の苦悩

FNチャートの開発が進んでいる。



開発者と先程まで電話で打ち合わせしていたのだが、最終的な判断で、最新バージョンのリリースは延期することにした。



利用者の皆様、もう少しお待ちいただくようお願いいたします。



ソフトの開発作業は、表面的には分かり難く、なかなか理解されないことが多い。



今回のFNチャートでは、ランチャー(Launcher)機能を追加する予定。



これにより、顧客は、一度インストール作業を行なえば、後は、ソフトが更新する度に、新しいソフトを自動的にアップデートしてくれるようになる。



しかし、昨今、コンピューターウィルスが猛威を振るっている状況からか、開発ツールに余計な機能が添加され、このランチャー機能をインストールさせる際に不具合を生じさせる事態となっていたのだ。



その他にも、データを以前のものとは全く違うフォーマットに変えてしまった為、データのハンドリング方法が全く違うものに変更された。



安易に力技的に解決する方法もある。



しかし、その方法を採用してしまえば、今後、新しい機能追加の際に、収集がつかなくなるほど、不具合を生じさせるだろう。



事実、操作性の乏しいソフト、バージョンアップが滞っているソフトのほとんどがアーキテクチャー上の問題を抱えており、詮ずる所、開発の初期段階で、力技的な方法を用いてソフト開発を進めていたはずである。



その点、弊社のインド人プログラマーも、理路整然としたアーキテクチャーに則って作っているせいか、操作性にも優れているし、バージョンアップも容易に行なえている。



何でもそうであるが、やはり、基礎が大事なのである。



基礎段階での開発に時間が掛かっているが、これは、これから作られる新バージョンの開発には欠くことが出来ないこと。



ただ、時間がかかれば掛かるほど、お客様にも多大な迷惑をかけてしまっている。



この場を借りてお詫びしたい。



考えてみると、システムを生業とする職業は、開発者と顧客との板はさみになる立場上、こうした状況は避けられないのであろう。



お客様の声を聞き、それを如何に反映させるかを考えつつ、ソフト開発やシステム開発において、開発者の方針を理解してゆかなければならない。



いい加減な開発者も多い中、職人的な良い開発者ほど、他人に媚びず、自身のこだわりを持って開発に勤しむ。



私たちのオンライン証券は、どちらかというと、製造業的な色彩の濃い証券会社となっていることに気付かされる。



既に、私の頭の中には、次世代の取引端末のイメージが固まりつつある。



これも顧客からの真摯な要望が、インスピレーションを与えてくれるものだ。



現代は、IT社会。



ITのもたらす恩恵を十全に活かせる証券会社が生き残れるのだろう。

FNトレードについて

FNトレード と名付けられた弊社の取引端末は、GLトレード社 で作成されたものだ。

証券会社で、自分の会社が採用しているシステム会社の名前を公にしているのは、弊社くらいのものだろう。(弊社のリンク集 をご覧下さい。)

オンライン証券でいえば、商売の心臓部を明かすのだから、無防備ではないかというお叱りを受けそうだが、システムの採用はそう簡単な問題ではないのである。

元来、ディーラー端末であったGLトレードの端末を個人投資家に配布するというのは無謀なことだったのかもしれない。(ディーラーとは、証券会社の自己売買部門で、自己勘定で取引を行なう職業トレーダーのことを意味する。)

導入に際して、数々の問題があった。

システム上の問題だけではなく、顧客に対しても、果たしてディーラー端末を素直に受け入れてくれるだろうか?という不安もあった。

システム上の問題だが、やはりいろいろ商売上公開できない情報もあるのだが(苦笑)、一番の問題は、ディーラー端末には新規/返済の区別がなくFIFOFisrt In, First Out)と呼ばれるルールで取引が行われていた事である。

関財(金融庁関東財務局のこと)や協会(日本証券業協会のこと)に提出する書類には、法定用件として、新規注文と仕切り(返済)注文の区別を記載しなければならない、のが原則らしかった。

