ある森の中で、フードを深くかぶった男性が泉の側に腰かけて

釣り糸を垂らしている

 

私はそっと近づいて

「何が釣れるのですか?」

と尋ねてみました

 

するとその男性は笑いながら

「釣れる?何かを釣っているのではないよ。

ただ待っているんだよ」

と答えました

 

私は

「何を待っているのですか?」

とまた尋ねました

 

するとそのフードの人は言いました

「光が源に届くのをただひたすら待っているんだよ」

と答えました

 

釣り糸の先は鋭い釣り針ではなく

優しい、淡い光がついていました

 

その優しい淡い光は、一見弱そうに見えます

今にも消えてしまいそうにも見えます

 

しかし、実はその光は消えそうで消えない

強い風が吹いても何かがぶつかってきても

大きく揺れ動き、少し光が弱まることはあっても

決して決して消えない光でした

 

その光は、泉の中へ、少しずつ少しずつ下へ下へ

奥へ奥へと降りていきます

深層心理、潜在意識の奥深くまで

気が遠くなるほど長い時間をかけて

もしかしたら

何度も別の人生を体験するくらい長い時をかけて

 

その光はゆっくりと降りていきます

 

途中

ところどころで光は止まります そこに留まり動かない

 

その部分、その一点、またはその層に何かがあるのです

 

傷ついた思い出、トラウマ、浄化できていない過去

 

それらと共に留まると

時に痛みを感じるかもしれない

 

痛みやじわじわ出てくる感情たちを自分で引き受ける

それは誰のものでもない自分のものであるから

 

そしてそれを癒すことができるのは自分しかいないから・・

 

それが自分で責任を取るということ

 

 

時間がかかってもいい

 

人それぞれ 時間の感覚は本当は違う

 

誰と比べることなんて決してできない

 

自分とゆっくり向き合いながら

自分のペースでゆっくりと

それらを溶かしていく

 

その柔らかく優しい光でそれらを包み込む

 

そして

やがてそれらは消えていき

また光を持った釣り糸は更に奥へと進んでいく

 

 

釣り糸を持ったフードの彼は私のガイドだ

 

決してその釣り糸を手放さない

どこまでも一緒に  私と共にいる

 

どこまでの層にいったからすごいとか特別とかない

 

これは自分の魂とのつながりを深めていくワークなのだ

 

しかし決して一人ではない

どんなときも

どんな絶望の淵にいようともガイドは共にいる

もし私たちが諦めたとしてもガイドはあきらめていない

決して釣り糸の光は手放さない

 

私たちは光でいつもともにいるのだから

 

 

※少しずつHPを書き換え中です

 

現在、ホメオパシーの学校にて勉強中です

自分の体力気力、エネルギーと年齢( ´艸`)も考慮して

というか自分の身体を大事に労わりながらセッションを

行っておりますので、ひと月に行える人数がこれまでの半分

ほどになっております。

今は、私自身も学びを深め今まで以上に自分と向き合う時だと

感じており、自己探求に自分を集中させています。

今を逃したらきっと後悔すると感じ今は全力で自分の深い部分と

向き合っています。

お問い合わせいただいたり申し込みしてくださった方々には

予約がなかなかとりずらくなってしまいご迷惑をおかけしております

申し訳ありません

でもご縁のつながった方々に対しては

お一人一人、心を込めてその時間はその方だけのために

全力で向き合っておりますので、どうぞご了承ください

いつも本当にありがとうございます 感謝をこめて

 

 

 

「罪悪感」

罪悪感に苦しんでいる女性がいました。

彼女はとても真面目で責任感が強くて頑張り屋さんです。

でもそれゆえに無理をしすぎて周りの人達を気遣いすぎて

周りの目を気にしすぎて自分を追い詰め

つい責めてしまっていました。

だから彼女はいつも罪悪感に襲われていたのです。

 

ある時、彼女はいつものように歩いていてふと気づくと

全くべつの世界に入り込んでいることに気づきました。

 

彼女の内側の世界です。

 

彼女の歩く道は

小高い丘の上にある煙突のある小さな家に向かって

続いていました。

 

歩いていくと、その小さな木でできた

可愛らしいお家の外に誰かが座っています。

 

白髪を綺麗にまとめた可愛らしいおばあさんでした。

 

彼女は何かを切っていて、私に気づくと振り返りました。

振り返った瞬間、ニコッと笑っていいました。

 

「よく来たね。待っていたよ。ちょうどよかった。

いいハーブもとれたしお茶にしましょう」

 

そういって、おばあさんは彼女に手招きをし

てドアを開けて入っていきました。

 

彼女も恐る恐るそれに続きます。

 

