「なんにかわるかな?」
作:パット・ハッチンス
もじのない絵本です。
最初に読んだとき(実際にはページをめくっただけですが)長男はにこーっと笑って、おもしろーいと言いました。積み木が燃える場面がツボだったようです。文字のない絵本なんて見たことがないから新鮮だったと思います。
文字のない分、挿絵を元にお話の展開を自分で想像できるおもしろい絵本だと思いました。
この絵本を読んだときに検索してみたら、もじのない絵本って、いろいろ出版されているんだと知りました。
作者のあとがきにも共感!文字を読めるようになるまでの子供の「絵を読む力」っていうのは本当に貴重です。
0〜1歳までの子供も絵本を読む力があるんだけど、親と共有できる力が乏しいです。以前講習してくれた絵本講師に言わせると、子供の目線を追ってみると気づきがありますということらしいけど、親にとっては反応が薄いから物足りなさも感じます。
2歳くらいになると、子供が言葉で表現して、いろいろ共有できるようになるから親側もおもしろくなってきます。5歳くらいになると、文字を追ってしまう傾向ありです(それでも大人よりは絵をよく見ているなーと感じます)
2〜4歳が子供が絵を読む旬の時期。うちの次男がいまこの年頃です。文字を読めるようになる前の子供の期間限定の感性を、楽しみたいと思います。