困った・・・。

しかし、アクセス証券(現センチュリー証券)が、先発でPatsystem のJ-Traderを採用していたので、関財や協会に問い合わせたところ、顧客に事前に了承を得ればOK、という事になった。

やれやれ・・・。

さて、問題はシステムである。

新規も返済の区別のない注文がどんどん流れてくる・・・

ここでFirst In First Outのシステムを簡単に説明しておこう。

最初に16,050円で1枚買い注文を出した後、16,070円で2枚買い注文を出し、次に16,100円で2枚売り注文を出したとする。

早い注文から順番に逆ポジションを解消しよう、というのがFIFOだから・・・

16,100円の2枚の売り注文の内1枚が、最初に16,050円で買った1枚に充てられ、もう1枚が次に出した16,070円の注文の内の1枚に充てられる。

ややこしい話ではあるが、何度も読んでいただければ分かるかと思う。

要するに、両建ては出来ないのである。

そうなると、両建てに慣れたお客さまから苦情なり要望がくる、だろうと想像がつく。

案の定、去年の開業当初は、そういう声が圧倒的に多かった。

慣れないせいか、注文件数も伸びない。

そういえば、開業前、レジェンダファンドの隅田浩さんから電話をもらっていた。

隅田さんは、東証2部上場の利益の1/3~1/2分を1人で稼ぐ、日経225先物オプションの世界のスーパーディーラーだ。

用件は・・・「阿保さんのところで、個人投資家にGLを配るらしいけど、大丈夫?」

・・・心配らしい・・・

そう、GL導入のコスト、他のディーラー端末よりも高い

隅田さんは、マーケットでは恐れられる存在で冷徹なイメージがあるらしいが、個人的な付き合いを通した感想ではとても良い人だ。

彼は彼で、私たちの証券会社が、①日経225先物オプションしかやらない、②システム的に不安定なGLを導入する、③GL導入に関するコストで採算が合うのかどうか、ということを風の便りで聞きつけてくれ、彼なりに心配して電話をくれたのである。

①に関しては、また別の機会に解説するが、②に関しては、聞き捨てならないので調査してみた。

GLの担当者に聞いても、隅田さんがGL端末を利用していた当時のGLは、ご指摘の通り、不安定だったらしい。

ほっ・・・

③に関しては、商売上の秘密で詳しくは解説できないのだが、要はグロスメリットだと言明しておこう。

要は、GL端末を無料で使える環境、というのは、プロのディーラーよりも有利な状況なのである。

実際、弊社のお客様の中には、証券会社の自己売買部門に勤められた方が少なくない。

口座開設時に「GL端末を利用できるなんて、素晴らしい」というありがたいお言葉も頂戴している。

私が、GL端末に最初に出会ったのは、5年前に遡る。

5年前、ワンクリックで瞬時に注文が出せて、すぐ執行するそのスピードと、その操作性に衝撃を受けた。

当時はまだ証券会社を立ち上げていなかったので、IB(Introducing Broker)として、シンガポールのレフコ社に顧客を紹介し、GL端末を自分の顧客に紹介しようとしていた。

