先日、マンダリンオリエンタル東京にステイしてきました。
それはまたブログでアップするとして、紆余曲折の2025マンダリンステイの中で、いっちばん面白かったのが、「タパスモスキュラーバー」での食事❣️
アミューズメントとして行ってみようか❓という思惑通り、ここでしかできない体験になりました🫢
かなり写真山盛りblogです💨
(この写真はオフィシャルからお借りしています)
タパスモスキュラーバーはマンダリンオリエンタル東京の38Fにある、いわばフュージョン料理レストラン。
今まで全然気づかなかったけど、アフタヌーンティで有名なオリエンタルラウンジの奥にあります🫖
カウンター8席のみで、マンダリンらしく半分が外国人ゲストでした。
ここは2021年からのシェフ牛窪さんが作り出す、彼が見た夢(かなり悪夢🤣)の世界を料理で再現したもの。
カナダ生まれの日本人で、アートを学ばれていた面白い経歴の持ち主。
バイリンガルなので二か国語で全て接客されています。
今回は「見たことあるかもしれない、ないかもしれない夢vol.3」と名付けられたコース料理。
年に3回メニューが変わるそうです。
ゲストの前に置かれた絵本のストーリーを元に進んでいきますが、この絵本も彼が書いたもの🖼️
時間は18時と20:30の2部制の1メニュー。
ワインペアリングとモクテルペアリングがあり、私たちはモクテルペアリングをお願いしました🍷
1杯目はジャスミンティーに白桃やグァバを入れたモクテル。
全てに言えるんだけど、少量なので飲み切れる&このモクテル達がかなり美味しい!
単品でドリンクは注文可能ですが、個人的にはかなりペアリングおすすめ。
グラスの色や見た目も料理と一緒に楽しめます。
時間になったらスタートです🕰️
最初のページは「丸と球体📕」と名付けられていて、ひたすら〇のオンパレード!
出てきたお料理は、キャビア・ホースラディッシュクリーム・ステーキタルタル・モッツァレラの前菜。
普通に美味しく、ふーん。とこの時点では冷静なゲスト。
終わるとすぐさまページを捲るよう促されます。
次のページは「無くしたボタン📕」
目の前に小さな宝箱型の小さな入れ物が運ばれてきました。
写真ではわかりませんが泣、開けると煙がモクモク💨
大量のボタンが詰められていて、真ん中の巨大なものだけが、食べられるボタン🔘
裏面を見るとこの通り。
いぶりがっこ・猪肉・穀物が燻製にされていて、煙は燻製の煙。
へー!いぶりがっことか和素材使うんだー!と驚きながら、これが美味しい。
まさにお酒に最適系。
次のページは「母の特別な手料理📕」
ポップでちょっと狂気を感じるえでは、お母さんが朝食を作っているシーン。
出てきたのは、一見卵料理。
パッションフルーツをベースにした次のモクテルには、海老の尾が乗っかっているのも面白い!
夫に言われるまで普通に飲んでいた私。
そっか、普通はドリンクに海老の尾は乗らないか。
などと言って、既に色んな概念がひっくり返っています。
卵もそうだけど、いつも目の前のその瞬間の自分の舌や目だけでなく、経験で物事をたくさん判断してるだなーという概念に気づきます🥰
次のページは「線線線 長方形 正方形📕」
その名の通り線だらけのアート。
料理も徹底的に線と四角のみ〜!
伊勢海老・フレンチトースト・ベーコンバターをライスペーパー状のもので、クルっと巻いて春巻のようにしていただきます。
インドの香辛料が使われていて、エスニック料理屋さんで食べたことがあるようなお味。
でも、味は美味しいんです。
次のページは「理想なお家📕」
甘鯛で作られた芋虫が。
山のようなお家に、八丁味噌のソースを流し込んで完成!
目の前でまるでジオラマを組み立てるように作られていきます🌳
3杯目のモクテルはシナモンティーベース。
1杯1杯が小さめなので、料理に合わせてお腹いっぱいになりすぎず飲み進めていくことができます🍸
次のページは「ここ暗いな。。。📕」
真っ黒でかなりナイトメアな雰囲気。。。
ジブリ映画に出てきそうな、武器のような器を開けると・・
真蛸とシャドークィーン(ジャガイモ)を使った真っ黒のお料理😱
タコは柔らかく仕上げられ、味も美味しい。
けど黒くて何を食べているのかわからない不思議な気分!
次のページは「独りぼっちの蝶📕」
葉の上にとろろ昆布で作られたサナギ。
コンソメのスープの中に入れると、まこもだけで作られた蝶々が🦋
次のページは「鴨だったのかもしれない📕」
町長ではなく、それを食べる鴨だったというストーリー。
鴨肉に泡のソースは何と梅!
4杯目のモクテルはシナモンティーに、クラベリーなどが使われている赤ワイン風🍷
次のページは「もしかしたらそこにいた牛だったのかも📕」
鴨でもなく今度は牛に転生🐮
あえてのA4 和牛サーロインに蓮根や、藁に見立てたのはごぼう。
味噌のソースが合います。
もうこのあたりだと見た目と食事が完全に不一致を起こす不思議な感覚。
ストーリーの中では夢から目覚めます。
ここで牛窪シェフが作った宇宙船登場🪐
次のページは「他の星の朝食📕」
自家製ヨーグルトは液体窒素でまるでラボラトリー。
グラノーラに注射器に入った、ウィスキー(響)✖️蜂蜜をかけていただきます🍯
5杯目のモクテルは、カフェオレかミルクティーかと思いきや、酒粕にさつまいもと黒糖が。
どこまでも自分の人生の過去のデータが使えません🤣
次のページは「地球の料理を再現している奇妙な宇宙人📕」
これも液体窒素の中から出され、シェフに言われた通り提供されてから5秒以内で解体します。
中からは、温かいソースが!
酒粕・さつまいも・黒糖を使ったデザートでした🥧
次のページは「彼の友人に渡すスペースチョコ📕」
パッケージもお手製のこのチョコは、もちろんチョコレートではなく、米ぬか・キャラメル・小豆のさっぱりとしたお菓子。
いよいよ最後の小菓子は「パパにそっくりな宇宙人からのプレゼント📕」
小さなガラスの小物入れに入ったメレンゲクッキーのような小菓子は、こちらも液体窒素で提供される側から口に入れることを促されます。
火傷しないように、口にいれしゃりしゃりすると、口と鼻から冷気が湯気のようにフー💨っと大量に出るスタイル。
外人ゲストなどは動画に収めて大喜び。
肝心の中身は、焦がし醤油クリームとそば茶という驚きの組み合わせ🫢
こうして絵本の終わりとともに、コースもおしまい。
コミュ力高めで一見陽キャのシェフが表現する、ちょっとダークでおもちゃ箱をひっくり返したようなアートインスタレーションを見ているような2時間✨
お料理は思っていた以上に美味しく、思いつきもしないような和の食材がたっくさん使われているのも好印象。
遊びのイベントとしていくのも楽しい、記念日などにも楽しいレストランでした♡
概念ひっくり返ったー💫
ブログフォローやいいね
ありがとうございます🥰励みになっています♡
こちらの記事もおすすめ