富士山のふもとでつづる乳がん日記（乳房再建して第二の人生謳歌中） -2ページ目

富士山のふもとでつづる乳がん日記（乳房再建して第二の人生謳歌中） -2ページ目

ホームピグアメブロ

芸能人ブログ人気ブログ

11Nov
- マンモグラフィーの進化に協力
  こんにちは富士子です。一つ前のブログ記事（乳がん術後4年の定期健診のため先週静岡がんセンターに行った）話の続きです。この日はエコー検査も通常より待ち時間が長かったのですが、その後のマンモグラフィ検査でも待たされました。やっと名前が呼ばれて行ってみるといつもと勝手が違う。いつもは検査着に着替える更衣室にまず案内されるのだけどいきなり検査室に入れられたことと、対応も女性スタッフでなく男性でした。その男性は「乳腺画像診断科の植松です、今日は最初にお話ししたいことがあります」と言いました。乳腺画像診断科の部長である植松医師の存在は病院HPで知っていましたし、多分私の画像もお世話になっていたと思いますが、お目にかかるのは初めてでした。画像診断の医師がお出ましとは、エッ私悪いところ見つかった？と一瞬ドキッとましたが、まだ検査してないのでそんな訳ありません。何だと思ったら、今日撮影した画像を富士フィルムが開発している新しい合成マンモグラフィーのための開発に使わせて欲しいとの事でした。そういうことならどうぞどうぞと二つ返事で同意書にサインしました。その後は女性スタッフにバトンタッチされていつもの流れで健側の左胸を上からと横からの二方向挟んで撮影しました。挟まれるのも痛いのですが、撮影の間息を止めておかないとならないのが大変です。静岡がんセンターのマンモグラフィーの機械は精密に撮影するため、一般的なものより撮影時間が1分程度長いらしいのですが、もうこれ以上息止められませんと言うギブアップ直前でオッケーが出るのですよ。今回の検査結果は18日に聞きに行きます。気にならない訳ではないけど、気を揉んだところで結果が変わる訳でもないので、それまでは考えないようにしてます。さて、私はマンモグラフィーでは腫瘍が発見しにくいと言われる高密度乳房でしたが、運良くマンモで発見できたのです。健康診断で引っかかって再検査に行った専門クリニックでも改めてマンモやりましたが、その画像では腫瘍が写ってなくてエコー検査で確定しました。それだけ乳がんの画像診断は難しいみたいなので、今回の開発が進んで画像診断の精度が上がる事に協力できたらうれしい限りです。
04Nov
- 静がんで定期検診
  こんにちは富士子です。2018年11月に一回目の乳がんの切除手術を受けて早4年。今日は半年毎の定期検診を受けに静岡がんセンターきてます。今日のメニューは血液検査とエコーにプラスして年一回だけ検査するマンモグラフィーもあります。13：30エコーの予定が今日はここで既に30分待ってます。ここまで待つ事珍しい〜。血液検査からエコーに来るまで少し時間があるので、先程まで図書館で漫画読んでましたが、こんなに待つなら借りて来れば良かった。「ミステリーと言うことなかれ」はテレビドラマを観てたけど、ドラマとはちょっと違うので、続きも気になる・・・）。過去記事でも紹介しましたが、静岡がんセンターには図書館があって漫画もあります。２週間まで貸し出しもしてもらえます。今回の検査結果は２週間後に聞きにくるのでその時返せるから、本当に借りて帰ろうかなぁ、そんな事考えていたらやっと名前呼ばれたヨ。
16Oct
- 人間違えで警察から捜索ー同日ほぼ同時刻、同じ場所で同じ内容の交通事故が発生していたという偶然
  こんにちは富士子です。ここのところついてない事多いのでここで愚痴らせてください。派遣で働いているのですが、新規事業がスタートしたばかりで、連日22時までの残業続きです。申請受付業務に関わっているのですが、処理しても処理しても次から次に申し込みが来て追いつかず、お客さまからクレーム続き。派遣だから責任は取らなくてもいい立場なのでそこは気が楽ではあるけど、こんな状況続くとストレスが少しづつ溜まっていくのですね。そんな中12日、明日からパートナーが海外出張なので今日だけは遅く帰る訳には行かないと、この日は残業を一時間で切り上げさせてもらい車を自宅に向け走らせていたのですが、焦りゆえ確認が甘くなったのしょう。交差点の左折専用レーン（信号なし）で交差点を横断しようとする自転車の男子高校生と接触する事故をおこしてしまいました。幸い彼は怪我もしていなくて「大丈夫です」を繰り返し立ち去ろうとしたので、慌てて紙に携帯番号を書いて「何かあったら連絡して」と渡して別れました。翌日木曜日、残業終わって帰宅して携帯見ると、知らない番号から多数の着信とショートメッセージが。その高校生の親からで事故のことで話があるとのこと。でも、もう23時過ぎていてました。その夜はショートメッセージで気付くのが遅くなったことを詫び、翌朝連絡させてもらうことだけを伝え、保険会社に事故の連絡を済ませました。保険会社と連絡したらもう0時過ぎ、翌日に備え早く寝なくてはと思っても、やっぱり怪我してた？むち打ちとか後遺症が出たのかとか気が気でよく眠れませんでした。翌朝電話したところ、高校生はその後も怪我や体調の変化はないけが、通学に使う自転車が壊れて乗れない状態なので直したいとのことでした。怪我をしていたら人身事故になるので警察にも届出の必要があり厄介な事になると保険会社から聞いてましたがその必要もないし、高校生のお父さんも常識的な方で怒ったっりはしてませんでしたので胸を撫で下ろしました。高校生も保険に入っていたので、金曜日のうちに後は保険会社同士での話し合いになり安心してたのですが、なんと今日になって警察から事故のことで話が聴きたいと連絡が来たのです。事故の調査をしていたら近くの防犯カメラの映像に私の車が映ったそうで、ナンバーから調べて連絡してきたのですが、私が車の住所変更してなかったので、その電話はよりにもよって実家にかけられてしまいました。日曜日の今日は隣町に一人で遊びに出かけ、前から行きたかったカフェでランチを楽しんでいたのですが、母が慌てた様子で電話してきて、警察が私から話を聞きたがっているというのです。警察には届出しなくて大丈夫という話になったのになぜ？保険屋同士の話し合いがもつれていて被害者側が気が変わって警察に届けた？だとしても連絡先は伝えてあるのになんで防犯カメラの映像からナンバー割り出されて連絡くるの？？？？すぐ警察にかけたところ、事故当日の12日の20時ごろ、私が事故した場所で車とぶつかったという男子高校生とその親が相手の車を探して欲しいと依頼してきたので、捜索していたというのです。私は相手には自分の連絡を渡してあり、実際その後連絡を取り合って保険屋同士の調整まで話が進んでいると伝えました。すると警察官が被害者が事故相手と連絡を取れたのに警察にその事報告連をしてなかったようですねと言い、相手に確認をしてみますが、私の車の状態も見たいので一度来署してほしいと言うのです。