ヘンテコリンな日本
今回は、元トヨタマンという立場ではなく、一個人としての普段考えている私見をつぶやいてみたいと思います。タイトルを“ヘンテコリンな日本” としましたが、勿論私も日本人で、日本人でありながら、日本人てヘンテコリンだなぁと思うのです。アメリカの方が給与が高いから、アメリカで働く若者が増加していますと報道しているが、物価も高騰しており、マクドナルドでビッグマックセットを買うと1,200円を超えてしまう所は伏せられている。(日本だと690円) プラスとマイナスのポイントをセットで報道しないのがマスコミの常である。この報道に乗せられて、世論の給与の増加を望む声が大きくなり、それに合わせ、政府が対策を講じようとしている。 それは、労働者にとっては良いことだが、なんとも世論というのは単純に乗せられてしまうものである。 それが、非常に怖い所でもある。また、SDGsの高まりから、自動車も電気自動車一択の世論が強くなっています。この一択というのが怖いのです。電気自動車はSDGsには良いのですが、実際に生活する場において不便な点も多々あるのです。 それが、あまり日本では報道されていない。 しかしながら、欧米では徐々に電気自動車のBad Point報道が多くなり、電気自動車離れも増えてきているのである。だから、電気自動車一択というのは慎重にならなければならないが、世論というものはそうはいかない。 トヨタの電気自動車の開発が遅れていると報道されているが、全く分かっていない。 インフラが整備されていないのに、電気自動車を爆発的に販売するとどうなるか? トヨタが売るということは、急激に電気自動車だらけになるということで、盆正月の高速道路PAでは、充電できなくて立往生するのは目に見えている。 更に、冬の高速道路で事故などがあると、道路上で7時間足止めされたケースがあったが、電気自動車だったらどうなるのか想像したことがあるのだろうか?原点に返って考えてみると、SDGsの観点から移動する乗り物の事を考えれば「自家用車に乗らずに、公共交通機関を使え」と言うべきである。現時点では不便さがあるが、計画的に発展させれば公共交通機関だけで十分である。公共交通機関を電気や水素燃料に変えて、自動運転させれば良いのである。世の中にある自家用車のほとんどが自動運転になったら、どのような事になるか想像できない人が多い。 渋滞して、ほぼ動かないことになるだろう。自家用車を使わなくなれば、生活費を浮かせる事が出来る。少ない給与と言われていても、安く生活できるのであれば良いと思うのである。「田舎はどうするんだ?」という意見も出るだろうが、東京集中や、都市集中の産業を地方に分配して、田舎こそ公共交通機関を計画的に整備すれば良いと思うのです。子供の頃に描いた“未来予想図”は、ドローンのような乗り物が飛び、移動はカプセルシューターに乗っている絵を多く見かけます。 自家用車はなく、自宅から出た所から公共の乗り物に乗っているような感じです。今進もうとしている未来は、どうもそうならないようである。「移動を自家用で行う」という考えは、どうも捨てられない人が多い。元トヨタマンが何を言うんだ?と、お叱りを受けそうだが、日本の事を考えると、自家用車の撤廃が良いと思うのです。欧米に影響されずに、日本独自の「幸せな生活をおくる道」というのを進めば良いと考えるのです。恐らく、政府機関ではこういった議論をされているものと考えていますが、問題は世論です。 マスコミの影響を受け過ぎている。真面目で、変化を好まない日本人の性格は、良い面もあり、逆に悪い点でもあります。世論を正しい方向に導かないマスコミが諸悪の根源だと思うのですが、バズればOKという考えでは、今後もこのような偏った報道は続くのでしょう。大切なのは、我々一人一人が「何が正しいのか?」を見抜くことです。そういう事が出来ている人達は、どうやら2割も居ないような気がします。そういった矛盾している所から、ヘンテコリンな日本人と思うことがしばしばあるのです。日本は、どうなっていくのでしょうね?