23歳と18歳の猫と一緒に
生活してる飼主さんがいて
23歳の子が20歳の時に
腎臓が悪くなって
21歳の時に肥大型心筋症に
なって、皮下点滴と
ホモトキシコロジーを使って
何とかコントロールして
たんだけど
23歳になって心臓と腎臓の
バランスが取れなくなって
腎臓がこれ以上ムリって
言い始めてしまい
尿毒症がひどくなって
尿毒症を何とかしようとして
点滴を多くすると
今度は心臓がムリって
言い始めて肺水腫になって
肺水腫で呼吸が苦しくなり
飲ませたり食べさせたりすると
尿毒症で気持ち悪くなり
嘔吐や下痢になるし
ケイレンも起き始めたから
「どうやら体がもう限界になってる
ようなので無理せず、枯れるように
眠るように楽に送ってあげるように
看取りませんか」と
ご提案したら飼主さんが
ご了承してくださったので
もう何もしない選択をして
枯れるように旅立って逝った。
この決断をされた飼主さんは
断腸の思いだったと思う。
それを悟ったかのように
18歳の子が飼主さんに
つきまとうようになった。
23歳の子が旅立った後
更に18歳の子が
飼主さんにべったりになり
いつもくっつくようになった。
「23歳の子が旅立ったら
18歳の子がいつも一緒に
いるようになって
いないと探すように鳴くんです」
とおっしゃったので
「18年間寄り添ってきた
お兄ちゃんがいなくなって
不安なんでしょうね
それと同時に飼主さんの
寂しい気持ちや不安な気持ちに
寄り添って安心したいんでしょうね」
と話をしたところ
「私がしっかりしなくては。
18歳の子の前で悲しんでる場合
じゃないですね」とおっしゃった。
ブログでもInstagramでもこう言う
話をすると
「私がしっかりしなくては」
「私が頑張らなくては」
「私が強くならなければ」
ってコメントくれる方が多い。
そんなことはなくて
悲しい時は悲しんでいいし
寂しい時は寂しくていいし
つらい時はつらくていいし
不安な時は不安でいい。
無理して頑張ったり
しっかりしなくていい。
動物が旅立ったのに
悲しくない、寂しくないなんて
ことはない。
その時は思いっきり残る動物と
一緒に悲しんでほしい。
嗚咽が出るぐらい
ゲロ吐くぐらい悲しんでいい。
それなしに悲しまないように
寂しくないように偽る方が
苦しくなるし、立ち直れなくなる。
残る動物と一緒に悲しさ、寂しさ
つらさを共有してほしい。
つらいけどごまかさないでほしい。
残る動物が引くぐらい悲しんでほしい。
一緒になって泣いて叫んで
悲しんだらきっと笑えるようになる。
そのプロセスは大事にしてほしい。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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