残った料理を慌ててかっこみ、連絡受けた地元警察に向かいました。私は担当の警察官に会うと開口一番で「被害者の○○さんとは連絡と連絡取れましたか」と聞きました。すると驚いた表情で、訴えをしてきた人と名前が違うというのです。その後私が聞いている被害者の父親の名前や電話番号、住所を伝えて再度確認したところ、全くの別人であることが判明。同じ日のほぼ同じ時刻、同じ場所で車と男子高校生がぶつかり、怪我がないが自転車が壊れるという同じような事故があったようだという結論になりました。こんな偶然があるなんてビックリです。私は念のため車と一緒に並んだところを写真に撮られましたが、後はすぐ帰ってよしとなりました。警察署を出てすぐ心配していた母に連絡したほか、私とぶつかった方の高校生のことも気になって念のため彼の父親の携帯にかけてみたのですが、体調に変化もないとのこと。自転車が治るまでの間不便をかけるお詫びに伺いたいと伝えてみたものの、それには及ばないと言われて、午前中まで出かけていた隣町まで出直す気にもなれず、こうしてブログ書いている次第です。捜査は振り出しに戻り防犯カメラの映像を私の事故の前の時間帯でまた見返してみるそうで、警察の人も気の毒ですが、私も踏んだり蹴ったりです。事故を起こしてことは事実だし、それは良くないことですが、その後の対応はしっかりやっています。なんでこんな目に遭うのだろう、お祓いでも行こうかしら。まぁ、とにかく気を取り直して明日からの激務に備えます。愚痴につきあって取り止めにない記事を読んでくだだった方ありがとうございました。写真は今日のランチ味わって食べられなくて残念でした。
23Sep
- 【術後経過写真有】乳房再建手術から3年経ちました
  長らくご無沙汰しておりました、富士子です。早いもので先日の19日で、静岡がんセンターで乳房再建（お腹の肉を移植した自家再建）から丸3年経ちました。経過も良好なので3年も経つと「がん」の事も考えるす事もなく暮らしています。今年は8月2日の「告知記念日」も思い出す事なく過ぎてました。8月12日には半年毎の定期健診の結果を聞きに病院に行ったのに、その時の事もブログに書かなくてはと思いつつできてなかったので今ご報告させていただくと・・・検査結果は全て異常なし。今年4月に子宮筋腫手術で子宮＋卵巣摘出し閉経したので初めて骨粗しょう症の検査も受けたのですが、同年代女性の平均値よりは低めだけど問題ない範囲でした。閉経に合わせてホルモン剤がアナストロゾールになったけど、副作用の関節の痛みも特にありません。本当にありがたいです。さて、突然ですが、再建3周年を記念して胸とお腹の傷を公開しましょう！再建したのは右胸です。お腹の臍下を横に大きく切っており弓なりに手術跡が残ってますが、パンツはいてしまえば隠れます（写真撮影時はパンツ下にずらしてます）。その傷跡の下に3箇所ポチと子宮筋腫腹腔鏡手術の跡が確認できます。どちらの傷跡もそれほど目立たないので気にしてません。それより更年期太りでお腹周りが成長するも傷跡は伸びないのでその上のボコッと出始めたお肉の方が気になる今日この頃です（写真は姿勢正しくしてるので「乗っかり腹」が余り目立ちませんがスゴイんです）肝心の胸ですが、「お腹から採取できた肉が少なくて右胸が左胸より小さくなってる」と術後Dr.から説明を受けました。実際に一回り小さいですし、形も同じにはできてないのです。でも満足してます。そもそも再建した理由が胸にパット入れたり、それがずれてないかとか気にしながら生活するのも面倒だから再建したので、服を着てしまえばわからないのは問題ありません。パットが不要になればいいと思っていたので当初乳頭乳輪再建までは考えてなかったのですが、乳首のない胸はのっぺらぼうの顔のようで間抜けなので再建しました。乳房再建の3ヶ月後に胸の先端に肉をカットして立ち上げて縫い上げる形で乳頭を作り、その後に医療タトゥーで乳頭の色付けして乳輪も作りました。乳頭は今は潰れて平らになってしまいました。最初の頃は自分の取り扱いが悪いからせっかく作った乳頭が潰れてしまったのかと気にしてましたが、乳頭再建のオンラインセミナーを受講してこれは再建した乳頭の宿命のようなものだと知ってからは諦めもつきました。医療タトゥーで乳論を作ってからもう時期2年になり色もだいぶ薄くなっていますが、それでもないよりかはマシです。今、唯一気にしているいることといえば右胸の乳首の横にできた色素沈着です。術後4〜5ヶ月過ぎたころから色素沈着が現れました。移植した肉が馴染むまでの間に汗の発汗がうまく機能しなかったことが原因として考えられるようです。病院で塗薬を処方されたのですが、めんどくさがり屋でちゃんと塗ってませんでした。でも今や再建した乳輪のタトゥーの色が落ちてきて、色素沈着に場所が乳首の横なのでそっちの方が目立って、ぱっと見で乳首のように見えてしまうように・・・。それで以前よりは真面目に薬を塗っていますが、忘れてしまう事も多くなかなか消えません（服を着ればわからない部分なので実際には困ってないから忘れちゃうにだと思います）色素沈着のある右側こんなわけで再建手術やできた胸や傷跡については、95%満足しております。身体のことだけでなく、今の暮らしにも満足してます。3年前には今の自分が想像できませんでした。この境地にたどり着けたのも「がん」を経験してありきたりの日常のありがたさに気づけたからだです。その事は次回書いてみたいのですが、更新はいつになるやらです。病気になってから「頑張らない」「今を楽しみ、明日でもいい事はやらない」をモットーにしているので、お許しください。
30Jun
- 夏越しの大祓
  こんにちは富士子です。子宮筋腫の手術を受けるため派遣の仕事を延長せずに3月末で退職してから3ヶ月。術後の経過や回復ぶりは素晴らしかったのに就職活動は苦戦してましたが、ようやく昨日仕事が決まり7月から前とは違う派遣会社で働くことになりました。派遣先は甲府駅の近くで、住所で言うと甲府市丸の内。と言うわけで富士子丸の内OLになります（笑）。自宅から甲府駅までは空いていれば車で20分で行けるのですが、朝のラッシュだとどれぐらいかかるかわからないので、今朝試しに現地まで車を運転して行ってみました。始業時間がそれほど早くないのでひどい通勤ラッシュには巻き込まれなくてすみそうでひと安心です。せっかく甲府駅近くに出てきたので真っ直ぐ帰るのももったいない。今日は一年がちょうど半分終わった夏越しの大祓の日であるのを思い出し、武田神社にお参りして茅の輪くぐりしてきましたよ。昨年12月に山梨県に引っ越してきてすぐ働き始め、同時に子宮筋腫による不調で手術を受けることが決まりバタバタしていたので、この3ヶ月のんびりできたのはよかったですが、50歳にもなると転職はなかなか簡単にはいかず、焦ってここ1ヶ月は落ち着かない日々を過ごしてました。