親子関係だけでなく夫婦関係もよくなるチャンス
子供が不登校になってから
親子間のエラーがあぶり出され
自分自身と向き合い
親子関係の再構築ができ始めると
夫婦間のエラーにも気づくことになります。
以前の私は
超絶忙しい夫に対して
「仕事が頑張れるようにサポートしなきゃ」
と思っていたものの
「育児で辛い時に協力してもらえない」
「ちょっとくらい手伝ってほしい」
という感情を抑え込んでいたことに
気づきました。
子供が生まれる前は
上手くいっていた夫へのサポートも
子供が生まれてからは余裕がなくなり
夫のことは放っておくことが増え
育児のストレスでいつしか
夫に不満を膨らませていたんだと思います。
夫も少し余裕があるときは
私の話を聴いてくれたり
夫なりに協力しようという姿勢はありましたが
二人目が生まれてからもワンオペ育児は続き
自分が子供たちを立派に育てなければ
周りからはいい母親だと思われたい
という気持ちも強くなり
自分自身にプレッシャーを
かけ続けていたことにも気づきました。
凄く仲の悪い夫婦だったわけでもなく
夫婦喧嘩が絶えなかった訳でもなく
仲のいい部分ももちろんあったのですが
すれ違い生活で会話も減り
長い年月をかけて育児のストレスや不満を
溜めてきてしまったので
いつしか夫に対して
「夫には私の気持ちなんて一生分からない」
「どうせわからないから言っても無駄」
という感情が湧いてきてしまい
夫に優しくできない自分が
出来上がっていたのでした。
でもそんな状態から
子供の不登校を機に
夫婦関係が改善されたのです！
相変わらず超絶忙しい夫ではありますが
今では夫婦の会話も増え
意思の疎通がしっかりできるようになりました。
何をしたかというとそれは
子供と同じ対応をしたんです。
まずは相手の話をよく聴く
否定せずに受け止める
これに尽きます。
すれ違い生活で会話が減っていた私たちは
少しずつ雑談を増やすところから始めました。
夫の興味のあることを
聴いているうちに会話が増え
夫の方からどんどん話を
してくれるようになりました。
子供の不登校への対応も
最初は心から賛成していたわけでは
なかったようですが
今では自然と受け容れてくれているように感じます。
その結果、、、
家族関係全体が改善されたのです！
人は不満があるとき
「相手が～してくれないから私は不幸」
「相手がわかってくれないから私は不幸」
と思いがちですが
それはまず
自分が相手の話や気持ちを聴いているか
そして自分の気持ちを冷静に伝えられているか
そこに向き合ってみると
今まで見えなかったものが見えてきます。
子供の不登校は
学校に行けなくなった我が子を心配するあまり
それ以外のことに意識が向きづらいですが
実は親子間や夫婦間のエラー
そして家族全体のエラーを
子供が体を張って私たちに
教えてくれようとしています。
子供の悩み以外に
今自分が不満に思っていることや
考えてしまうことがあれば
是非向き合ってみてくださいね。
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