動物も人も食べ物を食べて
生きているけど
食べ物の中には
環境汚染物質や環境ホルモン
有害重金属なども
含まれていて
これらの有害物質を
腸内細菌が解毒することで
体は守られてるのさ。
腸内環境が崩れて
悪玉菌が増えると逆に
有害物質と反応して
有害な異物を作って
その異物が悪玉菌の餌になって
更に悪玉菌が増えると言う
悪循環になっちゃう。
増えた悪玉菌が作る有害な
異物が体の中に取り込まれると
体の中では免疫が刺激されて
炎症性サイトカインって言う
物質が出て
体の中に溜まった異物を
出そうとするのさ。
炎症性サイトカインが出て
体の中から異物がなくなれば
それで終わりでいいんだけど
腸内環境が悪くて悪玉菌が
多い状態が続いてると
腸の中で有害な異物がたくさん
作られ続けるから
体の中に異物が入り続けて
炎症性サイトカインがずっと
出続けると慢性の炎症に
なっちゃう。
慢性炎症はサイレントキラー
って言われていて
慢性の炎症があっても
熱が出たり痛みが出たり
しないから
慢性の炎症が起きていても
気づかなくて慢性炎症が
ずっと続くと
いろんな病気になることが
わかってる。
がんや糖尿病、心臓病
腎臓病、肝臓病、膵炎
ホルモンの病気、認知症
自己免疫疾患などなど
病気の根源は慢性炎症と
言っても過言じゃーないのさ。
腸内細菌によっては有害な
異物を取りこんで便と一緒に
出したり
有害物質と反応して解毒
してくれたり
重金属を無毒化してくれる
腸内細菌もいるんよ。
腸内環境によって
いい腸内環境なら有害物質を
解毒してくるけど
悪い腸内環境なら有害物質を
増やして病気になる。
動物の腸内環境によって
健康でいられるのか
病気になるのかが別れちゃう。
一緒に暮らしてる動物の
腸内環境を知って悪ければ
腸活をして腸内環境を
整えてあげるといいよ。
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今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
獣医師シワ男
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