中は温かく可愛らしいカントリー調で、

テーブルやいすも丸くて

チェック柄の可愛らしいカーテン窓を飾っていました。

椅子に座った彼女に、おばあさんは

「お腹はすいてないかね?」と聞きました。

彼女はびっくりしながらすいてないといいましたが

おばあさんは「ちょうどできたところだからと」

手作りのケーキを切り分けてくれました。

林檎がキラキラと輝いていてとてもきれいなケーキです。

見つめていると「タルトタタンだよ」と教えてくれました。

 

「タルトタタン」そう呟きながら、彼女は一口食べました。

甘酸っぱさと甘さがいい感じでとておいしくて、びっくりです。

 

お茶の準備をしながらおばあさんは言いました

 

おばあさん:「さて、今日あんたが来た理由はわかってるよ。罪悪感だろう・・

今までずっとあんたはこの罪悪感に悩まされてきた。それはなぜだと思う?

罪悪感は最初は種なんだよ。みんな持っている種だ。

それは人それぞれ、芽吹く瞬間や時期は全く違う。

あんたは罪悪感を育てる名人だ。

罪悪感という種を一度芽吹かせたら

花を咲かせるまでせっせと水をやり

肥料をやって、こまごまと世話を焼いている・・・

 

でもね。そこにばかり集中してちゃだめだよ。」

 

彼女:「じゃあどうしたらいいのでしょうか?

勝手に罪悪感は次々でてくるし

それに振り回されて自分が嫌になりそうなんです。」

 

おばあさん:「それはね。こうすればいいんだよ。

罪悪感が種から芽が出て少し成長してきたら、ほらこうしてね。

(実際に手を動かして)チョキンとちょん切るんだよ。

そしてそれを煮てお茶にして飲んでしまった方がいい。

さっき、私が庭で切っていたハーブがあるだろう?

それはね、あんたの罪悪感だよ。

それが成長していたからちょん切ったんだ。

それを煮て今からお茶にして飲もうとしていたところだよ」

 

彼女はびっくりしてしまいました。

 

「ええ!!!罪悪感を切ってお茶にして飲んだら、

それこそ罪悪感がひどくなるのではないですか?」

 

確かに

普通に考えればそうでしょう・・

 

でもおばあさんは言います。

「いいかい。あんたの中から生えてきたものはすべて愛からできてるんだよ。

怒りも、悲しみも、歓びも、もちろん罪悪感も。元々は愛さ。

愛から生まれたんだよ。

愛から生まれた罪悪感にネガティブな意識を植え付けたのはあんた自身だ

あんたが、これは嫌なやつだ。嫌なものだ。自分を苦しめる悪い奴だ。

そう思いながら水をやり、肥料をやって育ててきたんだよ。

でもね、元は愛からできているんだ。愛に戻してあげればいいんだよ」

 

「でもどうやって?」と彼女はたずねました。

「どうやって愛に戻すのですか?」

 

「これをあげようね」といっておばあさんが

丸っこいハサミを彼女の手に握らせました。

このはさみで、罪悪感が成長してきたら切るんだよ。

その時黙って切ってはいけないよ。

『よ~しよ~し、いい子だね~』そう言いながら切るんだよ。

そうしてね、切った罪悪感を鍋に入れて

水を入れてゆっくり煮だしていく。

そのときも、『よ~しよ~しいい子だね』を

繰り返し唱えながらゆっくりかき混ぜておあげ。

そうすれば、ほら、

こんな風に、美味しいお茶の出来上がりだよ^^」

 

おばあさんはニコニコ笑いながら彼女にお茶を出してくれました。

暖かいオレンジ色のお茶を一口飲んでびっくり。

お砂糖を入れていないのに甘くてとても美味しい。

その上、飲めば飲むほどどんどん心が軽くなっていくのです。

 

これまで自分の中で伸び放題だった罪悪感が

どんどん消えていき、愛で満たされていきました。

「おばあさん、ありがとう!」彼女がお礼をいうと

おばあさんはニコニコ笑顔で微笑んでいました。

 

 

 

罪悪感は誰の心の中にも存在しています。

罪悪感も怒りも、嫉妬も、色々な認めたくない隠したい思いも

すべてそれらは私たちの中にあります。

 

だから悪なのか?

これらはすべて悪なのか?

 

すべて消し去ればいいのか?

 

消し去れば何事もなく素敵な自分でいられるのか?

 

そうならないから私たちは苦しみます。

それらの感情を抑え込み、防御しなんとかしようと

コントロールする。

 

でもそれらはすべて悪ではない。愛です。

 

元々が愛であるなら、愛に戻していけばいい

 

そして自分の中から生まれたものを愛に戻していけるのは

自分しかしません。

カウンセラーやセラピストがヒーリングで取り除こうとしても

限界があります。

 

自分の機嫌は自分がとる

 

自分の癒しも自分でやる

 

そういうことができる時代になりました。

みんながそれぞれ目覚めてきています^^

 

ところで、「煮だしてお茶にする」「ゆっくりかき混ぜる」

とはどういうことだと思いますか?

