先日は彼と「銀座うち山」にお邪魔してきました
年に何度かお邪魔させていただく和食の名店ですが、今回もとっても楽しませていただきましたー
とにかく目にも、調理の音や店主の楽しすぎるお料理ストーリーが耳にも、舌で感じる味にも、感覚も、お料理の持つ香りも、五感がフル活用されて私は最高に気分が上がるしリラックスもするんです
ナプキンがわりに使うお店の手拭い。
帰りには持ち帰れて何かと便利な逸品です
箸置きも可愛い栗。
彼の箸置きは同じ形の色違いで、黒の焼き栗バージョン
胃腸の器の上で置かれた胃腸のお皿。そして本物銀杏。
季節感がバンバンやってきて、中にいるのを忘れそうな気分です
銀杏のお皿に乗せられた名物胡麻豆腐。
たっぷりのお醤油をかけていただきます。
正直胡麻豆腐はあまり好きじゃなかったのですが、焼いた胡麻豆腐はトロッとしていてクリーミーで熱々。
とっても美味しいんです
(食べるのに夢中で醤油をかけて開いた写真をいつも撮り忘れる)
冒頭の胃腸の器の中には、可愛い3種が。
栗の器に入った、柔らかく煮たおいし〜〜〜〜いタコが
ふんわりと食感も素晴らしい。
奥にはさっぱりとした和物と、スズの器はには、うち山で漬けたいくらとウニ。
薄味でつけられているので、赤くなりすぎず、お味もさっぱりとした初めてのいくらのお味。
続いて運ばれてきた器。
うち山さんの器にしては珍しいな、、、、と思っていると、、、
お出汁がしっかりときいたカブの一品。
そしてこの器!!!!
とある有名作家さんにオーダーしたとは以前聞いていましたが、江戸時代屏風の絵柄を作風をアレンジし、器ごとにそれぞれ描かれているシーンが違うんです。
私は籠を運ぶ絵柄、彼のはご飯を食べてる素敵な絵柄でした。
和の器ってほんとこういう見えない美しさがすごいんです
そして11月12月にしか食べられない、香箱蟹〜
香箱蟹とはズワイガニのメス
オスと違って小ぶりですが、身の下には卵も味噌も隠れていても〜〜めっちゃくちゃ美味しい。
お酢と体を冷やさないように使わせの生姜もいただきます。
先日の上海蟹も大好きだけど、上品なお味がたまりません
蟹好きの血が騒ぎます
どんどん続く美味しいお魚のパレード。
次は寝かせて熟成された鰹。
鰹はたたきにしたり鮮度の高いものはよくあるけど、熟成されたものは珍しい!!
米のミルクと自家製のカラスミ。
血が入ると市場のカラスミのように色が赤っぽくなるんだとか。
店主内山英治さん渾身のカラスミです
五島列島の血抜きの達人が海からあげて、すぐに血抜きをし、そして運ばれてきた、コチ。
さらにそれを漬けにして5日間熟成させます。
ねっとりしていてお寿司屋さんのコチとはまるで違う食感の、コチのお寿司。
美味しい鰤の焼き物に、りんごを合わせでさっぱり。
続いては黄色のお椀。
黄色・青緑・紫の組み合わせが見事です。
お料理はもちろん、ほんっと器が素敵。
古伊万里含め、とんでもなく立派な器を惜しげもなく使ううち山のお料理。
中は海老芋のお椀です。
海老芋は里芋の一種ですが、肉質が細かく滑らか。
あげているので、店主は「フライドポテト」とおっしゃっていましたが、食べ応えも満点。
甘くてほろほろです
閉めに出てくるのが、兜のようなカッコイイご飯釜!
直火の後が蓋にバッチリ残っています。
炊き立ての美しいお米副店長狩野さんの素晴らしい笑顔と共に。
店主内山さん自体が、噺家かと思うほどお話上手、場の空気を作る天才的な料理人ですが、お弟子さん達にも脈々と引き継がれ、食べ物にカメラを向けると皆さんバッチリ笑顔とピースサイン。
自宅では玄米派の私ですが、ここぞとばかりに美味しい白米は食べる食べる
うち山の名物でもあり、暖簾分け先や、修行されたお弟子さん達がオープンした銀座中のお店で出されている「鯛茶漬け」。
最初は熱々の白米に乗せていただきます。
もうここまでくるとすっかり食べるのに夢中で写真を撮り忘れ続出。
ご飯のお供に出されるうち山で10年以上の糠床でつけられた、きゅうりとカブの糠漬けの美味しいこと。
雑菌管理がピカイチで、酸っぱくならず糠漬けなのにとーってもクリアなお味なんです
それだけでご飯がバクバク進みます。
最後にお出しと共にお茶漬けにしていただきます。
二人でそれぞれご飯3倍はいただく食べっぷり
他のゲストも皆さんそうで、それでも余った分はおにぎりにして持たせてくれます
デザートは大好き本葛を使った葛切り。
奈良県吉野の本葛です。
目の前で作られる葛切りと包丁さばきの見事なこと
つるんと歯ごたえ抜群、こちらも雑味のない黒蜜につけていただきます。
同時に、店主がたててくださるお抹茶をいただいてコース終了。
お抹茶の器も店主が絵付けした見事な器でいただきました
厳しい飲食業界や和食の業界で、シフト制など現代的なシステムを取り入れ、このご時世でも若手の育成に本当にご尽力されているのがわかります。
入れ替わりの激しい業界で、お弟子さんが独立されたり、長く働いている従業員さんを抱えているってすごい。
同じ経営者としても彼のヒントになるかなーと思いお店をチョイスし、連れていってもらいましたが、満足してくれたみたいでよかった
大好きな人と大好きなご飯を食べるって最高の休日でした
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— ちひろ@自己肯定感婚活 (@chihiroolove25) November 24, 2023
文句が止まらない。
相手がどんどん嫌いになる。
周囲を裏切ってお祝いとかもらっちゃう罪悪感にも苛まれる。
自分は普通じゃないって思い出す。
でももう引けないになる。
さらに進む。
苦しいが増大する。
心や肉体の病気になる。
なんでこんな結婚するの?