★側湾症手術の【お金のこと】完全版!★
今回は気になる手術・入院のお金の話をまとめました隅まで調べるのが大変だったので、これを見れば全部分かる様にかなり細かく説明します①どれくらいお金がかかるの②限度額適用認定証の取得③療養費支給申請(治療用装具)④高額療養費申請⑤医療費控除⑥医療保険加入をオススメしますまた、役立った物もちものリストも書いているので、ぜひ併せてチェックしてください〜『側湾症の入院*【役に立った物リスト】』側湾症の入院でとても役に立った物リストまずは、私が個人的に、本当にあってよかった!と思ったものから購入ページのリンク付きでご紹介します(購入時点で(送料含めて…ameblo.jp①どれくらいお金がかかるの側湾手術は入院期間はそれほど長くはないものの、高度な手術と部品を使用するので、高額になる部類の手術だと思います。手術費用が心配な方もいると思いますでも準備しておけば負担を抑えられます!人によって異なる部分もありますが、私の実例を紹介します※素人調べなので、もし間違いがありましたらご指摘いただけますと幸いです。 参考にしていただく際も、最終的にはご自身の責任において確認してください【手術入院費】470万円・入院は14日間・手術は1回(骨移植術・脊椎側湾症手術10椎間)体に入れるチタン製のボルト・支柱だけで360万円もかかりました!【差額ベッド代】12.8万円4人部屋で、隣ベッドとの仕切りに棚とテーブルがついているタイプにしました。もし都心でなければ、この額で個室も可能かもしれません。(8,800円/日)【食事】1.9万円【コルセット作成費】16万円(退院後に別途、業者に振り込み)保険適応する前の金額はなんと合計約500万円でした!保険適応(3割負担)しても、170万円以上の負担です。でも、事前に「限度額適用認定証」を取得していたので、退院時の実際の支払いは30万円+後日コルセット代16万円でした(②を参照)ありがたいそれでも痛い出費ですが、個人で加入していた医療保険から25万円支給されたので、実際の持ち出しは21万円ほどになりました。さらに、手続きすればコルセット代16万円も後日ほとんど還付される予定なので、実質5万円程度の負担になります。(③と④参照)これなら、手術予定の方も安心してもらえたのではないでしょうかでも何も手続きをしないと、170万円をまるまる負担することになってしまうので、手術前から準備が必要です以下②〜⑥を確認してみてください※ちなみに、私は大体30日間の有給消化で手術・入院・(現在)自宅療養し、そのまま現職に復帰予定なので、傷病手当などは使わない予定です。お仕事を欠勤、休職、退職される方は、別途傷病手当や失業保険についても調べてください②限度額適用認定証の取得まず最初に、入院が決まったら「限度額適用認定証」を用意してください。ご自身や扶養者が企業勤めの場合→加入している健康保険組合のHPを確認してください。自営などで国民健康保険の場合 →市区町村の役所に問い合わせてください。申請したら大体1週間くらいで、認定証が届くと思います。私の保険組合の認定証の有効期限は、発行から半年間だったので、余裕を持って手術の1ヶ月前に申請しました。※もし入院前に用意できなかった場合でも、退院までに病院へ提出が間に合えば大丈夫な場合が多いです。入院受付の時に、保険証と一緒に提出してください。そうすると、手術にどれだけ高額なお金がかかっても、上限額までの支払いでOKなんです上限額は収入額によって変わりますが、私の年収では80,100円+(医療費-267,000)×1%の枠だったので、手術・入院費用負担が470万円→12.4万円になりました。(差額ベッド代・食事代は別途かかります)↑厚生労働省HPよりここで注意したいのが、この限度額はひと月あたりで計算するということです!月をまたぐと、それぞれの月で限度額が上記になります。例えば3/31に手術し、4/12に退院すると、3月も4月も10万円くらい支払うことになりかねないということです。私は3/15入院→3/30退院で、ギリギリひと月で収めることができました③療養費支給申請(治療用装具)これはコルセットの費用負担軽減についてです。(病院や症状によってはコルセットを作らない場合あり)*私の場合は、手術後5日目に型取り→術後11日目に受け取りました。術後3ヶ月程度使用する予定です。