今、証券会社を立ち上げ、顧客に無料に配れるようになった。

ここに至るまで5年の歳月が掛かったのである。

開業当初、当惑されていた顧客が、段々、弊社の端末に慣れてきてくれたようだ。

先日、どういう方法で操作しているのか分からないが、1秒間に4回注文を出していたお客様がいらした。

つまり、「1回注文を出し、その注文をキャンセルし、もう1回注文を出し、再びキャンセルする」という作業を1秒間という短い間に繰り返していたのである。

スタッフから説明を受け、その履歴を見た時に、正直、すごい・・・と思った。

弊社の親会社のホームページ には「人材発掘」という文字を冠していた。

個人投資家の中から、素晴らしい素質を持った人材を発掘し、世に送り出したい、という想いがそこにある。

発掘し、送り出すにはインフラが必要であろう。

そこに、私のこだわり がある。

万難を排して、個人投資家に、本当の意味で、最高の環境を提供し続けていきたい、というこだわりが。




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日経夕刊の記事、インド人について

今日、知り合いのインド人宅へカレーをご馳走になりに行った。



彼とはIT関係の仕事で知り合ったのだが、かれこれ4年の付き合いになる。


弊社のインド人プログラマーと彼の奥さん、インドから来日しているIT技術者も私の家族と同行することになった。



彼は、来日して10年以上経つが、メリルリンチ証券やジャーディン・フレミング証券、プルーデンシャル証券などを歴任し、3年前に独立したやり手の実業家。



仕事の話、日本に来た時の話、どうやって語学を習得したかの話、インドの家庭料理を堪能しながら話もはずむ。



帰宅し、日経夕刊の一面を見ると、下記のような記事が載っていた。


東京東部の江戸川区。西葛西駅近くの保険施設で開いている子育て支援の交流会だ。昨年五月から週一回、外国人の親子を受け入れており、その多くはインド人。意思疎通はまず英語。国際人の入り口にと、参加の順番待ちをする日本人親子もいる。

近隣は交通の便がよく、手ごろな公団住宅もある。遠くアジアのIT(情報技術)大国から技術者が続々と居を移し、都心の外資系企業などに勤めるようになったのは数年前のことだ。理数系で高学歴の人も多く、区内の在留インド人は九百人余りと十年前の十二倍。(日本経済新聞社、居場所が変わる2)

インド人が最近増えてきた、という記事だ。



なんという偶然だろう、インド人宅に行き、西葛西に住むうちのプログラマーとまさに西葛西の交流会の話をしていたところだった。



インド人との仕事は、合理的で、面白い。



民族性からみて、仕事をしやすい。



貿易時代、多くの民族の人と接してきた経験がここで活かされていたかもしれない。

健康管理

最近、特に健康に気をつけている。



健康に気をつけていると、何よりも気持ちが良い。



気持ちが良いと元気になる。



元気になると、1日24時間を他の元気ではない人よりも有効に活用できるようになる。



元気が一番、という言葉の意味を本当に理解するまでには、いろいろな経験を経なければならなかった。

対フィリピン海外直接投資

今朝、起きるとフィリピンの知人からメールが届いていた。



各種アレンジが進んでいるが、フィリピンへの渡航は4月中旬になりそうだ。



今朝の日経9面にフィリピンの記事が載っていた。


フィリピン中央銀行が9日発表した2005年の対フィリピン海外直接投資額は、11億ドルと、前の年を64.5%上回った。付加価値税の増税などで財政赤字が大きく減少する見通しとなったことで投資環境が改善。主に米国、香港から製造業、不動産への投資が拡大した。(マニラ支局)