私が一番キャリアに長い仕事はインテリアコーディネーターなのでそれを活かせばこんなに職探しに苦労しなかったかもしれませんが、顧客打ち合わせの入る土日勤務は必須です。土日休みのパートナーと一緒にいる時間を大切にしたいのでそれは選びませんでした。4年前にがんになる前は仕事最優先の生き方でしたが、これからはワークライフバランスを大切にしていきたいと思ってます。でもこれも難しいですね、ゆとりを重視すると必要な額稼ぐのが難しくなったり・・・。今回も仕事も派遣なのでいつまで働けるか懸念もあるけど、先々のことを考えすぎるのも良くないので（この事もがんになって学んだ事です）、四の五の言わず働いて日銭を稼ぐ事にしました。働かないでいることの後ろめたさや貯金が減ることの不安でここのところいたたまれなかったのが正直なところです。失業保険も10月まで貰えるのだからもっとドーンと構えてればと思ったけど、それができない小心者。変な話なんですが、一番心穏やかで幸せな日々を送っていたのは乳がんや再建手術での３回にわたる入院中かもしれません。その時の方が貯金額とか先の見えなさは今より深刻だったのですけどね。あの頃は生きてるだけで丸儲けと言う気持ちが強くて当たり前の日常に深く感謝できたのと、入院してるから今は働けなくても仕方ないとあきらめがついたのです。だからサレンダーして流れに身を任せることも出来ました。それで割り切って病院ライフを堪能しデイルームで患者仲間と女子会三昧して「今を楽しむ」事ができていたんだと思います。今を楽しむ事を大事にこれからの日々を送っていきたい・・・神社境内の木陰で茅の輪くぐりする人たちを見ながらそんな事あれこれ考えてました。
27Jun
- 子宮筋腫の結果観察終了
  子宮筋腫による腹部圧迫や頻尿、突然やって来る謎の微熱などの体調不良を解決すべく、4月5日山梨大学医学部附属病院で腹腔鏡手術を受け、子宮＋卵巣＋卵管を摘出した富士子です。今日は術後3ヶ月の検診で山梨医大病院に行ってきました。内診の結果、膣の先端（子宮をとったあと縫って塞いだ）も完全にくっついているということで、今回のオペに関する経過観察終了となりました。先生に「今は更年期障害も特にないけれど今後困った症状が出たらまたこちらで診てもらえますか？」と質問したところ、「それは地域のクリニックでお願いします」とキッパリ言われました。術後半月の検診時に頻尿が解消されないと訴えた時もそれは町の泌尿器科でと言われたので、想定内の答えでしたけどね。今日は山梨医大病院の帰りに、その頻尿を診てもらっている泌尿器科にも行きました。薬を1ヶ月半飲んだところトイレの回数も減って困らなくなってきており、こちらも終了となりました。というわけで本日で子宮筋腫関連の通院は終わった事になります。手術をしてから謎の微熱も出なくなり、頻尿も解消され万々歳です。私は乳がんサバイバーでがんのエサになる女性ホルモンを薬で抑える治療をしているため、子宮と一緒に卵巣も摘出しました。だからどんな更年期障害が出るか心配だったのですが、今のところ特になくて胸を撫で下ろしてます。今一番困っているのは体調より仕事がなかなか見つからない事。この手術のため派遣の更新せずに退職しました。今度は派遣でない仕事に就きたいと思っていたのですが、なかなかご縁がなく無職になってもうすぐ3ヶ月になるので、もう派遣でもいいからそろそろ働かないと焦ってます。今エントリーしている派遣の仕事がいい感触なので社内審査通って決まって欲しいです。山梨医大病院のスタバ病院玄関を出たのが昼の一番暑い時間帯だった事もあり、あまりの暑さに引き寄せられるように入ってしました。今年初のフラペチーノです。
04Jun
- 5月20日静がん形成外科受診
  5月20日静岡がんセンターの受診について乳腺外科の事はすでに書いてますが、形成外科外科の事はまだでしたので報告します。お腹の肉を移植した乳房自家再建をしたのが2019年9月なのでもうすぐ3年になります。今は乳腺外科に半年毎の診察に合わせて経過を見せに行っています。この日は今まで再建した人のデータをまとめているとかで、色々質問を受けたり、上半身の写真をさまざまな角度から撮られたりしました。最初の質問が再建手術を受けた時と今の体重でした。当時から4キロちょっと増えています。4キロではそれほど増えてないと思うかもしれませんが、お腹周りは着実に成長して当時履けていたボトムスのウエストことごとく閉まらなくなって買い替えているのです。そんな腹周りの成長振りに思いをめぐらしながら受けた次の質問が「当時と今の下着のサイズを教えて下さい」でした。だからパンツのことだと思い込んで「MからLに代わりました」と伝えたら先生「Mカップ？？？」とポカンとした顔してる・・・私もカップと聞いてブラのこととやっと理解して慌てて訂正する一幕がありました。私の勘違いもいかがなものだけど、先生も下着なんて言わずにブラと言えばいいのにと思いませんか？さて再建後の胸の経過は順調でこの日もキレイですねと言われました。ただ先生から指摘を受けたのが胸の外側のにある色素沈着です。皮脂分泌が手術してしばらくはまだうまく出来なかった時にかぶれ、それがキレイに治らなかったのが原因です。実はかぶれが出来てから診察に行くたびに塗り薬出されていたのですが、面倒でちゃんとつけてませんでした。再建した目的はパットを入れなくても済むのが一番の目的だったので、形がしっかり出来ていれば、胸の一部に色素沈着あっても支障はないので実はあまり気にしてませんでした。ただ最近、刺青で色を入れた乳首が色が落ちてきたこともあり、先生に「ぱっと見でこっちの方が乳首みたいに見えますよ」と言われてしまいました。「せっかく形はキレイな胸が出来たのだからもったいないですよ。薬ちゃんと塗って見た目もキレイにしましょう」と諭され処方箋もらいました。私が気にしてないならいいじゃんと思ってましたが反省し、一生懸命キレイな胸を作ってくれた先生たちのためにも心入れ替えて薬塗ります。
29May
- 善光寺ご開帳行って来ました
  5月28日、善光寺ご開帳に行って来ました。朝6時半に出発して9時前に到着しましたが、その時点もうすでに回向柱の前には長い列が・・・。でもこの時はまだ30分ぐらい待てば柱に触れたのですが、その後お参り終わって境内の外に出たら参道にずらり長〜い列が出来てました。善光寺ご開帳とは本尊の身代わりとされる「前立（まえだち）本尊」と呼ばれる仏像を数えで7年に1度公開する行事。回向柱（えこうばしら）から伸びている紐は本堂の前立本尊の指に結ばれておりこの柱を触ると阿弥陀如来とのご縁が結ばれると言われています。前回、2015年の際には過去最高の707万人が訪れたそうです。本来なら昨年開催年だったのですが、コロナの影響で一年延期され今年の開催になりました。私は前回2015年のご開帳もお参りしてます。もともと寺社仏閣巡り好きなのもありましたが、あの頃はやっていた会社経営が行き詰まり出した頃で神頼み（正確には仏頼み）をしに静岡からはるばる5時間ひとりで車を運転して行きました。今は山梨在住なので半分の時間でしかも彼が運転してくれたので楽チンでした。前回のご開帳から8年間で私の人生も大きく変わりました。会社は結局たたむことになりましたが、今はそれで良かったと思ってます。会社たたんだ直後にがんも見つかってこの先どうなるのだろうかと思った事もあったけど、幸い初期の乳がんで保険を使って乳房再建までできて、今のパートナーと出会えて幸せに暮らしてます。これらも前回のご開帳のご利益だと思ってそのお礼してきました。