コルセット費用は「治療に必要なもの」なので、保険適応で3割負担ですが、保険組合で保険適応になるか認証の手続きが必要があります。そのため、まずは全額支払う必要があります保険適用認定してもらうための申請に必要なのは3点です。1.装具証明書 入院中に病院から受け取ります。医師の指示でコルセットを作成したことの証明書です。2.領収書 コルセット受け取り時に振り込み用紙を受け取り、退院後に郵便局から16万円を振り込みました。後日領収書が郵送されてきました。(費用支払い方や領収書の受け取り方は業者によって異なると思いますので、詳しくは病院か業者に確認してください。)3.申請用紙 各保険組合(国民健康保険の場合は市区町村)HPなどから、ダウンロードしてください。以上が揃ったら、加入の健康保険組合(国民健康保険の場合は市区町村)へ提出します。これで、かかった費用の7割(私の場合は11.2万円ほど)が還付されます④高額療養費申請これは「②限度額適用認定」と関係するのですが、ひと月の医療費が限度額を上回ったら、上回った分の医療費を還付してもらう制度です。「②限度額適用認定」では、入院と手術にかかったお金について利用する制度ですが、同月内にかかった他の保険適用の医療費、例えば<手術前後で通院した際の医療費>、<③で還付されなかったコルセット代の残りの3割>などがある場合、「②限度額適用認定」の際の計算を再計算して、限度額を上回った分が還付されます。この手続きに関しては、制度が適応される場合、(私の加入している健康保険組合では)自動的に書類が送付されてくるとのことです。申請書類が届かない場合は、保険組合に確認してみてください⑤医療費控除これは1年間にかかった医療費を合計して、10万円以上になった場合、確定申告で税金を還付してもらう制度です。自分と生計を一にする配偶者や子供などにかかった費用も合わせて10万円以上になれば申請できます。領収書を必ず保管しておいてください。詳細は、詳しく解説しているサイトを参照してください。医療費控除のしくみとは? 控除対象や対象になる費用、申請方法・確定申告での手続きについて | 経営者から担当者にまで役立つバックオフィス基礎知識 | クラウド会計ソフト freee公開日:2017/09/20最終更新日:2022/03/03医療費控除とは、1年間に10万円以上の医療費を支払った場合に受けられる控除です。医療費控除を申請するための特別申請書はなく、「確定申告書」と...www.freee.co.jp今回の私の場合、個人で加入していた医療保険から25万円支給される・差額ベッド代は対象外・コルセット代はほどんど還付されるので、今回の入院・手術について申請できる額はほとんどありません。でも、今回の入院以外の医療費や薬代、通院のための交通費を足すと、おそらく10万円を超えてくるので、来年年明けに収入の多い(税額負担が多い人が行う方が還付金が多くなる)夫の方で確定申告する予定です⑥医療保険加入をオススメします私は20年以上前から側湾症を「経過観察」として指摘されてきました。これまで、医療保険や生命保険に加入する際、側湾症を申告した上で何度か契約していますが、却下されたことはありません今回も問題なく保険金25万円が満額支給されましたちなみに私は一回の入院で(日帰りでも)20万円+日額3,000円もらえるという、特約なしのシンプルな保険に入っています。収入は減るのに病気しがちな60歳以降は保険料負担なしになって、補償は一生涯受けられるものに入っています。(保険料4,400円/月)「もしかしたら、将来手術になるかも...でも今のところ手術の指示はされていなくて経過観察」なのであれば、間に合います今のうちに医療保険に加入しておくと、差額ベッド代費用に充てられたりできて安心です申し込みの際には、しっかり側湾症などの持病は申告してくださいね!・・・以上、長くなりましたが、側湾症の手術と入院に関するお金についてのまとめでした!いろんな制度がありますね!③や④はコルセットに関係するので、特に側湾症の方は注意したいポイントですが、それ以外の部分は、他の手術や入院でも共通するところです。入院する前に確認してみてくださいね『側湾症の入院*【役に立った物リスト】』側湾症の入院でとても役に立った物リストまずは、私が個人的に、本当にあってよかった!と思ったものから購入ページのリンク付きでご紹介します(購入時点で(送料含めて…ameblo.jp