追い風だ。



知人からの近況報告と日経の記事、偶然かもしれないが、運命的なものを感じる。



自分はツイているな、と思った。

自然の摂理

マルクスは、資本主義経済の円熟期に、計画経済である社会主義経済に移行すると考えた。



ダイエットは、飽食の国で起こる現象。



栄養過多な食生活から、必要なだけのエネルギーを計画的に摂取する行為。



社会の現象にも同じ事象が見られる。



大量生産過剰供給の時代から、受注生産計画的供給の時代へと移行しつつある。



自然の摂理は素晴らしい。

友情

今日は長野から旧友が尋ねてきた。



仕事を手伝ってもらおうと思っていたのだが、話していると昔を思い出した。



私が貿易をしたいた頃、それは貧しかった。



貧しかったが、夢は大きかった。



マカオで行なわれるマカオGPとコラボする企画や地鶏の輸入など、儲かりそうな事はすべてトライした。



当時を振り返ると無謀な試みもあったが、今考えるとその発想や活力が今の証券に活かされているのだと思う。



今でも忘れない出来事がある。




貯金を叩き、給与も払えなくなった状態。



彼は何もいわず、無給で働いてくれた。



朝、ミーティングする時、真っ赤な目をしながら来たので、どうしたのか?と聞くと・・・



「いやぁ~、昨夜、大学時代の友達が家に遊びに来ちゃってさぁ~」



嘘だった。



でも、その時は気がつかなかった。



ある晩、翌朝の朝食用の食パンがない事に気付き、いつも行くコンビニとは違うコンビに行った。



彼が働いていた。



一瞬、胸が詰まった。



黙ってレジを打つ彼。



私は目を合わせられずに黙って出て行った。



ミーティングの時もバイトの話には触れなかった。



そして、私が香港に商談に出掛けることになった。



少ない資金をやりくりして航空チケットを購入。



みんなの期待が込められた出張だ。



私は彼に書類の作成を依頼しておいた。



出発当日、書類の他に、手紙が入った封筒が入っていた。



「社長、これは飛行機の中で読んでくれ。」



「わかった。いろいろありがとう。」



その時の私は仕事のことで頭がいっぱい。



飛行機に乗り、書類に目を通そうとしたので、封筒を開けてみた。



そこには、手紙と一緒に10万円が入っていた。



手紙には「競馬で一発当てようと思っていた金だが、社長の仕事で使ってくれ」と。



胸が熱くなり、涙が出てきた。



安アパートで、碌に良いものも食べず、夜中にバイトをして貯めた金。



さぞかし、苦労して貯めた金だろう。



ありがたい、本当にありがたかった。




今、彼は長野県で、ボランティアに近い形で、若い陸上選手を育てているらしい。



そんな彼が、ファンドネット証券で、もう一度、私たちと一緒の夢を見てくれるらしい。



みんなで幸せになりたいと改めて思った。

ちょびリッチ

今夕、ちょびリッチ の斉藤社長と会談した。



業務提携の話も然ることながら、弊社設立ファンド(TK)への出資に関する説明もした。



同席した白石さんも真剣に、ポイントをつく質問を投げかけてくれる。



斉藤社長のほがらかな人柄、社内の活気ある雰囲気、訪問してよかった。



帰り際、会議室においてある巨大なちょびリッチのマスコットがあった。



どうやら、着ぐるみらしい。



手垢のついていない未使用のちょびリッチの着ぐるみ、思わず斉藤社長と記念撮影。



ちょびりっち斉藤社長



先日、東西線に乗車した折もちょびリッチの広告を見かけた。



弊社のユーレックス企画とも上手いことコラボできるのではないか、と想った。

アルトモンドの神田さん

先日、青山ラピュタのアルトモンド別館 がOpenしたので、会食してきた。



総支配人の神田さんや総料理長の加藤シェフにはいつも懇意にしてもらっている。



まだラピュタガーデン 時代に、別館で出す料理の試作品という事で、加藤シェフの特別メニュー「Menu K」を試食してきた。



すごい!



次世代の料理だ!!



・・・と感心したのだが、本番である別館では、Menu Kほどの冒険が見られなかった。



デセールが終わり、神田さんや加藤シェフが挨拶に来たので、その旨感想を述べたところ、真摯に聞き入ってくれた。



Open初日、いろいろ不慣れな点があって当たり前、迷いもあったと思う。



昨日、神田さんから、丁寧な手書きの手紙が届いた。



神田さん、どんなに忙しい時でも、靴を磨かなければ出勤せず、どんなに疲れている時でも、自分を演出する上で、スタッフと一緒に食事を取らない、そうだ。



徹底したプロ意識だ。



私もその話を聞いて、良い刺激になった。




そこで、顧客サービスに関して、いろいろと考えさせられた。



クレームは、期待度の高さと比例して強くなる



やれて当たり前、というレベルは、お客様から期待されている最高の名誉ではないだろうか



最高のサービスは限りがない。



あるレベルに達しても、お客様はそのレベルに慣れてしまい、より良いサービスを求めてくるだろう。



美味しい料理と最高のサービス、心にも栄養が行き渡ったようである。