26May
- ホルモン剤がアナストロゾールに変わりました
  乳がんサバイバーで、先月5日に子宮筋腫腹腔鏡手術を受けた富士子です。5月20日に乳がん術後3年半の定期検診結果を聞きに静岡がんセンターに行ってきました。この日、乳腺外科の担当医林先生はお休みで別の先生の診察となりました。半年ぶりに会えるの楽しみにしていたのでちょっと残念でした。今回の代わりの先生はデイルーム女子会メンバーのYさんの担当医でした。実はこの前日までYさん宅でお泊まり会がありまして、そこでこの先生の話をモノマネ付きでタップリ聞いていたので、診察中それを思い出してしまって笑い堪えるの大変でした。さてここからが本題❗️検査結果は問題無しでしたが、先月子宮筋腫のオペで卵巣も摘出して閉経になったことでホルモン剤がタモキシフェンからアリミデックス（一般名アナストロゾール）に代わりました。閉経前は卵巣からエストロゲンが分泌されますが、閉経すると副腎から分泌されるホルモンが体内でエストロゲンに作り変えるられるので、その作り替えを防ぐ薬にするらしいです。もらった冊子に書いてました。↓ ↓ ↓ ↓ ↓先日の子宮筋腫のオペ以来、卵巣を採ったらもう女性ホルモンが出ないと思い込んでましたが、卵巣なくても体内で作られるとは初めて知りました。とは言えその生成を薬で防ぐ事になるので、更年期障害に気をつけなければならない事は変わらないのですけどね。この薬の副作用としては関節の痛みとかがあるようです。薬の説明冊子ともに骨粗しょう症予防の冊子ももらいまして、次回3ヶ月後に来院した骨密度検査もする事になりました。先月の子宮筋腫腹腔鏡手術前に血栓防止のためタモキシフェンをしばらくお休みしていた事もあってまだ50錠余残ってます。それを飲み切ってから新しい薬を始めればいいと言われていたのですが、早速飲み始めました。タモキシフェンを飲み始めた時にホルモン剤の副作用は3ヶ月ぐらいして出てくると聞いた事があります。残っている薬を飲み切ってから変えたら、次回3ヶ月後に病院に行くまでの間に1ヶ月ちょっとしかアナストロゾール飲んでない事になってしまうので、きっちり3ヶ月間飲んだ状態で骨密度測定や診察を受けたかったからです。それと万が一すぐ副作用が出た場合、今なら働いてないので調子悪ければ家で休めます。今のうちに身体を慣らしておきたかったというのもあります。この日は乳腺外科の後形成外科も受診したのですが、その事はまた後日！今日はこの後、先日頻尿を相談に行った泌尿器科に行ってきます。3月末からここのところ色んな病院に行っているなと我ながら思います。
12May
- 頻尿治らず泌尿器クリニックへ
  4月5日に山梨大学で子宮筋腫腹腔鏡手術（子宮＋卵巣＋卵管摘出）を受けた富士子です。術後5日で退院しその後も出血もほとんどなく、時々お腹が痛む事もあったけど退院したその足で花見に行けてしまう元気さで、術後の回復ぶりは優等生だと思います。でも子宮筋腫を取るに至った主原因はまだ改善してません。大量出血や貧血で困って手術する方多いのですが、私の場合は筋腫のあった場所が子宮壁の中だった事もあって出血も多くなく貧血にもなったこともありません。最も困っていたのは腹部圧迫感と頻尿でした。頻尿が改善してないことは4月22日の術後初外来で相談したのですが、長年子宮に圧迫され続けてきた膀胱が元の大きさに戻るまで時間かかるから1ヶ月ぐらいは様子見るようにとのことでした。で、1ヶ月経ったのですが、未だに一日の排尿回数が15〜６回あり（就寝中は３回）、しかも最近では尿意を感じてトイレに行ってもかなりいきまないと出ないので、手術前よりも状態がよくないです。それでネットで近隣の泌尿器科を調べ医師の説明の説明がしっかりしてるとの口コミが多かったクリニックに行ってきました。初老の男性医師は気さくな方でした。私が1ヶ月前に山梨医大病院で子宮筋腫腹腔鏡手術を受けたこと伝えると、「開業前はそこで働いていたんだよ、主治医の先生誰だった？　今はもう上の人しか知ってる人いないけどね」と話が弾み、色んな気になる事を伝えることが出来ました。子宮の近くに膀胱、卵巣の横を卵管が通っているので手術の影響で癒着を起こすと尿が出にくくなるそうで、医大病院の泌尿器科にいる時は婦人科の医師からそういう患者の相談も受けていた聞き、このクリニックを選んでよかったと思いました。エコー検査で腹部（膀胱）と背中（腎臓）を調べた映像を見せながら丁寧に説明してくれましたが、手術による影響は考えられないそうで、薬を処方して症状が改善するか様子を見ることになりました。術後の内臓の傷の治りをよくする薬、過活動膀胱の薬、下腹部の血流をよくする漢方と3種類が出されましたが、一つひとつの薬についてもパソコン画面に資料を出して効能を説明してくれました。医者から薬の説明こんな丁寧に受けたの初めてです。最後にエコー画像と検査結果を「医大病院に今後行った時に私の名前出してこの結果みせてもいいからね」と渡されました。これらの一連の対応には感動しました。本当は医大病院で頻尿についても親身に相談に乗ってもらいたかったのです。術後初外来時に1ヶ月経っても症状改善しなければどうすればいいか尋ねたら「泌尿器科に行ってください」と言われ、手術の外科的な経過しかここでは診る気がないのだなとあきらめてしまいました。もちろん婦人科の医師が診る限界があるのはわかっていたけど総合病院なので「その時は泌尿器科に回してみてもらいますのでまた来てください」とか言ってもらえないか淡い期待を抱いてました。院内紹介状を出してと、この時食い下がればよかったのかもしれないけど、気持ち的にガッカリして、混んでいる医大病院に通うよりクリニックの方がいいかと考えてやめました。結論から言うとそれでよかったですけどね。頻尿の原因もまだ確定せず薬で改善するかはまだ未知数ですが、今日は手術の悪影響が出てないことはハッキリして安心できたし、何より説明がしっかりして丁寧に診察してくれるクリニックが近所に見つかった嬉しさで気持ち的には晴れ晴れしてます。
06May
- 術後1ヶ月入浴解禁で温泉に
  おはようございます富士子です。4月5日に山梨大学医学部附属病院で子宮筋腫腹腔鏡手術（子宮＋卵巣＋卵管）を手術したので、昨日5月5日でちょうど1ヶ月経ちました。術後1ヶ月間は入浴禁止されシャワーでしたが、昨日で解禁となりました。せっかくのGWなのでドライブがてら早川町にある奈良田の里温泉に行って来ました。ここ山梨で一番好きな温泉なんです。自宅からは一時間半チョットで、少し遠いのですが、トロトロのお湯がたまらないのです。何年か前の温泉グランプリのトロ湯部門で第3位にも選ばれている様です。休憩室を利用して昼食を挟んで2回入ったのですが、ぬる湯なので2回とも一時間近く入りました。先日腰痛で針灸院に行ったのですが、身体の冷えを指摘されました。外科手術をすると身体が冷えるそうなんですって。そんな事もあったので意図的に長湯しました。ここの温泉が好きな理由はトロ湯のほかに自然豊かで鄙びたロケーションがいいのです。休憩室から見える眺め。昨日は休憩室も貸し切り状態でお風呂入ってご飯食べてゴロゴロしてまた風呂とのんびりしてきました。
28Apr
- 病院の図書館で自習中？
  こんにちは富士子です。本日は乳がん半年毎の定期検診で静岡がんセンターに来てます。３週間ほど前に子宮筋腫腹腔鏡手術を受けた山梨大学医学部附属病院の方に最近では行く機会が多かったのですが、やっぱり「静がん」の方が患者歴と入院日数が長いのでマイホーム感があります。今回は術後3・5年の検査で項目はエコーと血液検査。新年度ということで新人さんが先輩と組んでエコーを担当してました。だから通常よりも時間かかったのですが、本日の検査予約が8：30の早い時間だったので10時前には会計も含めて全て終了しました。今日は静岡がんセンター近くにある行きつけの美容院の予約が11：30に入れているため、病院内の図書館で時間調整してます。この図書館には病気の本が置いてあるほか、同院の医師や看護師のまとめたさまざまなな資料があります。３週間前に子宮＋卵巣＋卵管を取りましたので、オペ内容的には子宮がんと同じだろうと、術後の生活の注意点などが書かれている冊子や気になる頻尿についての本を観てます。そしたら「子宮がんの治療と日常生活」という冊子の中にこんなの見つけました。富士子が入院中に盛んに参加していたデイルーム女子会のことが出ていたのです。「患者さん同士の素晴らしい自助作用」と書かれているけど本当そうです。今はコロナで病院に来ても病棟入れずデイルームにも行けないのが寂しいですが、来月一部メンバーとのお泊まり会の計画も出ているので、それを楽しみにしてます。そろそろ病院から美容院に移動します。「びょういん」と「びよういん」ひらがなにすると「よ」が大きいか小さいかの違いなんだよね（笑）最近では静岡がんセンターと美容院をセットで行くのが定番になってます。
27Apr
- 術後３週間目の腹痛は動きすぎ？精神的なもの？
  4月5日に山梨大学医学部附属病院で子宮筋腫腹腔鏡手術（子宮＋卵巣＋卵管摘出）した富士子です。昨日26 日で術後まる３週間でした。順調に回復してたハズなんですが、昨晩はお腹がシクシク痛み、少し熱っぽく夕食後すぐに休みました。ただいま実家におります。明日静岡がんセンターで定期検診のため25日に帰省しましたが、帰ってきてから調子よくないのです。この前の週末に動き周りすぎたり、帰省のための2時間弱車の運転が身体に響いたのかもしれないけど、実家の空気が非常に重く気が滅入っているので、精神的なものもあるかもしれません。父の暴言や被害妄想がひどくなってました。最近では家族だけでなく親戚やよその人にも迷惑かけるようになっている様で、昨日は母と一緒に地域包括支援センターに相談に行ってきました。父はもともと暴言や被害者意識がありますが、その傾向が強まっているのは痴呆も入ってきているかもしれないですし、年相応に身体は弱ってきている事は事実だから介護保険の認定を受けた方がいいと前から言ってきたのですが、母は「こういう性格の人だから」「私が我慢すればいいから」とずっと後ろ向きでした。父が介護認定を受ける気になるか、認定されたところでサービスを使うかは分かりませんが、いざという時に相談できるところとつながっておく事は大切だと考え、昨日は母を説き伏せて相談に連れて行ったのです。相談員の方は父の様子を聞き身体の具合からもなんらかの認定つくと思うし、母の負担を減らし気が休まる時間を作るためにもデイサービスの利用をすすめてくれました。かかりつけ医にも協力してもらって父に認定を受ける事をうまく勧めてもらった方がいいとのアドバイスを受けたので、来月初旬にかかりつけ医の定期検診を２人で受けに行った際に先生に相談してみると母は言ってますが、その場には私は同席できないのでどうなることか。母は話したり希望を伝える事に苦手意識が強いので、また後ろ向きになって相談して来なかったとならなければいいのですが。そんな父のことでいっぱいいっぱいの母に、私は術後の体調のことや再就職先が見つかるか心配されていて余計に辛いです。
23Apr
- 退院後初外来で聞いた驚きの傷跡ケア？
  4月5日山梨大学医学部附属病院で子宮筋腫腹腔鏡手術（子宮＋卵巣＋卵管摘出）を受けた富士子です。昨日退院後初外来に行ってきました。摘出した子宮の写真見せてもらいましたが、切り刻まれて出されていたので全容は分からなかったです。重さ800グラムあったそうで、Drも結構な大きさですねと言ってました。（ネットで調べたところ通常の子宮の重さは40グラムだそうで、という事は20倍ですね）病理の結果も特に問題なし術後の経過も良いということで次回の予約を2ヶ月後に入れて診察が終了しそうになったので、ちょっと待った〜と、気になる事や今後の生活で気をつけることを色々聞いてきました。⭐️改善しない頻尿（一日15〜6回）は様子見で圧迫していた子宮が無くなってもすぐには膀胱の大きさが変わらないので、もう少し様子みて、それでも改善しなければ他の原因もあるので泌尿器科を受診してとのこと。⭐️入浴は1ヶ月後から初外来まではシャワー浴で言われていたので、今日から浴槽に入るのが解禁かと思って聞いたら術後1ヶ月からと言われガッカリ。もう暖かくなってきたので家ではシャワーでいいのだけど、温泉に行きたいのです（山梨はそこかしこに温泉があってそれら巡るのが今一番の楽しみ）。ちなみに家の風呂は1ヶ月後から良いけど温泉（公共の湯）はもう少し先と言われたら嫌だなと恐れてましたが、そんな話にはならなかったので1ヶ月経ったら温泉行きます。⭐️飲酒問題なし⭐️性交は3〜6ヶ月後までNG子宮摘出したので膣の奥の部分を縫ってあるので、ここが炎症起こしたりせずにちゃんとくっつく為に控えてくださいとの事でした。さて、Drからこのあとこの日私が一番驚いたアドバイスがこれ↓↓↓傷口に貼るテープはセロハンテープでもいい手術後傷跡に貼られていたテープは昨日の外来時の状況はの半分が剥がれ、まだ張り付いているものも剥がれるのは時間の問題でした。