受験シーズンになると思うこと
不登校であるないに関わらず
受験生を持つ親御さんにとって
この時期は気持ちが休まらない方も多いと思います。
実は私が住んでいる地域は
都内でも一位二位を争う
中学受験白熱地域。。。。
公立小学校で受験率が９割という
良く言えば教育熱心
悪く言えば過干渉なお母さんたちが
揃っています。
我が家はそんな環境の中
とってもレアな中学受験しない組でしたが
息子の習い事については口うるさく
過干渉な関り方をしてきてしまった私。
我が子を知らず知らずのうちに追い込む
と言う意味では全く同じだと思っています。
中学受験するのが当たり前の環境、、、
周りは小３の終わりから塾に通うのが当たり前
高学年になるにつれて遊ぶ時間はほとんどなし
この環境に置かれた子供たちは
とってもストレスフルに見えました。
塾で成績が上がらない
成績が下がってきた
塾の先生から親にプレッシャーがかけられる
もっとがんばらせなきゃと
親は子にプレッシャーをかける
子は頑張っても頑張っても
親の望むような結果が出せない
それを続けているうちに
親の過干渉はどんどん加速化し
自分でもブレーキのかけられない状態に
どこかで疑問を感じながらも
やめることができなくなってしまいます。
そんな親からのプレッシャーと
受験のプレッシャーをかけられ続けた子供。
そんな子供たちの気持ちを
つい想像してしまいます。
成績が上がらない自分はダメだ
またお母さんに怒られる
出来ない自分には価値がない
そんな心の重りをどんどん背負ってしまう、、、
決して受験生のお母さんたちを
批判するわけでも否定するわけでもありません。
私自身も習い事だけは
親である自分の基準が高すぎて
子供を追い詰めてきてしまったので
全く同じなんです。。。
子供の気持ちなんて全然考えていない
ただ自分の価値観とそこに合わない息子を見て
勝手に焦り勝手に心配してしまっていた私、、、
私が子供を頑張らせなきゃいけないと
必死で走り続けてきてしまったのです。
でもそれは本人が自分の意思で
やりたい！挑戦したい！頑張りたい！
と思ってやっているわけではないので
たとえそこでいい結果が出たとしても
子供の自己肯定感は育まれないのです。
そしてその歪みが
受験が終わった後にどこかで必ず
出てくると思っています。
私も今だから気づけましたが
その渦中にいるときは
本当に気づけなかったので
偉そうなことは言えません。
でも今の私が受験生を抱えるお母さんに
一つだけお伝えできるとしたら、、、
今のお子さんの成績が
お母さんの望むようなものではなくても
できるだけ子供が安心できるような空気を
作ってあげてほしいと願います。
親が子供に行ってほしい学校
それは残念ながら
親の価値観の押し付けになってしまいます。
子供がどんな成績でもどんな状態でも
それが今のあなたの子供なんです。
それを見ようとせずもっとやれば出来るはずと
子どもよりも親が必死になるのは
子供のやる気をどんどん奪ってしまいます。
どんな結果が待っていても
子供を絶対に責めないであげてほしい。
責められた子供は
自分は失敗したんだと自分を責めてしまい
この先勇気をもって進めなくなってしまうから。
私たち母親にできることは
子供を必死で頑張らせることではなく
どんなことがあっても
あなたのことを大切に思っている
という気持ちを伝えていくこと
なんとか頑張ろうとしている子供を
横からそっとサポートしてあげること。
それが一番の子供の支えになります。
少し立ち止まって
考えるきっかけになってもらえたら
嬉しいです。
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