人の医療で2020年の死亡者数は
減ったそうだ。
減った原因はいろいろある
ようだけど
救急で病院に運ばれた時に
変に蘇生をするから処置の不備で
死亡者が増えるけど
コロナの影響で救急で運ばれることが
少なくなって処置の不備で亡くなる人が
減ったのも1つの要因みたい。
なんとも皮肉な感じ。
今獣医療でセミナーや注目に
なっている分野が救急医療。
心肺蘇生やファーストエコーなど
緊急性の高い状態にどのように
対応するのがいいのかなど
救急医療のセミナーや話が多い。
これって命を守る。
命を助けるってことで
とても大事な分野だと思う。
こう言う症例はこう言う処置する
こんな時はこの点に注意して
こう言う検査をしていく。
と言うのはとってもいいこと
なんだけど
その前の動物を診て判断する
ことができないと
救急処置や治療をすることが
危なくなる。
人の医療と同じ状態になっちゃう。
先日、他の動物病院に
画像診断の勉強会に参加した時
飼主さんが犬を抱っこしてたら
飛び降りてしまって胸をぶつけて
痛そうにしてるって来院された
すぐさま若い先生が診察に
行ったんだけど
確かに犬が痛そうにして
呼吸回数が増えていて
呼吸が荒そうに見えた。
診察してた先生が
「胸部の出血がないか
腹部の出血がないか
ファーストエコーに入ります」
と言ってファーストエコーを
するために動物看護師を
呼んで検査を初めた
ファーストエコーって
救急の時に胸に出血がないか
お腹で出血してないか
確認するエコー検査のことね。
レントゲン検査するより
安全に行えると言うことで
今獣医ではファーストエコーが
流行りのようになっているけど
ファーストエコーをする前に
やることがある。
それが動物の状態を診ること。
触る前に呼吸状態や
呼吸の仕方、呼吸回数など診て
それから触って触診して
痛がる場所、腫れがないか
熱くなってるところはないか
お腹が膨れてないかなど診て
聴診で呼吸の音や心臓の音
お腹の音などを聞いて
まずは全体の確認をしてから
予測をしてそれから
ファーストエコーをしていく。
それが大事なんだけど
その先生は状態診る前に
いきなりファーストエコーを
はじめてしまった。
よく勉強されてて素晴らしいけど
それをやる前にやることを
やらないと動物が危なくなって
救命率は下がる。
動物を診るという基本は
どんなに医療が進歩しても
高度医療になっても変わらない。
改めて基本を見直して日々の
診療をしようと思ったね。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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