 

それは「メディテーション」そして「日記をつける」こと

だと私は感じています。

地味に感じることですがコツコツやることでどんどん

自分の内側が開いていきますよ^^私も毎日行っています。

 

おススメですよ♪

 

 

 

5月は心が揺れ動く時期ですね。下の写真は香川県にある善通寺の大楠です。

大楠は本当に癒されますね~^^

 

 

とにかく心も身体も疲れきってしまいがちです。

 

そして心がネガティブな方向に向かっていくことを

どうしても止めることができず、かといってそんな自分を

受け止めることもできず、ただ罪悪感や自己嫌悪に包まれて

自分はダメな人間なんだと責め続ける・・そんな悪循環に

なることも多いです。

 

 

自分は何ももっていないという感覚

無価値感

他の人が輝いて見える感覚

 

 

その感覚に気づいている皆さんはとても素晴らしい

 

そうガイドはいいます。

 

みんなそれぞれの上着を着ている。

 

この地球で生きるため 

何かを成すために必要なツールを持って生まれ

何かを創造、表現するために必要な職(技、知恵)を持つ

それがどこかの社長であろうと、専業主婦であろうと

仕事を持っていようと無職であろうとも

それは今世必要だから今がある

 

あなたはあなたの素晴らしい純粋さと繊細さで

たくさんの経験をしてきました

 

それはあなただけのものです

あなただけの体験、大いなる知恵です

素晴らしい宝です。

 

私たちは光です。

皆、それぞれがその光をぞんぶんに輝かせるために生きています

 

それぞれがそれぞれの

自分だけの特別で崇高な美しい体験をしているのです

 

それがどんなことであれ、です

 

あなたは美しいハートです

 

 

 

昨年から、ホメオパシーを本格的に学び始めました

新しい挑戦です。

今年を入れて3年間、課題も山ほどあり、ヒーヒー言いながら

がんばっています。

 

受講生の方々のほとんどは医師や薬剤師という医療に携わるスペシャリスト。

始めは輪の中に入っていけるのか私の中で不安がありました。

ふとした時に自分の弱さ。無知である自分を恥ずかしいと思う気持ちが

出てきて戸惑いました。

 

でも、みんなそれぞれが宝である経験を持っている。

私もそうだし、他の人達も同じ

でも自分だけの経験で誰のものでもないということもないのです。

この世界は見えるだけの世界ではない

みえない世界では、大地の下の植物の根のように互いに繋がりあい

情報を交換し合っている

だから、私の経験は他のみんなの経験になるし、他の人たちの経験も

私の経験の一部なのだ

 

だから要するに何を私は得たのかというと

 

みんな仲間だ

 

ということ^^

 

 

そういう世界の中だとすべてが優しい世界になりますね^^

 

ホメオパシーは「似たものが似たものを癒す」という法則があります。

 

ご縁でつながっている私たちは、たとえこのブログ上だけのつながりであっても

みえない糸で繋がっているのです。そしてお互いに高めあい成長しています。

 

ご縁の心から感謝します。いつもありがとうございます^^

 

 

深い深い海の底

 

冷たい水の中、しずかで、真っ暗な海の底に

 

大きな卵が横たわっていました

 

その大きな卵に耳をあてると・・かすかにドクンドクンと鼓動が聴こえてきます

 

その卵は生きていました。

 

卵はいいます

「ここは暗くて、寒くて、凍えそうだ・・誰もボクのところにきてくれない。

ずっとずっと気が遠くなるほど長い年月・・ここにいた。

だからここから連れ出してほしい。温かくて孤独じゃないところに連れて行ってほしい」

 

そこで、私は人魚たちやクジラやイルカたちを呼び、一緒にその卵を持ち上げて

南の島目指して進みました

 

ようやく南の暖かい海の流れを感じはじめ

小さな小島の砂浜に卵を置くことができました

 

そこはとても温かく、穏やかな風がゆったりと流れる気持ちのいい場所でした。

ホッと安心したのもつかの間、卵はいいます

 

「まだだよ!こんな砂浜に置き去りにしないでよ。

さみしいよ。風があたって寒いし、怖いよ!!」

 

どうしたものか、、と思っていると、ウミガメが集まってきました。

ウミガメはいいます

「砂の中はとてもあたたかいわよ。わたしたちはここで自分の卵を産むの。

そして砂の中であたためられて、子供たちはやがて

卵の殻を破ってでてくるのよ^^」

 

そこで私はウミガメさんたちにお願いして一緒に巨大な穴を掘り

そこに卵を埋めました。卵はとても喜びました。

安心で安全で穏やかでいられる場所になったようです。

 

