しちふく先生がとってもわかりやすく
日本の医療の考え方を
ブログで書いてる。
まさに動物の医療も全く同じで
型にはめる治療をしてる。
日本の現代医療では機器を
使った様々な検査を行い
病名をつけることが
最も大切にされている。
病名をつけると言うことは
「○○病」と言う枠に
患者さんをはめること。
その枠にはめたら「超準治療」
と言う名のベルトコンベアに
載せて投薬を中心にした
型通りの治療をする。
このように枠にはめるのが
現在の日本の医療。
って書いてた。
まさにそう！
動物自身を診るんじゃなくて
動物に病名をつけて
その病気の型通りの
薬物治療を行う。
それがその子に合ってるとか
関係なく型通りの薬物治療をする。
その薬物がその子に合わないと
治療ができなくなる。
病名は同じでも病気になるプロセスは動物それぞれ違うんだけどみんな同じ治療になっちゃう。
例えば肝臓の値が上がる原因って
クソいっぱい原因があるんだけど
原因とか関係なくほとんど
肝臓の値が上がってると
ウルソって言う肝臓の薬を
使って値を下げる治療をする。
それを治療と言っていいのか
どうかわからないけど
原因治療はしないで
肝臓の値を下げる薬物を
飲ませて
値を下げることだけして
薬を飲ませてる間は値が
下がるけど
薬をやめればまた値が上がる。
そりゃーそうだよね。
原因治療はしないんだから。
動物の体を診てなんでその
病気になってるのか
どうしてその病気になってるのか
考えてそれに対する治療を
するんじゃなくて
「検査がこうでなんちゃら病にだから
この薬飲ませて」って治療する。
それが日本の治療方法だね。
それはそれでいいところもある。
原因なんてとやかく考えなくても
目先のことを薬物で抑え込めば
その後どうなるかは別として
とりあえず早くよくなる。
動物が早くよくなれば
ぼくら飼主は安心するよね。
病気の原因を突き止めて
そこからよくしていくのは
時間がかかるから
なかなかよくならないと
「この獣医大丈夫か？」
「ヤブ獣医じゃねー」って
心配になるよねー。
日本じゃ本質がよくなるより
見た目が早くよくなることを
求められる。
日本人は見た目と早さが
大事だからねー。笑
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
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