子犬、子猫の衛生状態とアレルギーの関係 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

日本って超衛生状態のいい環境で子犬、子猫、

子供が育てられてるよね。

 

 

 

 

 

 

 

衛生状態のいい環境なのは死亡率も染症も

低くて超いいんだけど、

 

 

 

 

 

腸内環境や体にとっては必ずしもいいとは

言えないんだよねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衛生状態のいい環境で育つと

細菌を口に入れることが少なくて

 

 

 

 

 

 

細菌を口にすることが少ないと

腸に入れる細菌も少なくなるんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうすると子犬、子猫、子供の時に

腸に住む腸内細菌は決まるんだけど

 

 

 

 

 

 

腸内細菌の種類も数も少なくなるんだ。

 

 

 

 

 

 

今、腸内細菌の種類や数が減ってることが問題になってるのさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腸内細菌の種類や数は多い方がいいって

言われてて、

 

 

 

 

 

 

子犬、子猫、赤ちゃんが何でも口に入れるのは

細菌を口からたくさん入れて腸内細菌を

豊富にするためっていう報告もある。

 

 

 

 

 

 

たくさん細菌に感染すればいいと

いうことではないけど

 

 

 

 

 

 

ある程度細菌を口に入れて、

腸内細菌の種類や数を増やすことは

大事なことなのさ。

 

 

 

 

 

 

ホンマかいなって思うよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子犬、子猫、赤ちゃんは昔ほど細菌を口にする

機会が減ってる。

 

 

 

 

 

 

子犬、子猫、赤ちゃんのものは何でも抗菌だったり、

除菌スプレー使ったり、除菌シートで拭いたり

 

 

 

 

 

 

口に入れないように気をつけるし、

 

 

 

 

 

子犬、子猫、赤ちゃんがなんか舐めてたら

「汚いからやめなさい」と言って辞めさせるよね

 

 

 

 

 

 

指をくわえるより、除菌したおしゃぶりをくわえさせるよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

泥だんご食ったり、青っ鼻垂らしながら

遊んでる子供なんてほとんど見ない。

 

 

 

 

 

 

遊びながら知らず知らずのうちに

細菌を口に入れて腸内細菌の数や種類を増やしてたんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

このご時世にそれをするのがいいとは

言わないけど

 

 

 

 

 

 

 

なんでもかんでも抗菌にしたり、

舐めさせないようにするのは腸内環境にとっては

いいことじゃないよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌が少ない環境で育った犬猫や人は

花粉や食べ物など外からの刺激に対して

 

 

 

 

 

 

過敏に反応したり

過敏反応を抑える力も弱かったり

することが報告されてる。

 

 

 

 

 

 

今の犬猫や子供たちにアレルギーが多いのは

 

 

 

 

 

 

衛生状態がよくて腸内細菌の種類や数が少ない

からじゃないかと言われてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年九州大学で無菌マウスと言って

全く菌のいないネズミがいて

 

 

 

 

 

 

その無菌マウスにストレスをかけると

アレルギーを抑える力が弱くて

アレルギーが起こってしまうけど

 

 

 

 

 

 

 

そのマウスの腸に細菌を入れていくと

次第にアレルギー症状が抑えられる現象が

見られたと報告されてる。

 

 

 

 

 

 

 

腸に細菌が侵入して、定着することで免疫機能が活性化してアレルギーを抑えることができるようになったということなのさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌は悪者、体の中に細菌を入れちゃいけない

って感じになってるけど、

 

 

 

 

 

目に見えないだけで細菌は体の表面にいるし

テーブルにも床にもどこにでもいるし、

 

 

 

 

 

 

細菌は体の表面も腸も守ってくれてるし

病原性のウイルスや細菌が腸に入ってきたら

やっつけてくれてる。

 

 

 

 

 

 

 

細菌全てが悪いわけじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衛生状態がいいというのはいいことで

日本の乳児の死亡率は断トツで低い。

 

 

 

 

 

 

そんな環境は日本の誇りでもあるけど

年々、アレルギー疾患や免疫疾患はどんどん増える。

 

 

 

 

 

 

 

子犬、子猫、赤ちゃんが何でも舐めるのは、

これから生きていくために必要な細菌を腸に入れて、免疫力を高めてるんだと思って

 

 

 

 

 

 

神経質になり過ぎないでやらせてあげて。

 

 

 

 

 

 

 

って言いながらこの時期に投稿するような

記事じゃなかった(笑)

 

失敗してもうたショボーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もありがとう
人間より動物好き獣医

シワ神シワ男

 

 

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