それからずっと長い月日・・

私は埋められた卵の側にいました。

さみしくならないよう常に話しかけ

雨の日や太陽の光が照り付ける日はパラソルをかかげ

寝る時もずっとそばにいました。

 

ずっとずっと待っていましたが、卵は殻を破って

砂からでることはありませんでした。

 

私は悲しくなって泣き出しました。

「どうしてでてこないの?こんなに一生懸命しているのに。

どうしてでてきてくれないの??寂しいよ!悲しいよ!!」

子供のようにワンワン泣きました・・・

 

泣いて泣いて泣き疲れたころ、ようやく卵が話してくれました

「これまで色々ありがとう。

自分も出てきたいと思う。殻から出て、

温かい砂から飛び出していきたいと思う。

だけど、また温かさが足りないんだ・・勇気もまだ足りない・・

だから、キミがボクの代わりに外の世界をいっぱい見てきてよ!

ボクがでてくるのをこの小さな島でずっと一人で待ってるんじゃなっくて

ここからいろんな世界を見に行ってほしい。

キミが体験したすべてがボクの勇気になり、暖かさになる!

ボクたちはつながっているんだ。だから一人じゃない。

キミが感じたことすべて、ボクにも感じることができる。

ふりかえってごらん?

ちょうど迎えがやってきた!」

 

 

涙を拭いて振り返ると、空は青く晴れ渡っていた

そして遠くに船がとまっているのがみえた。

 

思わず「お~~~い!!」と手を振ると

船にいる人達も「おお~~い!!」と手を振り返してくれた

 

「いってくる!!勇気を出していってくる!!」

 

そういって私は走り出した。船に向かって。

新しい世界に向かって。

 

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*++*

 

 

人生の節目は色々なことが起こります。

時に長いトンネルのように感じることもあります。

 

でも、そのトンネルの先には新しい世界が広がっています。

 

そのトンネルの長さを人と比べて、自分はどうして乗り越えられないんだ・・と

責める必要はありません。

その人その人によって、魂も違う、感受性も違う、歩む道も違うのです。

どちらがいいとか、どちらが優れているとかないのです。

 

今、私たちは、順調に自分の歩みを進めているのです。

 

2024年始まりましたね(1月も終わりを迎えてブログを書いています)

 

今年に入ってから急にソウルプランリーディングのお申込みの方が

立て続けにきております。

やはり新しい年、自分の今後のことを改めて考えたい、自身に立ち戻って

視野を広げてみてみたいという気持ちが湧いてくるのでしょう・・

 

まだ寒い日が続いています。木々も秋冬で葉を落とし、ある種によっては

まるで枯れてしまったかのような状態になっています。

でも、土の中ではしっかりと生命が息づいているのです。

 

私たちの内側にある、本来ならそれを目覚めさせれば信じられないほどの

膨大なエネルギー量を放出することが可能な、その光(源)は

まだ私たちの中で春の目覚めを待つかのように眠っているのかもしれません。

 

私たちの内側に眠るエネルギーは、まるで一粒の種のようです。

その種には膨大なすさまじいエネルギーが凝縮しています。

 

私たちは光です。私たちは光そのものです。

 

誘導瞑想で使う中でよく使われるこの言葉は、その種の中にあるエネルギー

を活性化させてくれます。

 

私たちはみんなそれぞれ素晴らしい個性を持っています。

すばらしい個性、特性、才能、魅力を持っています。

それはあなただけのものです。そしてそれは天命に向かって進むための

ツールであり道しるべであり方位磁石でもあります。

 

私たちはそれを使って天命に向かってそれぞれの道を今現在歩いているのです。

 

 

私も大きな決断を致しました。

 

実は昨年からあることを学ぶために学校に入学しておりました。

それは4年制のため仕事と勉強の両立がなかなか難しい時期もあり

それでもなんとか睡眠時間を削りながらやっておりました。

 

しかし、去年の秋に父が他界し、ふと自分の足元をみたとき

なにに対しても全力でやろうとする自分の気質上、両方を同じようなエネルギー

を注いでやることはとても難しいのだと悟りました。

なにより、20代30代のころのような体力がないと実感しました^^;

やる氣だけはすごくあるんですけど、身体がついていかないのです

 

それに

50歳を過ぎたらもっとゆっくりともっと楽しんで生きていきたいという

私もモットーに反する生き方を昨年は特にしていたなぁ。。と反省しました。

 

 

ですので、今年はまずは自分の学びに重きを置いていきたいと

考えております。

 

サロンは少し規模を縮小してゆっくりペースで行う予定です。

どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

 

 

次回のブログでは私が今学んでいることについて話させていただこうと

思っています^^

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします!