西洋医学や現代医療の限界 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

おはようございます。

ふじわら動物病院、藤原です。

 

 

慢性腎臓病の後期ステージⅣになってくると

いよいよ西洋医学や現代医療の限界が

来るんだよね。

 

 

この辺りからエビデンスに基づいた

治療じゃない治療をやっていくこと

になるの。

 

 

当院に健康な時から来院されている

ペットには、中期から後期ぐらいから

エビデンスに基づいた治療じゃない

治療を開始することが多いけど、

 

 

慢性腎臓病で転院してくる

飼主さんの多くは、

後期の慢性腎臓病のことが多いんだ。

 

 

他の病院から転院してくる子は、

西洋医学や現代医療の治療は

一通り治療していることが多いので、

 

 

結局、西洋医学や現代医療の治療では、

限界なんだよね。

 

 

西洋医学や現代医療では、

できることもなく、ただ点滴をしている

ことが多くなっちゃうの。

 

 

後期の慢性腎臓病になってくると

腎臓の値が下がらないから

どんどん点滴をして、

 

 

何とか値を下げようとするけど、

体も限界で点滴しても下がらない。

 

 

それでもできる治療がないので、

点滴をするしかないんだよね。

 

 

どんどん貧血するし、どんどん浮腫に

なってしまって悪循環になっちゃうんだ。

 

 

そうなると状態も悪くなるし、

食欲もなくなっていって、

最終的には亡くなっちゃうんだよね。

 

 

慢性腎臓病が進行すれば

亡くなってしまうんだけど、

もう少しいい状態で最期を

迎えられるようにして

あげたいんだよね。

 

 

いよいよ末期になって、

エビデンスに基づいた治療とか

言ってる場合じゃないんだよね。

 

いかに目の前の苦しんでいるペットを

少しでも楽な状態で、気持ち悪くなく、

嘔吐や下痢をせず、少しでも食欲があって、

動けるようにするためには、

 

 

エビデンスに基づいた治療じゃない

治療でもいいからよくなるんだったら

いいじゃねーと思うんだ。

 

 

実際、東洋医学や自然療法などの

統合医療の治療をすることで、

後期の慢性腎臓病でも状態がよくなって、

 

 

動けるようになったり、

少し食欲が出たりすることも

あるんだよね。

 

 

もちろんすべてではないけど、

できることもある。

 

 

科学的な効果の確証がなくても、

学術的な論文がなくても、

エビデンスに基づいた治療じゃなくても

 

 

苦しんでいるペットが楽になるんだったら、

そんなの関係ねーと思うんだ。

 

 

もちろん、エビデンスに基づいた治療も

大事なので、その治療をするのは

大前提。

 

 

エビデンスがない治療だけで何とか

しようとしなくていい。

 

 

獣医さんそれぞれの考え方があるから、

どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、

エビデンスに基づいた治療の限界を超えたら

 

 

エビデンスに基づいた治療じゃない

治療の選択肢もあっていいじゃないかなーと

思ってるんだー。

 

 

#後期の慢性腎臓病 #西洋医学や現代医療の限界

#東洋医学や自然療法などの統合医療

 

 

人気記事

👑お母さんは評価されないですよね~

👑私がやっている自然療法について

👑ペットも子供も性格があるから同じようにはならない

 

 

記事を読んで「いいね~」と思ったら
お友達にリブログ、シェアしてもらえるとうれしいです。

 

LINE@やってます。

獣医のこばなしを

発信してま~す。

友達登録をお願いします。

  友だち追加数

 

フォローしてくれたら

うれしいです。

フォローしてね…