同じ手術をした方のブログを拝見すると、剥がれた後も自分でテープを貼ってケアしてる人も多く、また貼っている傷痕ケア商品もさまざま名前が挙がっていたので、この後も何か貼ってケアを続けた方が良いか質問しました。Dr:貼った方がいいですね（即答）富士子：何を貼れば良いですか？アトファインとかでしょうか？Dr:何でもいいですよ富士子：えっ（戸惑いながら）絆創膏でもいいですか？Dr:はい、セロハンテープでもいいです富士子: ・・・（絶句）よくよく話を聞くと、テープを貼るのは、傷口が動いた時に引っ張られない様に固定しておく為なので、固定できてテープかぶれ起こさなければ何でもいいそうなんですね。乳房再建の時に使っていたテープがまだ残っていたのを貼ってみようと思いますが、質問したから「貼った方がいい」と返答がきたという事はい必須ケアではない（貼らないよりかは貼った方がいいというレベル）なら、めんどくさがり屋の富士子やらない可能性高そうです。だって開腹手術でお腹バッサリ切る覚悟だったのが腹腔鏡手術で小さな傷口になっただけでもうラッキーと満足してますからね。それにしてもセロハンテープって極論だなそれなら貼らない方が肌にいいような気がしますけどね。
21Apr
- 山梨医大病院の西病棟②共有部分編
  4月5日山梨大学医学部附属病院で子宮筋腫腹腔鏡手術を受け、同院西病棟で５泊6日の入院生活を経験した富士子です。一つ前の記事で西病棟の病室（差額なしの４人部屋）の事を書いたので、今回は共有部分のことを紹介します。４人部屋部屋には洗面台がついてます。トイレは部屋から出て廊下側から入りますが、部屋の入り口の隣にあって、数的には4人で一つあてがわられています。※部屋の様子を退院してから思い出して書いた間取り図をご参照ください。シャワールームはフロアに一つあります。入り口のホワイトボードに30分ごとの区画があってそこに名前書いて予約します。入室時には入り口にあるタイマーに15分セットして入るルールで、安全確認ため15分経つと看護師がドアをノックしにやってきます。シャワーを浴びてたらノックの音が聞こえないかもと思って15分までには終えて脱衣所に戻るようにしたので少し慌しかったです。脱衣所にドライヤーもありました。いざ使おうとしたらコンセントが見つからなくて探し回りました。洗面ボウルの下の壁にあったのですが、これは見つけ難いと思いました。もしこれからここのシャワールーム使う人は慌てず洗面台の下除いてください。コインランドリーもフロアに一つあります。今回はパジャマレンタルした事もあって使いませんでした。デイルームはコロナ禍という事で飲食歓談ができず、電話する人や入退待ちや退院のお迎え待ちの人の姿しか見かけませんでした。ここには自販機とテレビ、電子レンジがあります。あと身長と体重を測る機械もあります。入院患者は毎週月曜日の朝ここに来て測定することになっているそうですが、私は一週間入院してしてなかったので入院時に測定されたのみでした。お湯が欲しい時はナースステーションのカウンターに電気ポットが置いてあるのでそれを使えます。なお食事の時は看護師や看護助手がお茶の入ったポットを持って部屋を巡ってコップに入れてくれます。テレビや冷蔵庫、ランドリーを利用するためのカード（1枚2千円）はエレベーターホールで売られています。隣にはマスクの自販機もあります。エレベーターホールと病棟の間には自動ドアがあります。この前まで家族は付き添いや荷物の受け渡し荷物来ることができます。ここを開けてもらう時はインターフォンでお願いしないとなりません。売店に行って帰ってきた時もここをピンポンするわけです。それ以外に同じフロアにあったのが、医師から説明聞く部屋と婦人科の診察台の診察室。診察の時は外来の産婦人科まで行くのかな？と思っていましたが、同じフロアにありました。だから売店以外は病棟フロアだけで入院生活完結できます。その売店の事はまた次回紹介したいと思います。余談2日前にコロナワクチン接種3回目を受けました（3回ともファイザー）。腕に鈍い痛みと少しの怠さがありましたが、熱も出ず元気に過ごしております。
18Apr
- 山梨医大病院の西病棟①病室編
  p4月5日山梨大学医学部附属病院で子宮筋腫腹腔鏡手術をして本日で2週間の富士子です。今日は５泊6日入院生活を送った西病棟の2階フロアの病室を紹介します。西病棟は新しくてとてもキレイでした。調べたところ2年前ほど前に完成したばかりで山梨医大病院の中でも最も新しい病棟のようです。　西病棟2階フロアは産婦人科でもお産をしない子宮筋腫オペなどの患者が入院しますが、その他にも放射線科、第二内科、RI治療病室も入っています。静岡がんセンター（以降「静がん」と略）の女性専用フロアに慣れすぎてしまった富士子なので、最初同じフロアに男性もいた事にビックリしましたが、当然ですが部屋は男女別です。私が入ったのは差額なし４人部屋。「静がん」は差額なし部屋でも２人定員だったので、4人部屋だと狭くてキャリーバックが邪魔になるかもと心配していたのですが、全くの杞憂でした。一人分のエリアは「静がん」と遜色ないスペースが確保されてます。しかもとなりのベッドとの間がカーテンでなくて収納家具で間仕切られているので、プライベート性が高くて収納力もバッチリです。最新の病棟はスゴイと感動しました。病室の様子を思い出しながら間取り図書いてみました。私は最初ナースステーションの近くの部屋にいて術後2日目で様子が安定してきた時に奥の部屋に引っ越ししましたが、2回とも廊下側でした。間仕切り家具は天井から4〜50センチ空いているので廊下側のベッドでも閉塞感はないよう工夫はされているのですが、外の景色が全く見えないのは寂しいです。「静がん」や今まで入院したほかの病院は部屋の入り口正面に窓があったのですが、ここは壁なんです（間取り図参照）。それに窓側の人がカーテンを開けててくれれば外の景色も見えたり、お話も出来ましたが、そういうのは期待できません。相部屋でもプライベートを保てる分、患者同士の交流はしにくいでしょう。山梨県に引っ越したばかりで知り合いもいないので「静がん」の時のように病院友ができないかなと抱いていた淡〜い期待は儚く消えていきました。窓側のベッドの様子や外の風景が気になっていたので、お隣さんが退院した後に覗きに行ってしまいました。2階なのであまり眺めは良くないのですが、駐車場の向こうに桜が咲いているのが見えます。看護師さんから聞いた話ではこの桜が散ると花水木の花が咲くのですって。私は「静がん」の部屋や施設の充実ぶり（広い庭があって最上階には展望風呂もある）からリゾートホテルみたいだと感じていましたが、するとこちらはシティーホテルという感じでしょうかね？病棟の共有部分についてはまた改めて記事にしようと思います。今日はこれからコロナワクチンの3回目接種に行ってきます。退院時にDrにワクチンいつ打って良いか聞いたら1〜2週間経てば問題ないと言われました。これは手術日からなのか退院日からなのか？ですが、どちらにしても今日で一週間は経っているので近所のクリニックで予約とりました。
