戦争による犠牲は、人間だけでなく
人間と暮らす動物も同じ。
飼主と一緒に避難できればいいが
避難できたとしても避難場所での
ストレスはハンパない。
爆撃の音、銃声などものすごく
大きな音がしている中での避難
動物たちは怯え、中にはパニックに
なってしまう子たちもいるだろう。
特に猫は爆撃の音に怯えながら
避難するなんて至難の業。
東日本大震災の時の警報音でも
あんなに動物たちが怖がっていたのに
そんな比じゃない音の中
避難をしなくちゃいけない。
飼主と一緒に避難できない動物も
いるだろう。
ウクライナ国外に動物と一緒に
避難できるかどうか。
周りのEUの国々に動物と一緒に
入国するには
ワクチン接種をしている
マイクロチップが入っている
狂犬病が陰性であることが
義務付けられてる。
急に避難を余儀なくされた動物の
中にはこの条件を満たしていない
動物もいる。
そうなると一緒に国外に避難する
ことができない。
ポーランドではこの条件を満たさなくても
動物との受け入れをしてくれて
ポーランドの入国してから
狂犬病予防接種を負担してくれてる。
ただ、ポーランドに入国した後
他の国に避難する場合は
3週間の検疫があって
その間は動物保護施設に
預けなくてはいけない。
動物保護施設が攻撃され動物が
100匹近く亡くなったと言う情報もある。
家族からはぐれたり
一緒に避難できずにおいていったり
して保護動物が増えている。
食糧不足も深刻で動物の食料を
確保するのも大変な状況になって
いると言う。
人間と暮らすペットと言われる
動物たちは飼主と共に生活を
奪われ苦痛を余儀なくされている。
動物たちは健気だから
飼主を支え、仲間を支えて
飼主に文句も言わず
寄り添ってくれるだろう。
何の罪もない動物たちも
犠牲になってるこの状況に
いたたまれなくなる。
胸が痛くなる。
なぜなんの罪もない人間も動物も
こんな仕打ちを受けなくちゃ
いけないのか？
早く戦争が終わることを切に願う。
「ぼくに今できることは何か」
考えて行動していきたい。
1日も早く愛する家族と動物の
平穏な生活が戻るように祈ります。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
獣医師シワ男
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