おはようございます。
ふじわら動物病院、藤原です。
エビデンスの話をしてきましたが、
いろいろ賛否両論だと思います。
どっちがいいとか悪いとか
言いたくなりますが、
そういうことではありません。
それを論争するつもりも毛頭ありません。
先生それぞれの考え方があり、
その考え方に賛同できる獣医さんで
診てもらえればいいと思います。
間違ってもこっちがいいとか
こっちがダメということでは
ないですからね。
と前振りをして、私がやっている
東洋医学や自然療法などの
統合医療の話をしようと思います。
慢性腎臓病の例え話をしたので、
慢性腎臓病の時にどのような
東洋医学や自然療法などの
統合医療をするのかをお話しますね。
私の治療としては、慢性腎臓病の時に
メインの治療となるのが、
ホモトキシコロジーという治療方法です。
ドイツのレッケベーク博士がホメオパシーと
現代医療の統合ができないかということで、
抗ホモトキシン薬剤を開発しました。
カタカナが沢山出てきてわけが
わからないですねー。
どんどんいきますよー。
ホモトキシンというのは人間の体に
負の作用を及ぼす物質になります。
例えばインフルエンザでは、
インフルエンザウイルスが
ホモトキシンです。
人間の体に負の作用を及ぼす物質に
逆らう物質を抗ホモトキシンといいます。
例えば、ヘルパーT細胞から出てくる
サイトカインなどが抗ホモトキシンです。
大丈夫ですかー。
ついてきてますかー。
ヤバイですねー。
人間の体に負の作用を及ぼす物質に
逆らう物質の薬剤が抗ホモトキシン薬剤
になります。
その抗ホモトキシン薬剤を用いた治療を
ホモトキシコロジーといいます。
やばいですねー。
どんどんわけがわからなく
なってきますねー。
わけのわからない話はこのくらいにしておき、
このホモトキシコロジーは慢性腎臓病に
効果があります。
慢性腎臓病ステージⅣで
BUN＞140、Cre 9、P ＞15、PCV 12％、
食欲なし、元気なし、動けないという症例でも、
よくなることもあります。
もちろんダメな時もあります。
魔女が作っている魔法の薬では
ありません。
よくならないこともあります。
100％ではありませんが、諦めることなく
治療をおこなうことで、立てるようになったとか、
食べてくれるようになったということもあります。
エビデンスのない治療方法でもよくなることが
あるので、自分は積極的にホモトキシコロジーを
使って治療をしています。
ホモトキシコロジーで状態がよくなる子が
わりといるんですよねー
今日は、ちょっと学問的な話をしましたので、
まじめに書いてみました
(まるでいつもがまじめじゃないみたいですが・・・)
#賛否両論 #いい悪いではない #ホモトキシコロジー
#抗ホモトキシン薬剤 #ホモトキシコロジーは慢性腎臓病に効果がある
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