16Apr
- 入院手術のお値段
  おはようございます富士子です。子宮筋腫腹腔鏡手術（子宮＋卵巣＋卵管摘出）で山梨大学医学部附属病院に５泊6日の入院をしたのですが、退院日が土曜日でお支払いが出来なかったので昨日行ってきました。私が支払った額は62,716円でしたが、総医療費はジャジャン916,716円の100万円弱でございます。通常の医療費の支払いだと30%の自己負担ですが、それでも30万円チョットするわけです。しかし今回は高額医療の限度額認定証を取得して提示しておいたので、限度額以上はバッサリ切り捨ててもらえ、それに食事の自己負担分とパジャマレンタル代がついて支払額62,716円となっています。限度額認定証本当にありがたいですが、今回退職直後の入院となりひょっとして健康保険証の発行すら間に合わないかもとなって冷や汗をかきました。そしたら一旦100万円近い総医療額を払わないとなりませんから・・・。このことはまた改めてブログに書きたいと思っています。さて入院費のお支払は退院後初外来（4月22日）でよいと言われていたのですが、その前に納めに行ったのは医療保険の申請を早くしたかったからです。乳がんや乳房再建手術での申請時は診断書が必須でしたが、今回は自分で記入した入院手術説明書と領収書のコピーでオッケー👌でした。それだけ子宮筋腫の手術はありふれているのかなと思いました。診断書を書いてもらう費用がかからないのは嬉しいのですが、自分で書く書類の記入がよく分からなかったり、領収書のコピーが明細書まで必要なのに最初の一枚しか取ってなくて、再びコンビニに行くハメになり苦労しました。なんとかポスト投函したののーで、書類に問題なければ、手術給付金20万円と1日1万円の入院給付金6万円の合計26万円が振り込まれるハズです。
14Apr
- コロナ禍での入院でよかった事
  4月5日山梨大学医学部附属病院で腹腔鏡手術（子宮＋卵巣＋卵管摘出）を受け、５泊6日の入院生活を経験した富士子です。さて、引っ越しを始めいろんな流れの中で結局山梨医大で手術を受けたのですが、実家のある静岡県富士市の病院で受けるかどうするかは迷っていました。通院を考えれば山梨医大なんですが、術前説明や手術時の立ち会いのことを考えると躊躇してました。私としては1人で術前説明を聞くことも、オペ時に誰も来なくても全然平気です。しかし全身麻酔出のオペ中何かあった場合本人に意思確認できないので家族の立ち会いが求められ、2018年〜19年にかけての静岡がんセンターでの乳がんや再建手術の時は母や妹に来てもらいました。今回パートナーは立ち会うつもりでいたようですが、まだ籍入れてない内縁状態なので立ち会いが認められなかったら、また母親か妹にはるばるきてもらわないとならないからです。手術日が決まった時に外来でこの事情を伝え、立ち会いの有無を確認したところ、コロナのため病棟に人を入れたくないのでオペ時の立ち会いは不要で、術前説明も電話でしているから、と言われ安心しました。また、オペ前日看護師からオペが終了したら電話して欲しいところがあるか聞かれました。自分で連絡するつもりでお願いしませんでしたが、オペを受けた日はスマホを触る気力どころかまぶたを開ける気力すらなくて頼まなかった事を激しく後悔したのですが、翌日の昼ごろ母にLINEしたら「昨日夕方先生から電話きたヨ」と返事がききました。今回コロナ禍での入院だったので、立ち会い不要となったのか、通常時でも身内が近くにいない場合は柔軟に対応してもらえたのかは？ですが、この時期の手術入院でかえってよかったです。立ち会いの件以外で気がかりだったことは、入院中の売店利用でした。他の方々のブログで病院によっては病棟から出ることを禁止されているところもあると知りました。足りない物があっても売店に駆け込めないなら困ると思っていたのですが、禁止されてませんでした。洗濯物や着替えの交換は看護師さんを通して行うのですが、病棟にはコインランドリーもありますし、今回はパジャマレンタルしたし、何より入院期間も短くで問題なしでした。なのでコロナ禍での入院でこまった事はなにもなかったです。唯一残念だったのは他の患者さんとの交流が全くなかったこと。デイルームも飲食歓談は禁止だったのは当然として、なるべく出歩かないよう言われていたからか相部屋は私が入った部屋だけでなく、どの部屋も皆カーテンを閉め切っていました。部屋に最初に入る時のあいさつすら交わさず、誰とも話さずに（共有スペースですれちがっても会釈のみ）終わった入院生活でした。コロナ禍でない入院生活なら静岡がんセンターの時のように色んな人とお話しできて、その後も連絡と取り合うような病院友ができたのかな？がんセンターの場合はがん患者しかおらずで女性専用フロアだったから「私は乳がんだけどあなたはどこのがん？」なんて話しやすい雰囲気があったけど、総合病院で色んな診察科に混ざる男女兼用フロアだとそれは難しいのでしょうね。
13Apr
- 私と子宮の黒歴史
  子宮筋腫のため4月5日に山梨大学医学部附属病院で子宮＋卵巣＋卵管を摘出した富士子です。本日術後8日目昨日のブログで術後の経過絶好調と書いたのですが、昨晩からお腹が痛みロキソニンにお世話になってます。いつもは朝ドラ見たらすぐテレビ消すのですが、体調が優れずそのままにしてゴロゴロしてたら「あさイチ」が子宮特集だったので観ました。生理や子宮の病気で苦しんでいる女性は年齢問わず多いのだと改めて痛感しつつ、自分の子宮との黒歴史（？）振り返ってました。小学6年で初潮迎え、数年は周期不安定ながらも痛くも痒くもなかったのに、周期が整い出した大学生から生理が重くなり、ひどい時には救急車で運ばれたことも・・・。産婦人科の診察台を恐れて行かない人も多い中、私の診察台デビュー２０歳です。恥ずかしいよりもこの苦痛から逃れられる方が重要で、いい産婦人科があると聞けばせっせと通ってました。20歳代の頃は子宮内膜症を疑い色んなところで検査受けたけど問題無し。生理痛のつらさを一生懸命に医師（男性）に伝えるも、妊婦で混んでいる病院で検査で異常のない若い娘の話に熱心に耳を傾けてくれる人はいませんでした。今ならピルとか処方してもらえるのでしょうけどね。生理の時以外にも寝ていたら突然お腹に激痛が走ったことも何度かあります。今思うとアレは卵管が一瞬捻れたのかと思うのですが、痛み止めを飲んで収まる間の間、布団の上で「痛い痛い」とわめきながらじぐるっていることしか出来ませんでした。※「じぐるう」は静岡の方言らしいのですが、痛みにのたうち回ることを言います。その後30歳代中盤で生理痛は落ち着いてきたのですが、排卵痛があったり、子宮筋腫が着々と成長して先日のオペに至ったわけです。