オレは犬猫のエビデンスのない治療もする獣医 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

エビデンスっていう言葉があって

獣医としてもよく使うけど

 

 

 

実際、「エビデンスって何?」って

思ったりしない?

 

 

調べてみるとエビデンスは、

「個別の患者への臨床における

意志決定に役立つ確率論的な

情報」を意味する

 

 

「確率された科学的方法論、臨床疫学

を用いた研究の成果であり、論文として

公表されたものである」

 

 

って書いてあるんだけど

なんだかよくわからん。

 

 

確率論的な情報ということなので

1,000匹に治療して900匹がよくなった

治療は確率的には高くて

 

 

1,000匹に治療して100匹よくなった

治療は確率的には低いね。

 

 

 

そういうデータをたくさん集めて

比較して効果があったという

研究の成果を論文として出して

 

 

それが認められるとその治療には

エビデンスがあるということになるのさ。

 

 

ここまでわかった?

 

 

 

 

研究の成果として論文として出て

こない治療はエビデンスはないんだ。

 

 

となると大学の先生や企業の先生

などの研究してる人たちが

 

 

治療としての論文を出さないと

エビデンスは認められない。

 

 

オレがやってるホモトキシコロジーと言う

治療なんて大学の先生や薬品会社の

企業の研究者は

 

 

そんな治療をまずやらないし

そんな治療の研究もしないし

そんな治療の論文なんて出てくることがない。

 

 

 

そうなるとエビデンスはいつまで

たっても出てくることはなくて、

 

 

エビデンスがない治療ということ

になるんだ。

 

 

だからSNSにホモトキシコロジー

の治療なんかを紹介すると

獣医関係者には叩かれる。

 

 

「そんなエビデンスのない治療して

そんなヤツ獣医じゃねーって」

叩かれる。

 

 

それはおっしゃる通りだと思う。

それに対して反論するつもりもないし、

 

 

エビデンスに基づいた治療をする

のが獣医の役目でもあると思う。

 

 

 

 

エビデンスに基づいた治療には

限界があって、それだけじゃ

どうにもならないこともあって、

 

 

エビデンスに基づいた治療で

限界が来た時に

 

 

「もうできることがありません」

って言うのがイヤなんよ。

 

 

目の前で苦しんでる動物を

少しでもいい状態にして

あげたいんよ。

 

 

エビデンスがない治療でも

食欲が出たり、

歩けるようになったり、

トイレまで行けるようになったり

状態が起こせるようになったり

 

 

なるんだったらやってあげたいんよ。

 

 

「もうやれることがありません」

ってサジを投げたくないんよ。

 

 

「もうやれることがありません」

サジを投げる獣医になるのか

 

 

エビデンスがない治療だけど

動物の状態が少しでもよくなる

ならやる獣医になるのか

 

 

オレがとどっちを選択するかなんよ。

 

 

 

オレは後者がいいと思ってるから

エビデンスがない治療でも動物の

状態がよくなるならやってる。

 

 

「エビデンスがない治療してる

ヤツなんて獣医じゃねー」

って叩かれようがやってる。

 

 

 

 

論文が出てない治療でも効果が

ある治療があるんよ。

 

 

他の国じゃエビデンスがちゃんと

あっても日本じゃ認可が下りないと

エビデンスがないって言われるんよ。

 

 

エビデンスだけの治療じゃ

どうにもならないことがあるんよ。

 

 

 

 

エビデンスに基づいた治療をしてる

先生もいいと思うし、

 

 

エビデンスに基づいた治療と

エビデンスがない治療を両方

やってる先生もいいと思うんよ。

 

 

ダメかなー。

 

 

どっちがいい悪いじゃないと

思うんだけど、

 

 

エビデンスない治療をやってる

飼主さんに向いて

 

 

「そんなの治療じゃない」

「そんな治療おかしい」

「そんなの止めた方がいい」

って言うのはどうかなーって思う。

 

 

直にオレに言われるのはいいけど

飼主さんに言われると言われた

飼主さんは落ち込んで立ち直れなく

なっちゃう。

 

 

飼主さんは動物が病気なので

飼主さんもまいってるところに

追い打ちをかけるように

 

 

「それはおかしい」なんて言われると

反論できる気力がないから

かなり落ち込んじゃうんだよね。

 

 

それは飼主さんに言うことじゃなくて

エビデンスのない治療をしてる

獣医に言うことで

 

 

「そんなエビデンスのない治療をしてる

獣医に私が代わりに電話で言い

聞かせますね」って言って

 

 

 

エビデンスのない治療をやってる

獣医に文句を言って

 

 

飼主さんを責めるのは

やめてもらいたい。

飼主さんは悪くないんよね。

 

 

エビデンスを武器に飼主さんに

暴力をふるうのはやめてほしいなー。

 

 

「その暴力、わしが受けるけ~

わしに言えやコラァ~」って思うな。

 

 

 

今日もありがとう
人間より動物好き獣医

シワ神シワ男

 

 

 

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