獣医として動物の命を終わらせる | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

  今日は休みの朝からかなりヘビーな

  話になるので今日1日を暗い思いで

  過ごしたくないなら読まないように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  朝から読んでおいて

  「せっかくの休みが暗くなった」

  「朝から重たくなった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  と言うクレームは一切受け付けない。笑

  オレは読むなって言ってんだから

  読んで暗くなっても知らん。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  先日、安楽死を行った。

  かなり高齢の子で喉に塊ができて

  呼吸が苦しくなって

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  食事は少し食べているけど

  痰が絡んだり泡を吹いて

  呼吸が苦しくなってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  飼主さんもぼくもこれ以上

  苦しい思いを続けても

 

 

 

 

 

 

 

 

  動物はつらいだけと判断し

  安楽死を行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  これは賛否両論あると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  安楽死は絶対にダメ、絶対にしない

  って言う人や獣医もいるし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ぼくみたいに動物がつらい状況で

  ただそれを長引かせるだけなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  飼主として責任をもって

  安楽死を選択したり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  獣医師として自らの手で

  動物の命を終わらせることを

  選択する人もいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  どっちがいいとか悪いとか

  ぼくの判断や行動を正当化しよう

  なんて思わない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  批判、炎上は責任をもって受ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1つの大切な命を薬物を使って

  自らの手で終わらせる。

  これは獣医師しかできない

  行為になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  飼主さんがいくら動物の安楽死を

  望んでも飼主さんが動物の安楽死を

  行うことはできない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  獣医は動物の病気を治す

  寿命を少しでも伸ばすのが仕事で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  動物の命を助けるために

  獣医になったのに

  動物の命を終わらせるなんて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  獣医になった時はそんな日が

  来るなんて思いもしなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  最初に就職した動物病院では

  安楽死をしてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  院長が自らの手で動物の

  命を終わらせていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  最初は納得できなくて

  院長に食って掛かったり

  説明を求めたりした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  その当時は納得できなかったなー。笑

  今はあの時の院長の気持ちがわかる。

  オレも年を取ったのかなーって思うね。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  今から28年前でその当時は

  院長から「飼主さんの前では

  絶対に泣くな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「悲しいのは飼主さんなんだから

  飼主さんを後悔させないために

  お前らは絶対に泣くな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「落ち着いて行え!動揺するな!

  お前らが動揺したら飼主さんが

  不安になるから落ち着いて行え」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  って言われたのを今でも思い出す。

  今はぼくは泣いちゃう時もあるけどね。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  その時の経験があって今のぼくがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  安楽死は賛否両論あると思う。

  安楽死ができるのは獣医師しかいない。

  重積ある仕事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  安楽死も獣医師として責任ある仕事だと

  ぼくは思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  苦しい肉体から解放されて楽になって

  虹の橋のたもとで飼主さんを待っててね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日もありがとう

 人間より動物好きの獣医

 獣医師シワ男

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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動物の生涯は短い、だからこそ幸せなものにしたい!!動物の統合医療・獣医の藤原光宏さん

 

 

 

 

 

 


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