こんな感じで若い頃から子宮の不調があったので、私はがんになるなら子宮だろうと思って検査は真面目に受けてました。そしたらノーマークの乳がんになってアレって感じでしたが。子宮とともに卵巣をとるのは50歳では当たり前かと思っていたのですが、今はそんな事はないようです。私の場合は乳がんやっているので、卵巣がんになるリスクをなくすためにも取りました。もう子宮がんも卵巣がんも心配する事はなく、痛い検査が必要でなくなるのは喜ばしいのですが、女性ホルモンが出なくなると更年期障害が一気に進む恐れもあるので新たな不安は出てきます。（卵巣摘出後のトラブルとか苦をつける事とかあさイチでもっと取り上げて欲しかった）一度も妊娠して使う事なく、どちらかと言えば不調を起こす原因として心よく思っていなかった子宮ですが、女性ホルモンの事を思うと今までだいぶ助けられてきたのだと思います。先日お別れした子宮に改めて今までありがとう、お疲れ様でしたと言いたいです。
12Apr
- 【手術跡写真有】子宮筋腫開腹オペから一週間
  こんにちは富士子🗻です。⭐️4月5日　山梨大学医学部附属病院入院⭐️4月6日　腹腔鏡手術で子宮＋卵巣＋卵巣を摘出⭐️4月9日　退院（入院期間は５泊6日）術後の経過がすこぶるよく、術後3日目から食後しかお腹も痛くならず、真っ直ぐ立って歩けていた私。入院中はオペ熱と思われる37度代の熱がずっとあり、だるさでトイレ以外はほぼ出歩かず大人しくベットにいましたが、退院後してからは熱も下がり元気に過ごしています。術後一週間を記念しブログ最後に傷跡のサービスショット公開したいと思いますが、まずは退院してから今日までの振り返りを9日（土）術後4日目・退院1日目あまりの回復力に彼も私も拍子抜け！伊奈ヶ湖一周歩けてしまった💦10：30ごろ彼氏が西病棟2階の入り口まで迎えに来てくれました。キャリーバックを引いて彼の元に向かう富士子。5日ぶりの感動の再会になるかと思いきや、彼の第一声「何でこんなに颯爽と歩いてくるんだよ！」ふらふらヨタヨタと出てくると思っていたようで唖然とした顔してました。気持分かります。だって私自分がビックリしてるのですから。退院は早くても週明け（平日で彼は会社）だろうから、1人で帰る作戦を入院前に立ててました。病院から車で10分なのでタクシーを使う事にして、もしアパート階段でキャリーバックを運べる体力がなかったら、貴重品だけ出してバックは階段裏に隠して置いて彼が帰宅してから運んでもらおうとかね。さて、彼は一刻も早く家に連れ帰り休ませようとしてくれたようで、車に行ってみたら昼食用にとセブンイレブンのラーメンが2つ既に購入してあったのですが、そんなに元気ならそれは夕食にまわしてドライブがてら昼食を食べて帰ろうとなりました。山梨の春は桃源郷と言われてますが、桜や桃だけでなく、入院前はまだ咲いてなかった🍒の花も咲き出してその通りです。🍒の花です↓↓↓彼も富士子もお出かけ好き性分、この日も花見をしながらどんどん車を走らせているうちに南アルプスの麓にある伊奈ヶ湖までやってきました。せっかくだから降りてみようとなり、湖畔の遊歩道を散策。きつくなったら休憩しながら歩こうと思っていたらサクッと歩けてしまいました。術後歩いた方がいいとは言われていますが、キャンプ場のある公園の遊歩道を退院日に歩いてしまうとは自分でも思っていませんでした。乳がんや再建手術の時も感じましたが、術後の経過は個人差が大きいですね。子宮筋腫手術を経験した方たちのブログ拝読させて頂きましたが、退院しても思うように身体動かない人も多かったので、本当にありがたいです。私の経過は他の人には参考にならないでしょう。前の時も「富士子さんのブログで予習してたけど、ぜんぜん違った。元気すぎだよ」とクレームをもらったことあります（笑）。10日（日）術後5日目・退院2日目連チャンで花見お出かけ昨日夕方まで出歩いてしまったので、今日は家で大人しくしてるつもりでした。でも来週末行く予定にしていた清春芸術村の桜が満開と知り、来週まで持たないかもと迷ったあげく出かけてしまいました。ここは北斗市の桜の名所ですが、美術館や有名建築の集まったスポットでアート好き建物好きの富士子がずっと行って見たかった場所。そんなに広い敷地ではないのですが、作品や建物を隅々まで見ていたら脚が棒になりました。この日はさすがに疲れて退院直後に無茶しすぎたかなと思ったのですが、熱も上がる事もなく安堵しました。身体にとってはよろしくなかったのかもしれませんが、入院中廊下側の部屋で外の景色を見ることができなかったので、精神的にはいい薬となりました。11日（月）術後6日目・退院3日目天気いいのでシーツを洗ったりと家事しながらのんびり過ごす。足の疲れがまだ残っていてダルいので料理は椅子に座りながらやり、乳がん手術の時に使った弾性ソックス履いて過ごしました。本日12日（火）術後7日目・退院4日目長らくお待たせ致しました。手術跡の公開です。赤マルで囲んだ箇所が腹腔鏡をいれた跡です。ちなみに下の写真の曲線は2019年9月の乳房再建手術の傷跡このラインでメスを入れてお腹に肉を切り右胸に移植しましたが、先ほどのお腹の写真見てここに傷跡があるなんて気づきましたか？当初開腹手術で子宮を取り出す計画だった時はなるべくこの傷を使ってやってもらえる予定でした。子宮筋腫開腹オペは普通は縦にお腹を切るらしいのですが、少しでも傷跡を減らそうとの病院側の配慮ですが、腹腔鏡手術になりさらに傷痕は目立たなくなりました。さて現在の体調ですが、お腹は時折痛むことも無いわけでないのですが、外科手術で切ったというより生理痛の前触れのような鈍い痛みです。退院後も1日に何度か体温は測ってますが37度を超えたことはありません。現時点での気になる事と言えば不眠気味な事のみ。入院中は痛みや頻尿でよく眠れず家に帰ってきたら熟睡できるかと思っていたのですが、ずっと眠りが浅く夜中に何度も目が覚めます。日曜日にあれだけ歩いたので疲れて眠れるかと思ったけどその晩もダメでした。そして昨日も今日も昼寝できる環境なのにちっとも眠くなりません。入院前から不眠気味の傾向があったので、これは更年期障害の一つだと思います。だとすると子宮と共に卵巣を取って女性ホルモンが出なくなった今、これからもっと酷くなるのかと考え出す不安になりますが、変に悩みすぎず様子を見ながら付き合っていきたいです。今回の入院手術のようにいくら予測して準備万端にしてもアレ？大丈夫だったと言う時もあれば、思いもよらないところでアクシデントあったりすることは半世紀の人生でたっぷり学んできました。未来のことに思い煩うより今のこの時、山梨で過ごす初めての春、再就職までののんびり生活満喫します。長ーい記事にお付き合い頂きありがとうございました。明日からは入院時のものや山梨医大病院での入院生活についてまた書いていきますネ。